YouTube徹底理解

YouTubeは最強の集客ツールである。

なぜなら、

・YouTubeのアルゴリズムによって自分の動画に興味がある人を探してくれる。

・自分の人間性を発信することができる

・従来のオークションマーケティングではなく、質が良いものが上位にくるクオリティマーケティングで資本勝負ではない。

そしてYouTubeというのは共感、知識、憧れの3つに人が集まる。というよりそういう時代。

あるカフェのオーナーがいるとする。このカフェのオーナーがYouTubeで上記の3つについて発信するとするなら、

共感−カフェ店員あるある、自由主義

知識−オススメのコーヒー豆、コーヒーの歴史、自宅ではこういうコーヒー豆を挽いています

憧れ−カフェ店員ならでは朝から上質なコーヒーを挽きこんな有意義な時間を過ごせる、地方でカフェを開くとこんなに友達ができた

といった風になる。あくまで例。

YouTubeの秘密

YouTubeというのは動画を発信するクリエイターにお金を払っているかのように見えるが、YouTubeは動画につく広告枠にお金を払っている。

広告主がGoogleに広告費を払い、Googleがクリエイターに広告枠の場所代を払うといった流れである。

そしてYouTubeがクリエイターに求めている動画というのは、

①視聴者に長く留まってもらえる動画

②企業がなるべく多く広告出稿できる動画

クリエイターは面白い動画作りに専念しがちだが、ただ面白い動画を作ればいいというわけではない。

面白いから長くみる。長くみるから広告数が増える。広告数が増えるから収益が増える。
といった流れである。

よって、クリエイターが一番気にしなくてはいけないのは、チャンネル登録者数でも再生回数でもなく、視聴者維持率である。

まぁ、こんなに動画が溢れている現代の中で面白い動画というのは大前提であり、その大前提を踏まえたうえで視聴者継続率をしっかりと伸ばさなければいけない。

ではどうすればいいのか、

動画の作り方

これは動画の種類にもよるが、もし話し手となるのであれば、話し方というのは非常に大切である。そして誰が話すかによって全てといっても過言ではないくらい結果が変わる。

最初の15秒はどちゃくそアホクソ引くほど重要である。ここの15秒で気を引けなければ視聴者は離れていく。

どうするか、こうしよう。

必ず自己紹介やオープニングで自分の権威性をアピールする。それがどんなにニッチなジャンルであろうと。

むしろニッチなジャンルの方が競合が少ないため、そのジャンルを勝ち取れる。

そして権威性というのは、自分はこの分野においてスペシャリスト、元々◯◯で働いていた、などの説得力のある権威性をアピールする。

そして動画内ではテンションを上げ、物事をはっきりと断言し、キャロットフレーズを否定する。

キャロットフレーズというのは、みんなはこう言ってるけど俺は違うと思う、世の中こういう情報が溢れているけどあんなのデタラメだ、といった自分の情報に他にはない価値があることを示す。

タイトルの付け方

タイトルは非常に大切である。

上記の例に従って、カフェのオーナーがラテアートについて発信するとする。

よって、キーワードはラテアートとなり、ラテアートと検索した時に上位に表示されなければならない。

そうした時、キーワードは必ずタイトルの先頭に置き、数字や権威性を入れる。

ダメな例は

プロバリスタから学ぶ、ラテアート5つの基本!

これでは権威性と数字はあるが、ラテアートが後ろにあり上位に表示されにくい。だが言い方一つ変えると、

ラテアート5つの基本!プロに学ぶ!

これだけでCTRがかなり変わってくる。

CTRとはClick Thru Rate

YouTubeのおすすめに表示された時に視聴者がクリックする%である。

そして、もっと権威性と数字を入れるとするのなら

ラテアートの5つの基本!プロバリスタに学ぶ、10人中9人が5分でできた方法!

といった具合になる。

ただのタイトルだが、ここまでこだわるだけでCTRが38%増加したという研究結果が実際に出ている。

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