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学生への補償を求める声が4,000を突破

新型コロナウイルス感染症の感染拡大による学生の経済的負担や精神的苦痛への補償を求めるキャンペーン「COVID-19で苦しむ学生への補償(支援)を求める運動」を早稲田大学に通う髙橋ゆいさんが4月13日に立ち上げ、4,000を超える賛同が集まっています。

このキャンペーンは、厚生労働省、文部科学省、内閣府に宛てられたもので、具体的には生活に困窮する学生への現金給付を含む補償と、帰省できない学生への配慮の二つを求めるものです。

キャンペーンには、様々なコメントが寄せられています。

「やはり、個人を救済する政策がなければ、この状況を打破できません。」
「バイト収入がなければ生活できない学生は多いと思う。 親元を離れ、狭い部屋に閉じ込められ、途方にくれる子どもたちの事を想像すると涙がでてくる。」
「カナダでバイト学生の娘は、簡単な手続きの一週間後に日本円で17万円振り込まれました。今後も継続して週単位もしくは月単位で給与補償される手続きを済ませました。生活費と学費を稼ぎながら学生を続けることを、外国人であっても尊重してくれる国と日本は何が大きく違うのでしょうか?」

新型コロナウイルス感染症の収束はまだ見えない中、各自治体の外出自粛要請や日本政府の緊急事態宣言による経済的・精神的影響は、見過ごせない状況となっています。かき消されてしまいがちな人々の声やなおざりにされてしまいがちな人々の状況に、耳を貸し、目を向けることが日本社会を支えることにつながるのではないでしょうか。

発信者の髙橋さんは、キャンペーンをこう締め括っています。

「社会的に力を持たない学生にも補償を求めるこの運動に、応援をお願いいたします。」