日本語しか話せなくても楽しめるベトナム1人旅の勧め 1,ホーチミン観光編

2023年2月21日 20:35

「日本人ですか？」
２０年ほど前、タイバンコク国際空港入国管理審査の列に並んでいる時です。後ろから日本語で話しかけられました。振り返ると大人しそうな青年が不安そうに立っています。
「実は初めての１人旅なんです。わからない事ばかりなので入国までご一緒しても良いですか？」との事でした。詳しく話を聞いてびっくり！その人北九州市出身だったんです。転勤で当時は川崎在だそう。
「なんで１人旅を計画されたんですか？」質問すると「川崎住まいを始めてから彼女ができたんです。でも最近その子にふられちゃって。嫌いになった理由を聞いたら『あなたはぜんぜん面白くない』と言われて…。悔しいから無理してでもいろいろ体験して見返してやろかなと。ただ、1人旅の事なんにも知らないんです。英語も全くしゃべれないんです。」
この頃はスマホ・タブレットは存在しませんでした。また当時タイ国際空港は、今のスワンナプームではなくドムアンという小さな空港だったです。
入国審査を通過し市街地まで行きます。ただ空港から街中まで行くにもタクシーか乗り合いバスしかありませんでした。「私は駐在日本人街のあるスクンビットにホテルを予約しています。一緒に行きますか？」彼に聞いてみると
（↓バンコクの日本人街スクンビットの説明サイトです。）

「実はまだホテルも予約していなんです。出来れば旅の情報がつかめるバックパッカー街『カオサン』に行きたいんですが」の返事。結果、タクシーでスクンビットに行く途中、カオサンまで彼を連れていく事になりました。
（↓カオサンの説明サイトです。）

後日彼からメールが来ました。「結局カオサンでも日本人の人を頼ってばかりでした。自分が情けないです。」かなり落ち込んだ内容でした。
初めての１人旅は１回しか出来ません。それだけに人生観が変わる程、大きな刺激をもらえます。そんな初めての海外１人旅経験にちょっとだけ参加できて店主も幸せになりました。今でもその時の事は懐かしく思い出します。

せっかくなので、女性でも・日本語しか話せなくても！楽しめるベトナム１人旅ご案内します。

日本語しか話せなくても大丈夫！初めてのベトナム１人旅ご案内◆ホーチミン・空港・ホテル・観光

（情報はコロナウィルス世界的大流行前２０２０年当時のものです
。今は大きく様変わりした街もあると聞きます。再度の情報収集をお願いします。）

ベトナム旅で最初に訪れる街としたら『ホーチミン』になると思います。
まずはホーチミン1人旅のお勧めです。

★空港両替え

まずホーチミンタンソンニャット国際空港に到着したら空港両替所で少量の両替えをします。空港内に３か所ほど両替所があります。（最近はだいぶ良くなりましが、空港は両替レートが高いので、ここでは少額の両替をお勧めします。）
（↓タンソンニャット両替所説明サイト）

★空港から街中へ移動

ホーチミン、タンソンニャット国際空港から街中まではタクシーかバスを選べます。
（↓タンソンニャット空港から街中までの交通手段）

店主はいつもバスを利用しています。出発前に運転手に宿泊先の住所を伝えておくと最寄りの駅でおろしてくれます。
（↓バス内）

運賃は２０，０００ドン（２００円）でした。

バスが不安な人はタクシーを使います。＊注意点＊タクシーは以下の２社以外は使わないほうが良いです。
◇マイリン

◇ビナサン

この２社以外のタクシーは、ぼったくり等が多くみられます。それなのになぜか空港を出て一番いい場所にぼったくりタクシーが陣取っています。マイリン・ビナサンの控え所が空港を出て左端にあります。そこに案内係が常駐していますので、その人に宿泊先ホテル名＆住所をつげるとホテルまで連れて行ってくれます。空港から街中までの料金は８００円（８０，０００ドン）から１，５００円（１５，０００ドン）程です。