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私と娘の、はじめてのインターネット

noteには「#はじめてのインターネット」というお題タグがある。

私がはじめてインターネットの世界に触れたのは、たしか小学5年生か6年生(1995〜96年)の頃だと思う。Windows95を使っていたのは覚えているので、たぶんそのあたり。

周りの同年代に比べれば(しかも当時の福岡)かなり早かったのではないかと思う。こちらのサイトによると、1996年の日本におけるネット普及率は3.3%だったらしい。私の父はシステムエンジニアだったこともあって、自宅のパソコンまわりの環境は比較的整っていたのだ。

友達が(先生も?)そんな世界を知らないのをいいことに、私は夏休みの自由研究にネット検索を活用していた。といっても検索で得られる情報は今ほど充実したものではなく、参考程度だったように思う。検索エンジンもYahoo!を使っていた。今調べたら、Googleの登場は1998年だったのか。


私はまだ小学生だったので、インターネットの登場がどんなにすごいことかは分からず、そんなものが家で使えるぐらいになった、との感覚だった。

当時は光回線などなく、ネット接続はとても遅かった。ぼんやりだけど「待つなぁ…」と思っていたような。だから、ネットって便利!という記憶はほとんどない。

それから月日が経ち、はじめてPHSを持ったのが高校2年生。(最近の人PHSって分かるのかな…というか、小学生の頃、友達はポケベル持ってた時代だよ…)メールというものが送れるようになって、また新たな世界が開かれた。



さて、娘にとってはじめてのインターネットはいつだろう。娘は2015年生まれ、今年で5歳。生まれた時には当然、すでにネットの世界は広がっている。

デジタルネイティブだよなーと思っていたら、なんと1996年以降に生まれた若者たちは「ネオ・デジタルネイティブ」世代とも言われているらしい。96年以降で「ネオ」を使っちゃったら、その先どうするんだろう…

娘がはじめてネットとかかわったのは、おそらくYouTubeやAmazonプライムビデオといった動画サービスだったはず。最初のうちはスマホやテレビはなるべく見せたくない!と意気込んでいたけれど、今ではさまさまである。

文字でのネット検索は使ったことがないが、話せるようになった娘は私のiPhoneでSiriを呼び出し、よく奇妙なやりとりをしていた。

娘「ぺいしゅりー(Hey, Siri)わたしはだーれ?」
Siri「(私の名前)さんです」
娘「ちがいましゅ!そのひとの、むすめですー!」
Siri「すみません、よくわかりません」

我が家にAmazonのEcho Show 5がやってきてからは、すっかりAlexaと仲良しだ。

娘「あれくしゃ(Alexa)、ドラえもんみせてー」
娘「あれくしゃ(Alexa)、(私の名前)さんにでんわ!」

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娘はそれが当たり前の世界に生きているし、買い物も「(ネットで)ちゅうもんして!」「あまぞんからとどいた?」と言う。

そういえばコンビニでも「きょうはぺいぺい(PayPay)じゃないの?」と聞いてきたりも。ほんと、イマドキの子だなーと思う。

娘がスマホを持つ頃には、また今よりずいぶん進化したネットの世界になっているんだろうな。私は新しいものが好きだし、そんな未来がとても楽しみだ。

それでは、また明日。



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