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【諦めない執念】13歳でアメリカへ挑戦するも17歳で帰国!?日本の秘密兵器!内山靖崇のヒストリー#93

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。 
 今回は、「うっちー」の愛称で呼ばれている、日本人の内山靖崇選手についてご紹介です。
 この記事では、「日本の選手は世界で活躍できる?」と言う疑問に対して、内山選手が今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.10.23現在、2022.09.19ランキング・年表等更新)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

内山靖崇
200kmを超えるサーブを武器に綺麗なテニスを展開する。コンパクトなテイクバックからコントロールが良いストロークと安定感抜群のネットプレーが魅力。日本ハムファイターズが好き。

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「7歳テニスを始め、12歳でIMGへ留学!」

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2019年東京500で活躍する内山選手


 1992年8月5日北海道札幌市で生まれました。テニスを始めたきっかけは小学校2年世の頃に、母が趣味でテニスをしていたこと、テニススクールのチラシを見たことでテニスを開始しました。
 試合に出場し始めたのは、小学校3年生の頃で、5年生の頃には全国大会でベスト4、小学校6年生の頃には3つの全国大会で全て優勝しました。
 この結果により「盛田正明テニスファンド」(以下MMTF)からサポートを受け、中学1年生の夏(13歳の頃)に、IMGへ2週間滞在しました。IMGの施設や人数、外国人ばかりの環境に憧れたことで9月からIMGに留学を開始しました。
 ジュニアの国際大会出場は13.2歳で18.2歳までの活動中に73大会出場115勝70敗(勝率62%)の成績を残しました。この成績を残しても、MMTFが毎年選手に対する目標の結果を超えることができなかったため、4年後の17歳で拠点を東京に移しました。ジュニア最後の大会だった2010年10月大阪市長杯では、N.キリオス、K.エドモンドらを下して優勝したことがプロへ進むことに自信を持って決意できるきっかけとなりました。

「日本を拠点にプロ活動開始!」

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24.6歳京都Cでチャレンジャー初優勝

 アメリカでの留学を終えジュニアの活動と並行しながら日本でシニア大会にも参加をしました。2009年、2010年は7大会全て日本の大会に出場し、4月のフューチャーズでは17.8歳でシニア初優勝を達成しました。
 プロ転向をした2011年からは、積極的に外国の大会へ参戦をしました。22大会の参加で16大会(72%)は外国のフューチャーズとチャレンジャーへ挑戦をし443位までランキングを向上させました。

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「23.1歳ツアーデビュー!」

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26.10歳GSデビュー

 ツアーデビューを飾ったのは2015年23.1歳でした。2015年は3月の甲府Fの準優勝、筑波Fで優勝し、この後のフューチャーズでは3大会連続決勝戦進出(2大会優勝)をしました。
 夏のシーズンは7月レキシントンCで決勝戦へ進みましたがチャレンジャーではいい結果を残すことができませんでした。9月クアラルンプールで予選を勝ち上がりツアーデビューを果たしたのは23.1歳でした。翌月の東京500はWCで参加することができましたがランキングは251位とTOP100までは少し遠い順位でした。


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 ランキング200位代を2013年~2018年頃の間突破することができませんでしたが、2019年はキャリア最高の年となりました。
 10月東京500でQFに進出したことで27.2歳でTOP100を切ると、その後の半月の間でキャリアハイの78位まで一気に伸ばしました。

 
 アメリカ留学で結果を出すことができず帰国した17歳の頃、ランキングをなかなか上げることができず、TOP100を切ることに時間がかかったこと、モチベーションが低下してても、根性で這い上がってきました。
 うっちーは「19歳や20歳のときにうまくいかなくても、あきらめないで頑張って欲しい」と子どもたち向けに語っています。うまくいかなくてもやり続ける大切さを内山選手から感じとることができます。
 A.カラツェフがロシアの秘密兵器であるなら、日本の秘密兵器は内山選手です。今後も諦めることなく情熱のこもったテニスで子どもたちに諦めない心の大切さを伝えるうっちーの活躍に期待しています。GS初勝利、ツアー初優勝など記録を次々と達成していく内山選手の活躍を楽しみにしています。
 

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。



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PS.IMG留学時代と、終えた後のキャリア初期のお話を伺いたいです!



〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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