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都心で働く「シティ坊主」が教える、人生を豊かにする真の座禅とは !?【Flower Loop社/オンライン番組「世界レベチ図鑑 第3回」】

「座禅」とか「修行」って興味があったんです。なにか新しい世界が開けるような気がして。でも、実際は修行する機会はなかなかなくて。

なので、今回の「世界レベチ図鑑」の第3回目ゲストは、とても興味のある方でワクワクしていました。
※世界レベチ図鑑は、頑張り方がレベル違い(レベチ)の人を紹介する番組
どんな番組かはこちらの記事を参考にしてください。

「世界一絡みやすいシティ坊主」 深澤亮道さん

今日のレベチなゲストは、鎌倉時代から続く曹洞宗のお坊さん。
曹洞宗は、座禅をその教えの根幹にしており、全国15000以上のお寺があるのだそう。

ただ、お坊さんの深澤さんは、曹洞宗総合センターで、都内で坐禅会など精進料理のワークショップなどを開催して活躍しているそう。働く場所は、お寺ではなく、都心という「シティ坊主」

シティ坊主の深澤さんの夢は、「いつでも誰でも、座禅ができる空間を作ること」
禅Caféのような、ふらっと立ち寄れる場所。
座禅はまだまだ身近な存在ではなく、ちょっと遠い存在。それは、高級ホテルのラウンジで提供される珈琲のよう。もっと、日常のカジュアルなカフェでの珈琲のように生活に寄り添った存在にしたいと冒頭に語ってくれた。

シティ坊主になるまで

そんな禅を愛するシティ坊主の深澤さんがなぜお坊さんになって、都心で活動しているのか。
今日のMCのおふたり(BAYASHIさんとMISAさん)が聞いた。

―どんな学生時代だったのですか?
「高校では野球を3年間やって燃え尽きました。そして大学に進学したのですが、もともと小さい頃から「自分ってなんだろう、人生ってなんだろう」とどこかに心のしこりがったんです。それが大学の時に一気に溢れ出しました。その結果、ピアスを18個くらい開けて、髪の毛を伸ばしてました(笑)
(今のお坊さんとは別人の写真に、参加者から「別人!!!」とコメントが殺到。笑)
この時は、鉄仮面で繕った自分でしたね。自分を消去したいというような気持ちが強かったですね。」

―そんな学生時代を経て、どうしてお坊さんになろうと思ったのですか?
「いろんな本を読んだり、カウンセリングをしてもらったり、抜け出す道を模索していた。そんな時に仏教にであったんです。自分はお寺に生まれて、結局なるべくしてお坊さんになるのだとこの時悟りました。」

―ご実家がお寺ということで、ご両親からロン毛やピアスに関して注意はされなかったですか?
「それが、されなかったんです。『次はどんな髪型になるかしら』というよう反応でした。それは、放任主義ということではなくて、自分を認めてくれていたのだと思います。」

―修行の道に入って1年のところ、4年もしたということですが、修行はどんなことをするのですか?
「私は永平寺というお寺で修行をしました。修行というと、滝に打たれたり、火の中を歩いたりというイメージがあるかもしれませんが、実際は、特別なことはしません。朝は4時前には起きて、座禅、読経、掃除をして合間にご飯を食べて、夜10時半には寝るといった生活です。大学から修行に入って、3ヶ月くらいは慣れるまで大変でした。それは、会社でも同じことだと思います。」

―修行を通してどう変わりましたか?
「一つのことを丁寧にするようになりました。修行では『ながら』作業をしないのです。座禅する時は座禅。食事の時は食事。一つのことだけをすることが教えになります。それによって生活が丁寧になりました。
あとは、他の方の存在が大きかったです。自分一人では修行ができません。修行の同期は90人いたんです。常時150人~200人が修行をしていました。」


―修行中に一番大変だったことは?
「空腹、眠気、寒さなどがもちろんつらいのですが、一番はつらかったのは、『自分自身の欲深さ』でした。自分の仕事を他の人に任せて、ちょっとでも休みたいというエゴがでてくるのです。このエゴに気づいた時がつらかったです。
修行はある意味、苦しいことばかりでないです。衣食住が整っているので、慣れてくるとそこまで苦しいことでもないです。」

―イライラしたりとかはなかったですか?
「人間性がもろに出るので、ケンカなんかもあります。ただ結局は、決められた生活をするのでそんなことをしている暇はないですね。もちろん嫌いな人もいますが、その嫌いな人も同じ生活して同じように苦しんでいる。それを考えるとそのような人も認めないといけないと考えるようになりますね。」

―夢は、座禅のできるカフェのということですが?
「今はコロナの状況もあるので、オンラインで、お坊さんに相談できるサービスもやっています。そこに最近、同じ年代の人の相談がありました。それは、コロナ影響で将来の不安があり苦しんでいるという相談でした。その人もこれまで頑張って駆け抜けてきて、今漠然と不安に襲われている状況でした。そんな人たちに座禅を通して、休まる場所を提供したいと思っています。座禅は、厳しいものや頑張るものではなくて、休まる時間なのです。これをみなさんもわかってもらいたいです。」

座禅の新しいイメージ

座禅というものは、修行の一つでとても厳しいものだというイメージが私はあった。しかし、深澤さんの話を聞いて、それは間違いだと気づいた。
座禅はもっとカジュアルに取り組んでよいものだという新しいイメージができた。

そもそも、オンラインでお坊さんの話を聞くこと自体が新しい体験だった。
深澤さんも言われていた。
「今はお坊さんだからお寺にいないといけないとかそういう時代でもない。オンラインでお坊さんが話す機会も増えてきている」と。

当たり前はもうない時代。

頑張り続けるだけが人生ではない。変化が激しすぎる時代だからこそ、座禅のように、一つのことだけに集中する時間が必要なのかもしれない。
将来の不安から色々なことに手を出して、とにかくこなす日々になっていないだろうか?

「丁寧に生きる」

そのために、一つのことを大切にしてみることから始めてみよう。
ニュータイプのシティ坊主先生から素敵な教えを今日は頂いた。

毎回、色々な種類の「レベチ」が登場する番組「世界レベチ図鑑」
確実に毎回、少し人生を豊かにしてくれる。

「世界レベチ図鑑」第2回の記事はこちら


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京都のメーカー勤務のミレニアル世代。営業を経験後、現在は広報が主業務。事業マーケティング広報、組織変革、新規事業創出などコミュニケーションで人の役に立つことに取り組んでいます。最近ハマっているのはカメラ(特に動画)にハマってます。趣味はトレイルランニング(山を走るスポーツ)

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