魔法のぼかし肥do_no部 1 本格的に始める前のプチ実験
はじめに
noteで見つけた、草から堆肥が作れるという耳より情報。
おりしも我が家の庭は、勝手に生えてくる草、敷地の外に飛び出すヤンチャものなどなど、歩く場所さえ確保が大変という状態。
おお、これはやるしかないでしょ!
始めるうちに、耳より情報を最初に発信したannonさん、途中からフルパワーで参加したうずまきさんでチームが結成され、トライ&エラー、笑い&笑いのうちに、3名とも無事、もしかしたら世界初の土嚢袋草堆肥の仕込を終了しました。
そして、ぼかし肥プロジェクト始動
6月7日。
「土嚢袋でぼかし肥を作ってみよう」
という指令が下りました。
おう!望むところ。
ところが…
うわー。始める前から本気度を試されているー。
送られてきた糠には、そんな意図が込められていたのか。
自由度が高かった草堆肥の時と違い、ぼかし肥仕込みにあたっては、いくつかの条件が課せられました。
個人的にプレッシャーとなったのが、以下の2点。
1週間後くらいにほぼ一斉にスタートすること。
土嚢袋一袋の半分程度に収まる量にすること。
必ず土嚢袋の中で発酵させること。
土嚢袋半分とは、多いなあ。
糠だけで作ってもいいと、annonさんは言ってくれたけれど、annonさんもうずまきさんも、どうやらいろんな材料で仕込むことを考えている様子。
私だけ糠オンリー?それはないよね。
いろいろと考え、調べた挙句、我が家の日常生活の中で調達できる材料を1週間集めて、次の週末に仕込む方針を立てました。
始める前に、まず実験
でも、私が考えた材料は、糠を除き、annonさんの記事に書かれている「材料として使える代表的な有機物一覧」に含まれていないものばかり。
うーん。
これって、普通の発酵の経緯をたどらないかもしれない。
そこで、標準的な発酵をまず経験しておこうと、実験をすることにしました。
仕込みは6月11日。
材料
紙の米袋
糠
納豆のネバネバを溶かした水
水
米袋に良さげな量の糠を投入。
バケツに移動し、重さを測る。→糠1.2kg
納豆液を入れて撹拌。
少しずつ水をいれながら撹拌。
握るとほろりと崩れるくらいのかたさに。
米袋に糠を移動。
あ、重さを測るのを忘れた。もう一度バケツに戻し、計測。→水500g
今度こそ、米袋に材料を戻しいれ、口を縛って終了。
最初から、土嚢袋を使う、というルールからはずれてしまいしたが、まだ実験段階だから見逃してくださいね。
米袋を使った理由。
材料が少なくてすむ。
もともと米袋。これなら虫も来ないだろう。
紙だから、一応通気性もある。
室内に置いておける。
毎日撹拌するのが楽。袋の口を開け、空気を入れ替えて縛り直し、シェイクすればいいんじゃないかな。
本日のまとめ
ぼかしの材料は、窒素が多く、炭素が少ないものを選ぶ。今回は糠。
発酵を促進する菌類を入れてもok。入れなくてもok。今回は納豆菌を投入。
水分含有量は全体の4割程度。今回はギリギリ合格かな。