第3回情報リテラシー論

□ 検索エンジンの変遷と進化

今回は検索エンジンの中でも有名なYahoo!をピックアップし、検索エンジンについて触れていきたいとおもいます。

Yahoo!のサイトを見てみると多くの情報が綺麗にまとまっていることが分かります。実はこのまとめ方「人が見やすいと感じる限界は7つまで」という法則に基づいているのです。
このまとめ方はYahoo!だけでなく世の中の様々な所で活用されていて、認知心理学に基づいているだけあって大体のものが非常に見やすくなっています。

Yahoo!以外のサイトがどのようなまとめ方をしているのか興味があったので調べてみたところ、見やすいと感じたサイト(SHOPLIST・ZOZOTOWN・無印良品)は見出しなどが3〜5個にまとめてられていました。やはり、5個以内に収まっていると全体的にスッキリして見やすくなるのですね。


続いて、今回の本題である検索エンジンの話に入っていきたいとおもいます。

これは世界中のWebサイトの数を年別で示した表です。この表を見ると年々Webサイトの数が増加しており、2017年以降になるとその数が更に急増加していることが分かります。 驚くことに今では18億を越えるほどのWebサイトがネット上に存在しているのです。
これほどの数のWebサイトの中から1つのサイトを見つけるのは非常に大変なことですよね?そこで出てきたのが検索エンジンです。

Webサイトが年々増加するにあたってYahoo!・Google・Bingなどの検索エンジン会社や、サービスも続々と誕生しました。これによって、従来のネットサーフィンのように多くのホームページを転々と巡ってサイトを探すのではなく素早く簡単に的確に本命のサイトに飛ぶことが出来るようになりました。


次に、日本の代表的な検索エンジンであるYahoo!Googleの検索方法について簡単にまとめていきます。

Yahoo! =手作業(ディレクトリ型検索)
・スタッフが手作業で情報収集をし、カテゴリ別に分類しているため、質の良いWebサイトを検索できる
・SNSの普及によるWeb環境の変化やサイト数の急増加による人力での情報収集・登録作業の限界などが原因でサービス終了

Google=自動(ロボット型検索)
・データベースのプログラムにより1度に膨大な量のWebサイトを検索できる
・情報量が多く、目的のものとは異なる情報も表示されてしまう

検索連動型広告(リスティング広告)

「検索連動型広告」
リスティング広告。Webサイトをクリックする度にそのサイトの広告主に収入が入る仕組。

ページランク

「ページランク」
検索語に対し、的を得ている適切な情報を上位に表示する仕組。プログラムがWebサイトの情報を解析し、ランク付けを行っている。

最後に
今回の講義を通して、近年のWebサイトの急激な増加や、SNSの普及によるWeb環境の変化によって検索エンジンの手法も進化していることが分かりました。速度upや情報量の増加など以前よりもはるかに使いやすいものになっているのだと感じました。また便利になっている反面、不便だと感じる点も出てきているので、そこがこれからどのようにして改善されていくのかも見ていけたら良いと感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?