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フィードバックの重要性

先日、大学四年生インターンが卒業する前に行った面談で以下のような話があった。

「叱られたのは、良い経験でした。もちろん褒められたことも。何が良くて何が悪いのか学生には分からないことばかりで、フィードバックを頂けたことで成長できました」

しかも、「遅い、通常は30分でできる、早くやって」と指示を出された時に「どうしたら効率が良くなるかを想像する」のではなくて、単純に手先のスピードをあげることに注力してしまうと話していたことも、私にとっては目から鱗。

「そんなの考えたら分かるでしょう」と思うことも、自分の経験値での話。20歳を過ぎて「大人」と思える大学生も、自分からしたら半分しか生きていないのです。分からなくて当然。大事なのは

1.フィードバックを与えること

2・具体的な改善案を出すこと

さてこれは、子育てにも同じことが言えるのではないでしょうか?何故か第一子には特に、お兄ちゃんお姉ちゃんとして見えがちで、
「お姉ちゃんなのにどうして我慢できないの?」
「お兄ちゃんなのにどうして出来ないの?」なんて禁止ワードを唱えがち。

でも実はまだ、生まれてから10年未満だったりするものです。
出来なくて当然、分からなくて当然。
どうして?頭で考えなさい、同じことを繰り返し言わないといけないのは何故?なんて思っている、凝り固まったお母さんこそが変わるべき対象なのではないでしょうか?

問題が起きた時は、何故、どこが悪かったのかフィードバックを与え、どうしたら良いのかを考えさせながら、善き方向に導くこと。

例えば、毎日宿題をしていない(問題発覚)→
それはいいことなのか悪いことなのか気づかせる、時にはやらないまま学校に行かせて様子を見る→
やらないと学校で問題になったり、勉強が遅れちゃうことを知る(フィードバック)→
どうしたらいいか考えさせる→
毎日勉強タイムを作る(改善)

そして、実は一番重要なのは「褒めること
ポジティブに褒めた時こそ、人間が気持ちよく成長できるとき!

「宿題できたね!計算ドリル1ページが以前よりも1分も早く解けるようになったね!正確性も上がったね!100点満点だよ!」

フィードバックを確認することで、
仕事に育児に、人生をより良くしたいものですね。





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