noteを100日連続で書いてみて、私が得たものと感じた課題
今日でnoteの連続投稿は100日目になる。これまで30日・60日・90日といった節目に振り返りをしてきたけれど、100という数字はまたひとつの節目。
私はnoteを始めた日から毎日書いているので、 ちょうどこの記事で100記事目になる。
ブログ界では「まず100記事書け」論があるらしい。私もnoteでそれぐらいの数を書けば、何か見えてくるものがあるのかなと思っていた。
そこで今日は、これまでを振り返って私が得たもの・感じた課題をまとめてみようと思う。
<100記事書いてみて、私が得たもの>
◎記事を書くのが少し速くなった
私がnoteを始めた理由のひとつは、文章を書くスピードを速めたいから。ライターとしてのスキルを高めるためにも、毎日トレーニング代わりにnoteを書き続けているという面は大きい。
実際に100記事書いてみて、少なくともnoteを書くスピードは少し速くなった。これは嬉しい成果。
どうして速くなったかというと、やはり“基礎練”効果というか、毎日1,000文字以上書くことでの「慣れ」は大きいだろう。
それからなんといっても、何度かnoteで書いたように「音声入力」を取り入れ始めたから。 noteを毎日続ける上でいかに効率よく書くかを考えたところ、音声入力に行き着き、結果うまく活用できるようになってきた。
◎ネタ探しのアンテナが育った
このnoteでは思ったことや役に立ちそうなことを雑記的に書いているので、書くネタがない…と困ることはあまりない。
しかし以前よりは確実に、何か話題になることはないか?伝えられることはないか?というアンテナが立つようになったと思う。
Twitterでは140文字以下で直感的につぶやけるけれど、noteのような長文になると、ある程度自分の意見や考察も必要になってくる(と思っている)。
自分なりの見方や掘り下げ方が深くなったり、情報を丁寧に調べたり…テーマに対してしっかり向き合うようになった気がする。
◎自分の型ができてきた
最初の頃はnoteを書くにも「です・ます調」なのか「だ・である調」なのかで悩んでいたぐらい、手探りだった。
100記事書いていると、前置き・ 主論・まとめと、自分が書きやすい大まかな枠組みができてくる。 もちろんこれに当てはまるものだけではないけれど、なんとなく自分の型ができてきたことも成果のひとつ。
こういう型・感覚が身につくことは、仕事にも応用が利きそうに思う。
◎新しい出会い・つながりができた
今まで私の主な生息地はTwitterだったけれど、noteを始めてからこちらでも新しいつながりができたり、直接お会いするようなご縁につながったり、共同運営マガジンにお声がけをいただいたりと、世界が少し広がった。
また、他の人のnoteをよく読むようにもなった。他の人の文章を読んでいると、新たな視点や表現にふれたり、たくさんの魅力的な人を発見したり。日々、とてもよい刺激を受けている気がする。
◎書くことによるデトックス効果
私は子どもの頃から「書いて生きてきた」という感覚がある。思春期・反抗期には、どうしようもないストレスや感情の爆発を日記に書くことで処理していた。書くことは私にとって、間違いなく大切な生命線だった。
今はそんなことはないけれど、自分の中でもやもやしているものを外に出し、言語化して形にするということは、大きなデトックス効果があると感じている。
noteの記事を投稿した後の感情は、人によってさまざまかもしれない。私の場合、一言で表すならば「すっきりする」という感じ。これが適切な表現かはわからないけれど、私にとって一番しっくりくるのは「排泄」という表現だったりする。
自分の中に抱えているものをずっと溜め込んでは生きられない、外に出す=書くことで生きている。そんな感覚を再認識できた。
<100記事書いてみて、感じた課題>
△毎日時間がとられて負担になる
noteを毎日書き続けることは楽ではない。これは今までの振り返りの中でも 度々書いてきた。書くことが比較的「好き」と言える私ですら、負担でないと言えば嘘になる。
他にやることがなく、好きなだけ書けるような環境であれば別だろうけど、 仕事もあれば家事や子育てもある。その中で時間をつくって書き続けるのは、正直なかなか大変だ。
書くスピードを上げたり、自分の型をつくってみたり、アイキャッチだってある程度パターン化してはいるけれども、時短には限界がある。
今後100日を越えて書き続けるなら、この課題とどう向き合っていくかが大きいと感じている。
△「いい記事」はまだ分からない
ありがたいことに、100記事の中で2回、公式さんからのおすすめをいただけた。その2つの記事はやはりPV数・スキ数ともに多く、今も継続的に読んでいただけたり、フォローしていただくきっかけになっている。感謝。
とはいえ、どんな文章を書けばたくさんの方に読まれるのか、たくさんのスキがもらえるのかのカンどころは、まだまだ分かっていない。
noteのおもしろいところは、お役立ち記事だけではなく、感情をそのまま出したような、心に訴えかけるような(いわゆるエモい)文章が爆発的な威力をもっている。 あるいは徹底的に(いい意味で)オタクな文章。そういったものがnote上で愛されているように感じる。
とはいえ、自分に書けるかはまた別問題。 自分タイプに合う・合わないもある。せっかく100記事たまったので、近いうちに自分の傾向分析をしてみようかな。
△毎日書いていると薄くなりがち
毎日書いていると内容が薄くなりがち、という問題もある。私はひとまず「毎日書き続ける」ことを重視していたので、基本的に1,000~1,500文字程度にまとめるようにしてきた。
それぐらいの文字数で十分な内容もあるけれど、投稿後に「この内容だけじゃ物足りないかも」「まだ言うべき・ふれるべきことはあるよな…」と思うこともよくある。
もう少し質を高めた投稿にしていった方が良いのでは、という気持ちと、それよりもコンスタントな発信を重視すべき、という気持ちがせめぎあっている。これも今後考えていきたい。
△習慣になったとはまだ言えない
上で述べたように、毎日書き続けることは大変だ。 毎日noteを書くことは、まだ私の中で「習慣」にはなっていない。
毎日のTO DOリストには必ず「noteを書く」という1行を加えているけれど、100記事の時点では、当たり前のレベルには到達しなかった。ただ、連続更新を途切れさせたくないという気持ちで続けられている。
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さて、せっかく100記事たまったので、今日の時点でスキ数の多い順に記事を5つ紹介してみたいと思う。
▼【1位】5,424PV/493スキ(公式でおすすめされました)
▼【2位】2,030PV/85スキ(公式でおすすめされました)
▼【3位】556PV/77スキ(以前の固定記事。ブログは閉じてしまったので、リンクを修正しなくては…)
▼【4位】540PV/73スキ
▼【5位】506PV/54スキ
いつも最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
それでは、また。
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