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ちゃこのVリーグ観戦記2020【8】

V.LEAGUE Division1 MEN
レギュラーラウンド
前半戦

202011月8日(日)
和歌山県・和歌山県立体育館
vs 堺ブレイザーズ

和歌山駅を降りて、昨シーズンまで和歌山大会で使用していた、ビッグホエールとは反対向きに歩いていくと、和歌山県立体育館がありました。
…なんか、時代が遡ったかのように感じた「昭和な」建物でした。ビックリ。

昨日のフルセット負けを、引きずらずに、切り返すことが出来るか、JTサンダーズ広島!
今日の和歌山はどうなった?!

25-22
21-25
23-25
15-25

セットカウント1-3で、敗戦。ポイントも取れず。
勝利を積むこともできず、5勝のまま足踏みして、3連敗となりました。

他の会場では、FC東京と東レがフルセット戦っていたり、大分三好とジェイテクトもフルセットまで絡れたり、と、新人や外国人助っ人や移籍のメンバーとチームが合ってきて、粘り強い、面白いバレーボールが展開されています。
JTは、4週終わった現時点で、5勝3敗。
順位は5位まで後退。
勝敗数では堺に並ばれていますが、1ポイント差でうちが上にいます。

スターティングメンバーは、
OH:山本将平キャプテン、陳建禎
MB:小野寺、中島
OP:八子
S:深津
L:唐川

…ここからして、やられた感満載です。
昨日フルセット戦って、アタック本数が増えすぎてて、トムがとってもお疲れだったんですよね。今日はスタメンは外れる、とは思ってましたが、まさかの「ベンチ外」。(試合前のストレッチなどのアップも全くしない状況だったので、故障絡なのかどうかは不明です。歩くのは普通に歩いてました。)
ベンチ外までは狙ってなかったと思いますが、トムをスタメンから外す、もしくはトムのアタック本数を減らす、のがゴードンの狙いだったと思いますから、まさに、相手の術中に嵌ってしまったと思います。

今日は、最初から、センターを多用してくることは読まれてて、相手ブロックにべったり付かれていて、攻撃が決まらない。
逆に、相手のセンター攻撃は昨日からつーつーに通過していて、ブロックシステムが作動してなかったです。これでは後ろでレシーブしてる者がツライです。

しかも、粘る姿勢はあって、ディグ頑張って、ファインレシーブが出ても、誰もカバーに行ってなくて、「(誰か…)」と思う間に、ポトンとコートに落ちる…ということが、今日は、1、2回ではなくありました。
誰か、じゃなくて。
声出そうやー!!えー!!💢

レセプションでも、唐川と将平が交錯する場面がありましたし。危ないですー。

チーム内のメンバーを横一線でスタートさせて、過去の実績ではなくて、起用する。
若手を起用するかどうかは自分の勇気次第、
と開幕前のインタビューで語っていた原監督。
ですが、明らかに今日のプレーは、コート内のメンバーがコンタクト取れていない(主力メンバーとサブメンバーとに分かれている)ことを露呈していた、と思うんだけど、どうなんでしょう。うーーーん。

これまでの堺のホームゲームは、応援団の声や会場の声が大きすぎてコートの中の声が聞こえない、という点で、嫌な思いをしたことがけっこうあったんです。コート外からうちらファンが、喉枯らすほど声出しした思い出も。
今年は「声援」は禁止されてますから、ファンが声出しすることは出来ません。その分、コート内での声掛けやベンチからの声は聞こえるんです。
ベンチ控えの選手は一生懸命声出してましたよ。
(一方、会場客席のこちらは、堺MCが煽る応援の声が耳に入るとハリセンの手も鈍ってしまう(それくらい、絶妙に、嫌な合いの手をいれてくるんです。このツッコミは、昭和な感じ、だよなぁ)ので、耳栓(高性能なヘッドフォン)をして、ロックガンガン聴きながら、コートガン見して、ハリセン叩いてました(笑)。おかげで、ハリセンは第2セット途中で使いものにならなくなってしまい、後は拍手のみになっちゃいました。)

トムがコートの中に居ないからと言って、うちに策が無かったわけではなく、相手の助っ人を徹底マークしてた、と思います。昨日はセンター多く使ってたから今日はそう来る、と思ってたし。
で、個々の努力で磨いてきたサーブも、良く決まっていた。
この状態がうまくいってて、トムがコートに居なかった今日も第1セットをちゃんと取り切ることが出来てました。
地力は高い!!
これは、自信持っていいと思います!

ただ、この後、です。

トムがコートに居ない状態で、堺はセットを失った。第2セットもうちが序盤からリードを取ってた。
すると、堺のゴードン監督は第2セット2-4でスパっと助っ人外国人を交代させました。
うち、リードしてたのに、13点のところで追いつかれ追い越され、そのままズルズルとこのセットを落としてしまいました。

対してJT。
第2セットだけでなく、第3セットもリードしてたとこから逆転されて落として、
第4セットにMBをナカジ→ヤスに替えて、やられっぱなしだった相手のMBの1つには対応したものの、結果、第3、4セットとも、サーブのミス、連携ミスが多くて、切り返すことが出来ませんでした。
…昨日負けていての今日です。セットカウント1-1になったところで動かず、そのまま第3セット突入したのは、どうだったか。攻めるサーブ。いいけど、失敗すると諸刃の剣です。第3セット終盤にうちが連続してサーブミスったのを、堺のファンは小躍りして歓声上げてましたよ(こういう時の「声」って止められないんだよなぁ)…。

これで全ての事が解決するわけではないけれど、
いつも思うことは、
バレーボールは「メンタルが強くないと」、ということ。
ボールを、床に落とさず、持ってもダメで、ブレて2回触ってもダメで、1・2・3回と味方で繋いで攻撃まで持ち込む。
この単純なようで、困難なルールの元でやるのに、「気持ちのブレ」「弱気」「驕り」は直ぐにボールに現れてしまう。
JTは心優しいヤングマンが揃ってて、みな真面目。責任を背負い込みやすい。
これは、練習を真面目にやってるだけではなかなか克服できないから、キチンとみんなで意識した方がいいと思う。

真面目だからこそ、
審判団が束になって無視してる、スクリーンやキャッチの反則を、許せないんだと思う。
自分のチームの得点になった時も、なぜ、このラリーの途中にあった反則を認めないのか、と怒っていた場面が何度もあった。
今シーズンからチャレンジ画像を会場で映さない(画像設備を全会場にきちんと設置出来ないことと関係あると思うけど)ことも、判定の密室性を高めていると思う。
チャレンジシステム導入したとしても、審判として研鑽を積むことが大切であることには変わりないのだから、そこはなんとかして欲しいです。

1試合1試合を大事に積み上げていくしかないです。ほんと。
アウェイでも足運んで、ソーシャルディスタンス守って、応援しますから!

来週は、松江市でのホームゲームです。
土日参戦予定です!

頑張ろう!JTサンダーズ広島!!

(ちゃこ)


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