観念とヴィジョン

今日は久しぶりにオラクルカードを使ってみました。
使用したカードは以下のとおり。

・著:チャック・スペザーノ博士
・カード名:セルフ・セラピー・カード

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カードの説明

 本当に久しぶりですね。オラクルカードを使ったのは。何となくカードを引いてみようと思いました。このカードを使用する前に解説書の冒頭部分を読んでみました。以下は「このカードの基本的な考え方」より抜粋。抜粋箇所は『 』で表示。『神秘的な体験をした人々は、この世は夢や幻だといいます。もしこの世界をしっかりと見る眼があったならば、あなたのまわりの世界はあなたの心の内面を映し出している鏡であることに気づくことでしょう。 セルフ・セラピー・カードは、あなたの心の「気づいているところ」はもちろん「気づいていないところ」をも映し出します。そしてこのカードは、あなたが前に進むための手助けをしてくれます。 ものごとの解決の糸口が見えないときや、あなたの心の中に気がつかない原因が隠れているときなど、カードは鏡になって問題の根源を映し出してくれるでしょう。 また人は、苦しんでいるとき、恐怖心にとらわれているとき、何かを手に入れようとしているなどの状況にあるときには、この「現実」という悪夢から覚めることは困難です。そういう状態のときには、このカードに象徴されている光や、愛や幸せを体験するのは難しくなります。 しかし内面的な世界の隠された事実(ヒドゥン・ファクター)に気がつくと、自らの「気づき」を使ってより良い選択をすることができます。しかもそれだけではなく、癒しの原則に従うことで前に進むこともできます。 自分のパワーや自信がたかまるにつれて、自分の人生をもっと幸せな夢に変えていくことができるでしょう。悪夢から目覚めるよりは、幸せな夢から気づくほうが覚醒しやすいはずです。 このカードが、だれかにとって本当の助けになることができたなら―――たとえ、たった一人の人であっても———そして、それがもしあなただったならば、このカードを作った意味があったというものです。 あなたの本当の故郷への旅、つまり悟りへの道がやすらかに、かつスピーディーになることをお祈りします。チャック・スペザーノ 』

このカードは2つの組み合わせに分けることができます。
・ネガディブなカードの組み合わせ。被害者、人間関係、無意識の組。
・ポジティブなカードの組み合わせ。ヒーリング、ギフト、恩恵の組。
 そして自分の引き方は、ネガティブなカードから1枚、ポジティブなカードから1枚を引く方法を使用しました。ポジティブなカードはネガティブなカードに対する答えや解決法として見ます。
 引いたカードは以下のとおり。

ネガティブなカード(1つ目のカード)

 ネガディブなカードの組み合わせから引いた1つ目のカードは、
 観念(BELIEF)
『このカードの意味:過去からの固定した考え方であり、自分の世界を形作り、行動に影響を与えるもの。

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 「観念」とは、凝り固まって柔軟性を失い停止している思考のことです。「観念」によって、私達が何を見るか、どんなふるまいをするかが決まります。世界をどう見るか、見方を決めているのが「観念」です。自分で意識している「観念」もあれば、潜在意識下の「観念」もあります。いずれにしても私達に影響を及ぼしていることに変わりはありません。身のまわりに起きる事はすべて、それが起こりうると信じる「観念」があるから起きるのです。それが起こりうると信じる「観念」がなければ、何も起こりません。
 肯定的な状況からも、否定的な状況や、トラウマ(精神的外傷)からも「観念」は生まれます。私達はある出来事が起きた、その結果として、ごく一般的な決断をします。そして時が経つにつれて、そういう考え、決断は自然に強化され、「観念」が作られるのです。
 たとえば自分は親や愛する人から拒絶されたという「解釈」や「判断」を経験すると、「自分は人から拒絶される人間だ」という「観念」ができます。そのせいで、家族や友人や上司や恋人から拒絶されるのではないかという怖れを持ったり、さまざまな形でそのことが行動として現われるでしょう。
※この「観念」を埋め合わせようとして、頑張りすぎてしまうことがありますが、それはかえってあなたの魅力を失わせることにもなり、その結果拒絶されることになるかもしれません。
※クールで冷静沈着で、自分は拒絶されることなど全く気にしていないようなふりをするかもしれません。これもまた、人を遠ざけて距離を作ってしまいます。
※どうせうまくいくはずがないと思って、初めからなんの努力もしないと、まだなにも試していなくても、拒絶されたという感じはさらに強くなることでしょう。

———このカードが出たら―――

 このカードをひいた人は、古い「観念」から自由になるために、新しい選択をすることが求められています。
 ネガティブな「観念」を手放して、ポジティブな「観念」を選択するたびに、新しいレベルでのポジティブな解放感と成功が訪れることでしょう。「愛」「人間関係」「健康」「お金」「男と女」などの分野で、私達の持っている「観念」の数は何千個にものぼるかもしれません。
※もし自分の持っている「観念」に気がついているなら、自分自身にこう言うだけでいいのです。「私はもうこの「観念」はいりません。私が今選ぶのは…………です。」
※もし潜在意識下の「観念」ならば、質問してみましょう。「こういう状況になるということは、私は自分についてどんな「観念」を持っているのでしょう」「私が人生について持っている「観念」は…………?」「愛情や人間関係に関しては、どんな「観念」を持っているの?」「男とはこんなものという「観念」があるの?」「女とはこんなものという「観念」があるの?」
※あなたに「しなければいけない」という「観念」があると、それがポジティブなことであっても、「しなければならない」ということが期待感になり、自分に要求してしまいます。そうなるとあなたにとっては犠牲的行為をすることになったり、また反対に自分に要求しすぎるあまり、その行為をするのを拒否してしまうかもしれません。

 この世は「観念」の世界であり、私達は成長してより高次の「観念」を持ちます。やがて「観念」や想念などをすべて超越し、地上にいながら天国にいるような体験をするようになるのです。

ポジティブなカード(2つ目のカード)

 ポジティブなカードの組み合わせから引いた2つ目のカードは、
 ヴィジョン(VISION)
『このカードの意味:ひらめきの連続。創造性のおもむくままに任せること。自分自身を全面的に与えること。ポジティブな未来が現在を方向づけること。スピリチュアルな現実を見ることによってもたらされる癒し。』

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 ヴィジョンのカードは個人レベルのヴィジョンとスピリチュアルな(霊的な)ヴィジョンの2つのレベルで解釈できます。親指と中指でカードを挟んで空中にはじき飛ばして、床に落ちた時に表と裏のどちらが上になったかで判断します。私は表が下だったのでスピリチュアルな(霊的な)ヴィジョンでした。
『スピリチュアルな「ヴィジョン」の場合は、「この世」というひとつの夢、幻想を越えて、本来の現実の姿です。光と愛とスピリットを見ることができます。人々の肉体を越えて、その人の内なる光を見ることができるのです。これが最も早くて簡単な癒しの方法です。肉体を越えたところでは、スピリチュアルな現実しか見えないので、すべてが完全に見えます。そしてマインドの力は本当に大きく、この「ヴィジョン」を体験すると物理的な現実にも、真実と完全性が反映されるようになります。スピリチュアルな「ヴィジョン」とは私達の中にある聖なる部分を認識することであり、それゆえに通常の世俗的な知覚を越えたものです。

———このカードが出たら――― 

 恩恵のカードとしてこのカードを引いた人には、「ヴィジョン」がやって来ようとしています。「ヴィジョン」があなたに解決法を見せてくれます。そして「ヴィジョン」によって個人レベルではあなたの心を全面的に与えることができ、またスピリチュアルなレベルでも全面的に愛することができます。「ヴィジョン」の愛の力によってあなたは創造性のまっただ中に引き上げられるでしょう。それはあなた自身にとっても、身のまわりの人々にとっても大きな贈り物になるでしょう。個人レベルでは自分自身を全面的に与えるでしょう。愛があれば、あなたは深淵を跳び超えることができ、他の人達が後についてこれるように橋を残すでしょう。
 「ヴィジョン」の中にいる時には、いつでもあなたの人生の目的を思い出します。人生の目的とは個人レベルで見れば「人生で何をするために生まれて来たのか」ということです。そしてスピリチュアルなレベルでは「この人生でどういう在り方で存在しようとしているのか」ということです。そしてこのレベルで「ヴィジョン」とは、私達の心の故郷としての「天国」を思い出すことなのです。

まとめ

観念とヴィジョン。うーむ・・・。自分の中に古い観念があるというのだろうか。そしてヴィジョンがやって来るという。
ゆっくりとこの観念やヴィジョンに関して考えてみるのも良いかもしれません。




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