#くるりの20曲

先週のMV探索にて、

くるりの「ブレーメン」を紹介してからというものの、

※7thアルバム「ワルツを踊れ tanz walzer」収録。

「くるりの曲、やっぱいいな・・・」と思い、探っていると

この曲に出会いました。

〇琥珀色の街、上海蟹の朝

毎回アルバムはチェックしていたのですが、

2014年発売のアルバム「THE PIER」以降、情報が止まっており、

その間もベストや上の琥珀色~のEPを出したことも知らずに、

2018年の「ソングライン」まで更新が止まっていました。

※去年ライブも行っていましたが、情報更新されておらず。

しかもそのソングラインには、この歌は収録されていない!

ただ、良い意味でくるり、そして岸田繁さん"らしくない"シティポップの曲が最近の疲れた体にしみわたっていった。

「上海蟹食べたい。」

そして、アルバム「thaw」も発売。


〇くるりの20曲

そんな熱が復活した時に、

くるりの20曲というプレイリストも先週話題になっていました。

※くるりメンバー発祥。

ということで、20曲を出していきます。が、

くるりは、今までのフルアルバムでも12枚、シングルは31枚、EPにベスト数枚出ています。

まずざっくりと最初に軽く絞って、40曲。そこからの削り作業が地獄でした。

どうにか削って、25曲。

からの5曲削りが至難。もう2時間くらい悩みました。

そしてどうにか20曲。

悩んだ結果、思い出補正を優先した選曲になっています。この通りのセトリ組んでくれたら、後悔無し。

数少ない、思い出や曲の感想などと共に語っていきます。


1.グッドモーニング

5thアルバム「アンテナ」より。

昨年の京都音博の1曲目。

タイトルの様に朝の情景を浮かべる。

ので一曲目にセレクト。

夜行バスを使ったときに聴きたくなる曲。

アンテナは、かなり好きなアルバムで、その中でも一番好きな曲。


2.赤い電車

16thシングル。6thアルバム「NIKKI」より

なんかのきっかけで京急乗ることがあって、出発時の

「ファソラシドレミファソー」に一人感動した記憶。

朝、新宿に着き、喫茶店でゆっくりしたら、JRから乗り換えて京急で移動。

という、謎繋ぎも意識した選曲。どこに行くんでしょうか。

PVも好きで、打ち込みもあり。良い。


3.花の水鉄砲

再びアンテナより。

イントロのギターに惹かれながら、一定のリズム、音程のボーカルが淡々と進んでいく。

少しひねくれた感じがくるりらしさ。

昔も今も変わらず、音とリズムに乗っていました。

そーあいあいあいあいあいあー。


4.アナーキーインザムジーク

リアルタイムでくるりを追い始めるようになった7thアルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」。

聴き初めは、「うーん」という感じでしたが、聴くたびに良くなるスルメ盤。

オケ向きな曲が多い中、ロックにかったるく歌うのが逆に好印象。

そんな中で、~で結構と強気(なのか?)の歌詞も◎。


5.愉快なピーナッツ-魂のゆくえ

8thアルバム「魂のゆくえ」から

曲の取捨選択悩んでた当落ライン。

気づいたらtop20入り。この曲で当落は凄まじい戦いだったと改めて感じる。

アルバムタイトルに対して、曲自体のユルさがコントラストになってる。

魂のゆくえでは2曲目。手前の曲「LV45」のゲーム画面内外で起こる緊張感も、この曲を引き出しているのかもしれない。


6.Tokyo OP-ソングライン

12thアルバム「ソングライン」よりインスト曲。

これは、LIVE見た方が良い。

くるりがインストでやりたいことをぶち込みまくったような曲。

インストな分、ファンファンのトランペットも一段と輝いて見える。

インスト大好き人にはたまらない一曲。


7.ナイトライダー

くるりとリップスライムのシングル「Juice」収録。

公式の奴探したら、RIPのしか無かった。

ある意味では、くるりを知った初めての曲。

もともとRIP聴いていて、そこから、くるりにハマっていきました。

メインのJuiceも好きだけど、岸田さんボーカルのナイトライダーが好きです。

個人的には、リップスライムメインの「ラヴぃ」もおすすめ。

※演奏とコーラスでくるりが入ってます。


8.三日月

21stシングル。8thアルバム「魂のゆくえ」から

セトリとして考えたら、後半に入れるのが良いのかもしれないけど、しんみり系を後半に詰め込んでしまったので、ここ。

しっとりとしたピアノをバックに、一人で三日月を見た心情をつらつら歌っていく。

魂のゆくえがしっかり締まるのは、この曲があるから。

やっぱりいいアルバムだ。

改めて歌詞を見ると、東京→三日月のコンボも結構強かった気がするな...。


9.everybody feels the same

25thシングル。10thアルバム「坩堝の電圧」より。

Count Down Japan12→13の年越しで聞いたこの曲。思い出深い。

明るい曲調で2番のサビ終わりの曲名を言う所が好き。

タイトル通り「国は違えど、感じることは同じだ」と、語りかけるような曲。


10.Liberty&Gravity

11thアルバム「The Pier」より

昨年聞いたけど、ファンファンのトランペットが良い。

ぐにゃぐにゃした感じ(ベース歪ましてる??)のメロディーが不思議な雰囲気を醸し出す曲。

急に別の曲になる。引き出しの広さを感じる。

あそーれ。よいしょ。


11.ブレーメン

7thアルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」より。

童話のような歌詞に引き込まれる。オケ付きは圧巻です。

ワルツを踊れ自体、オケ向きの作品が多い。一本挙げるならジュビリーもそう。

前回MV探索でも紹介しているので割愛。


12.言葉はさんかくこころは四角

19thシングル。7thアルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」より。

出てくる言葉と思いの形は違う。ガッツリ好き!というわけではないけど、定期的に聞きたくなるし、歌詞が好き。

シンプルな歌詞、曲なのに、泣けてくる。


13.ワンダーフォーゲル

6thシングル。3rdアルバム「TEAM ROCK」収録。

ベストオブくるりの1曲目。ワクワクするギターのイントロ。

くるりっぷがきっかけなら、くるりを知ることになったのはこの曲。

旅に出ていくような陽動感、ワンダーフォーゲルだけに、空気の澄み渡った晴れ渡った日に山を登っているような明るいメロディと旅立っていくような歌詞。


14.How To Go

11thシングル。アルバム「アンテナ」より。

アルバムに入っている<timeless>バージョンが好き。

当時(2004年)加入していたDr.クリストファー・マグワイアの掛け声とともに始まるドラム伴奏バージョン(ドラム伴奏はさっき初めて知った)

Yeah, Go back home!のような掛け声とともに始まるゆっくりした曲。

流れる日常、いつもの景色は、いつか変わるときが来る。


15.ばらの花

7thシングル。「TEAM ROCK」より。

くるりの代表曲と言っても過言ではないと思います。説明不要です。

ジンジャエール見るたびに、この曲の切なさを思い浮かべます。


16.東京

1stシングル。1stアルバム「さよならストレンジャー」収録。

これも代表曲。後半に名曲をぶつけてみました。

東京の街に上京し、近くにいない「君」を思う気持ちを歌う。

「東京」名の付く曲、全て名曲説。あると思います。


17.琥珀色の街、上海蟹の朝

上で書いた通り最速で好きになった曲。

※好きすぎてもっかい載せる。

「上海蟹食べたい あなたと食べたいよ」のワンフレーズ。

youtubeのコメントであったのですが、

蟹を食べる=無言という図式が成り立つ食べ物。
「無言でも良いと思える人と言えることがホントの幸せ」(意訳)

という考察を見て、さらにこの曲が好きになりました。

実を言うと この街の奴らは義理堅い
ただガタイの良さには 騙されるんじゃない
お前と一緒で皆弱っている
その理由は 人それぞれ耐え抜くためには仰け反れ
この街はとうに終わりが見えるけど
俺は君の味方だ
引用:くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝

今の時世、響くものがあると思います。


18.BIRTHDAY

14thシングル。アルバム「NIKKI」収録。

最後のしっとり2曲へ向かうために、上海蟹と続けて明るい曲で。

誕生日、少しずつ大人になっていく希望をポップテンポで歌いきる。


19.ハイウェイ

映画「ジョゼと虎と魚たち」サントラ、「ベストオブくるり」収録。

映画もおすすめです。ジョゼへの愛しさと切なさが凄まじい。

ジョゼは心強さを持っている。

聴いているとどこか車で遠出したくなる。


20.奇跡

24thシングル。ベスト盤収録。

ハイウェイで本編終了。アンコールで奇跡。という選曲。

説明不要。今あることが奇跡の連続。

そういったことを忘れずに。明日からも頑張っていこう。


〇あとがき

プレイリストもapple musicで作ってみました。

ぜひ興味あればチェックください。

先にも書きましたが、選考に悩みました。

ワールズエンド・スーパーノヴァとか、

宿はなし、

Morning Paper、

ロックンロール、

リボルバー、

水中モーター、

カレーの歌、

Ring Ring Ring、

Superstar、

Bus to Finsbury、

恋人の時計、

ハム食べたい、

かごの中のジョニー、

さよならリグレット、

ジュビリー、

つらいことばかり、

リバー、

バンドワゴン、

等々、良いと思った曲がたくさんありました。

思いを語りまくり、気づけば4000字。

普段は1000字程度書くくらいで終わるのですが、その4倍分、ぎっちり書いてしまいました。

ここまで見てくれた中で、

くるり知らない人は、1人でも、これをきっかけで好きになってくれたら嬉しいし、

くるり好きな人は、改めて見返せるきっかけになってくれると嬉しいです。

20曲を選ぶのは難しい。

他のばでも、また頭を悩ますと思う。


〇あとがきのあとがき

Voの岸田繁さんがツイートにいいねしてくれた!

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