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【たわごと#268】宿題に意味があるとかないとか

ちょっと前に「宿題には意味が無い」という話をネットで見かけた。そんなことは無いだろう、と思ったものの、意外と「宿題をちゃんとやってたから賢くなった」なんて話を聞いたことがない。そもそも頭のいい人が宿題について語ってるのを聞いた記憶が無いし、私自身も宿題のメリットを感じたことがない。言われてみて気がついたけど、宿題をやる意味ってなんだろう。子供の頃だったらこんな事、絶対言えないな。

そもそも宿題を出す意味って何か調べてみたら、色々な記事があり、現役の学校の先生の意見もたくさん見つかった。やっぱり生徒や親に聞かれたりする事もあるだろうし、学校の先生も何を宿題に出すかは色々考えているようだ。

宿題を出す主な理由は、家でも勉強する習慣をつけるためというのが多かった。そして特に漢字の書き取り、計算練習といったものは毎日やる事で確実に力が着くので生徒が成長を実感しやすいし、それを繰り返すことで家で勉強する習慣ができるというのが狙いらしい。まあなんとなく理屈は分かるけど、偉い人が辻褄だけ合わせた感じがしてしまう。むしろ家でちゃんと勉強する真面目な子がちゃんと宿題をやってるイメージしかない。

色々考えてみたけど、確かに宿題が無くても世の中そんなに変わらないかもしれない。唯一役に立つかなと思えるのは、社会人になった時に色々と出てくる課題をいかに効率良くこなすか、というのには役に立つかもしれない。夏休みの宿題なんかも、計画的に仕事を処理する経験にはなると思う。ただ残念ながら教育サイドはそういう意図は全く無いようで、計画の立て方なんていうのは教えてくれないし、人によっては悪い事のように言われそうだ。働き方改革で一番求められてる能力だと思うんだけどな。

世界を見ると、宿題がない方が主流らしい。でも宿題がある方が成績は良い傾向があったりして、何が正解かは難しいようだ。考えてみれば日本でもゆとり教育ってやつがあったけど、成績が伸びた子もいれば落ちた子もいて、何やかんや言って昔やってた詰め込み教育や宿題はそれなりに重要なんじゃないかって流れになっている。宿題に直接的な効果が無くても、ある程度学校から負荷をかけられるのはメリットがあるってことなんだろうな。

教育って難しいね。

#たわごと #日記 #宿題 #ゆとり世代

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