見出し画像

LV.3 募集前に、採用背景を理解しておく

こんにちは!
ちゃんちゃんです!
前回は、モンスト採用チームの立ち上げについてお話しました。今回は募集背景を理解しておくことの重要性ついてお話したいと思います。

募集背景を読み解くべし

一般的に採用活動には、二つの理由があるかと思います。一つめは、抜けたメンバーの補充。前任者の代わりに業務を遂行できる人を探すことです。もう一つは、新たなポジションへの人員確保。この場合、必ずしも現在いるメンバーと同じスキルや経験を求めるわけではなく、たくさんのパターンが存在します。例えば、今後活躍する人員を育成するためのジュニア採用、更に部署をレベルアップするためのスペシャリストの採用など…。募集するまでには、たくさんの背景があります。この背景を理解しておくことが非常に重要だと考えています。

なぜなら、背景を理解していないと、せっかく人材を採用しても、組織の向上に繋がらない可能性があるからです。例えば、本来は更に部署をレベルアップするためのスペシャリストを採用する必要であるが、現在社内にいるメンバーと同じレベルを採用してしまい、結局採用の目的が達成できない…などが考えられます。もちろん、採用のことだけを考えれば現場がほしいと思う人材を採用すれば良いかもしれませんが、組織全体にとっては、それでいいとは言い切れません。例えば、配属先が事業を撤退した場合、採用した人が他部署へ異動できる可能性はあるか、または新規事業にチャレンジできる人かなど、経歴とは別に、パーソナリティも見極めながらマッチングする必要があります。「一時的に人が抜けたので補充して欲しい」と言われたことに応える採用が一概に良いとはいえないのです。間に合わせのような採用は会社も組織も入社した人も幸せにならない…最悪の結果になる可能性が高いです。

では、どうすれば良いか?

僕も明確な答えを持っているわけではないですが、採用活動は三つの視点を持って行うことが必要だと思います。

一つめは、会社の視点。
会社が大切にしていることやどんな人がいるかなど、会社の「カルチャー」をしっかり把握することが大切です。

二つめは、組織の視点。
なぜその部署に〇〇のポジションが必要なのかを確認しておくことと、その組織にはどんな人がいて、なぜこの採用が”今”必要なのかを吟味します。(採用ができなかった場合、どうなるかまで想像します)

三つめは、個人(候補者)の視点。
そもそも候補者が会社と組織とマッチングするかどうか、を確認します。そのためには、採用担当が会社と部署のニーズを把握し、会社と部署の代わりに候補者を見定める必要があります。

この三つの視点を踏まえ、「丁寧さ」を意識しながら、候補者と入社前から入社後まで接点を持ち続けることで良い採用ができるのではないかと思います。

今日は各ポジションを狙う前に持つべき視点と確認事項に関して書いてみました。次は今回狙っていくポジションごと説明をしたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?