『パプリカ』と、こどものまちと、おばちゃんの浄化

先日、あるイベントの託児を担当し(本業は保育士です)、5人くらいの子どもたちと過ごした。部屋が広くて、大きなビーズクッションとかあって、子どもたちがリラックスしやすかったみたいなのか、のびのび過ごしてくれていた。

で、途中、4歳の女の子が、それはそれは透明感ある声で、歌を歌い出したのである。そしたら他の子も途中から一緒に歌いだすではないか。あまりの美しさに涙が出るかと思った。

「なんの曲?」と聞くと『パプリカ』

おお、これが噂に聞いていたパプリカ!

『パプリカ』NHKによる「2020応援ソングプロジェクト」のプロジェクト曲で、米津玄師作詞作曲プロデュース。オーディションで選ばれた5人組の子ども達、Foorin(フーリン)が歌って踊る。振り付けはシルクドソレイユの日本人初ダンサーなど。

2019年3月にボランティアで関わった10日間の「こどものまち」、その最終日の子どもたちの企画によるお祭りで、「お立ち台でパプリカを踊る」とあり、「今子どもたちに人気の曲なんだよ」と聞いていた。当日、お祭りの様子は見ていなかったので、結局どんな曲か知らなかったのだ。

で、遅ればせながら、子どもの歌ですっかり心洗われたおばちゃん(私)は、曲を調べてみることにした。すっかりハマり、振り付けを覚えた。

どうしても歌詞で泣いちゃうところがある。

私が名曲だなと思う曲は、生の喜びの裏で、必ず死を歌っていると感じる。生の輝きと死の尊さは同じなんだと、いつも思う。

この曲の浄化力、半端ない。

この曲で首肩の懲りが治った!

なんかの呪いが解けた。なんかがなにかは、わかっている。

それは私の人生にとって、すごく喜ばしいことだ。

その話はまた今度!