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日記No.5『推し武道の話と、好きな物はどう好きか言わなくちゃ』

今回は推し武道の話をします。春アニメが始まる前には投稿したいと考えており、実は1週間くらい前に書き始めていました。


さて、タイトルでも略称を言ってしまいましたが、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』、以下推し武道は凄く好きで毎週楽しみに見ていたアニメでした。

この作品の面白い所は、ほとんどがオタク視点で描かれており、オタク特有のめんどくさい拘りやプライドを見せながらもどこか共感してしまい、そして何よりもオタク達が推しを前にして活き活きとしているところだと思います。地方の地下アイドルという活動範囲の狭さがオタクとの距離感を縮め、そこからアイドルとオタクとの確固たる関係性を生んでいるのだと思います。前にも地下アイドルが題材のアニメを見た事がある気がすると思い返してみたら、ゴクドルズだったんですけど、あれは扱いが難しいのでこれ以上は触れません。

アイドル視点で描かれている場面ももちろんあり、ChamJamのメンバーは、時には不穏な空気が流れる事もありますが基本的にはみんな仲が良く、中には友情以上のものが芽生えて・・・なんて思わせるシーンもあってアイドル好きも百合好きも満足できる内容であると思います。
この作品の主人公はえりぴよというガチオタで舞菜という子を死ぬほど推しています。そしてこの2人がまた不器用なので思い通りに会話が出来ず毎回勘違いですれ違ってしまいます。しかしそれがいい!本当は心が通じ合っているのに2人は気まずくしているのが面白い!

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少しだけ好きなシーンを挙げます。この場面は言ってほしいセリフをアイドルがスマホに吹き込んであげるというファンサービスで、えりぴよから「オタクではなく1人の人間として言って欲しい」と言われた際の舞菜の反応です。1人の女としてなんて言ってないんですけど、完全その気になっているのが可愛い。これまでの回で舞菜のえりぴよに対する気持ちを見た上でのこの反応だったので舞菜が愛おしくてたまりません。舞菜推しになろうかな・・・。

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これは年末最後のライブ終了後にあーやがファンに向けていったセリフ。あーやは正直な子なので他の子とは違って計算高い事が出来ないんですけど、これは推しを増やしそうな可愛いセリフだと思います。あとこの時の顔が良い。やっぱりあーや推しになろうかな・・・。

(今見返したら上2つは両方とも9話の内容でした。それだけ良い回だったという事です)

この2人って劇中で行われた人気投票でビリ2の2人なんですけど、その2人を好きになる辺り、私はあえて人気のない子を好きになるオタクになる気がしてなりません。おいしさ目当てでそういうオタクもいると劇中で触れていましたが。

まあ実際の所、現実のアイドルには一切興味が無いのでそうなる事はなさそうですが・・・。

でも2人が下位に沈んでいるのも本当に不人気だからではなく、色んな要因があるからなんですよ・・・というのは本編を見れば分かるので気になった方は見て下さい。ネット配信はFODだけなので今から視聴となるとFODか円盤を買うしかないのですが、推し武道を見る為だけにお金を払う価値はあると思います。ちなみに私はどの回か忘れましたが1話だけ録画をミスってしまい、一時的にFODに加入したことがあります。あれは悲しかった・・・。


推し武道を見て、やはり好きな物に夢中なのは良い事だ、と当たり前の事ながらそう思いました。好きな物は好きと声を大にして言うことは大事だと思います。こういう時だけはでかい声を出していいです。

最近好きな物は何故好きか具体的に言葉にしないと自分の中でどんどん風化していってしまうのではと危機感を感じていました。○○が好き!じゃあ具体的にどう好きなのか、ツイートでもいいしブログでもいいしとにかくアウトプットしなくてはいけないと思うのです。書いたって誰も見ない?誰かじゃなくて自分の為に書くんだ!自分で再確認して勝手に自分で納得すればいい!

私には普段アニメの話をする人が周りにいません。いないというのは1,2人だけとかではなく本当に皆無という意味です。だからアウトプットし表現する場所がネットしかないので今回の日記は推し武道の話をしたわけです。

私は好きな物の話だけしていたいです。世の中そんな楽しい事ばかりじゃねえ!もっと考えなければならない問題がある!などツッコミたい人もいるかもしれませんが、私はいちいちネットに書かなくても良い事は書かないだけです。その分好きな物の話をします。

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