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ブランディングとは「企業の約束」だ

起業したばかりの企業でも、創業して何年も経つ企業でも、ブランディングが重要であることは間違いありません。

しかし、そもそもブランディングとは何でしょうか?そして、なぜそれが重要なのでしょうか?

米国のコンサルタントで「プロミス・キーパー」というニックネームで活動しているKristin Zhivago氏は、ブランディングについて通常とは少し別の概念で説明しています。

つまりブランディングとは、企業がお客様に対して守るべき約束です」という表現です。

ブランドキャンペーンなどではなくお客様に対して守る約束のことです。

例えば会社の製品がお客様の期待に全く沿わなかったりまたはカスタマーサービスがひどかったりするとそれは約束を守っていないということになります。

逆に製品が直感的にわかりやすく、しかもカスタマーサービスが優れていれば、それは会社が約束を守っているということになります。

こういった約束を守っているかどうかが「ブランディング」であり、例えば既存の顧客が見込み客に聞かれた際、この経験がプラスか、マイナスかということを伝える。これが「ブランディング」になるわけです。

例えば、「どうして誰かがこのタスクをうまくこなす製品を作ってくれないんだろう」と思ったことがありませんか?

そういった不満はどこかの企業にとっての市場機会となります。お客様の期待に最も答えお客様の不安を最も減らした企業が「レピート客」や「口コミの評判」を獲得し、それがすなわちその会社のブランディングとなるわけです。
逆に、売り出しの時に約束したことを何度も破る企業は、約束を守る企業にチャンスを奪われます。

こういった「一度した約束を守る」ということがすなわち企業のブランディングなのだ、と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

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