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【Twitter on note】福祉で扱うICTのススメ〜ITが奏でる革命の調べ〜

【Twitter on note】のシリーズは、私、鴇田陽介のTwitterに書いたものの中で、反響の良かったものを、より掘り下げて書いてみます!
※あくまでも私個人の考えです。エビデンスがあるものではなく、個人の考えによるものですので、ご了承とご理解を。

今回は「福祉で扱うICTのススメ〜ITが奏でる革命の調べ〜」という内容で記事を書きます!

□元になるTwitterの投稿

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□福祉とwebって仲良くできる?

「ITとかwebってどう使ったらいいかわからない…。」
福祉の現場で仕事をしていた時に、よく聞いた言葉ですし、コンサルタントになった今も、多く相談をいただく言葉です。

福祉の業界は、取り扱う情報の得意性(個人情報の機密性や扱う情報のセンシティブ性)から、他の業界と比較して、なかなか業務のICT化が進まなかった業界でもあります。

その為、現在の福祉にICTやwebの技術が入ることで、1〜2世代分の情報技術面でのジャンプが起きると思っています。

今日のnoteでは、「ICTの技術を使ってどんな事ができるのか?」「その技術が福祉に入るとどのようなことが起きるのか?」を書いていきます!

「福祉と仲良くなろう!」

□お話を始める前に…。

前提からお話します。
これから書いていくお話には、いくつかの用語が出てきます。
色んなサイトでいろんな解釈がされるので、ここではある程度言葉の意味を統一した形で書いていきます。

IT(Information Technology):情報技術(インターネットなど)そのもののこと

ICT(Information and Communication Technology):情報技術(インターネットなど)を活用してさまざまな人やモノをつなげていくこと

DX(Dijital Transformaition):企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、価値提供の方法を抜本的に変えること

lot(Internet of Things):家電などの「モノ」が人を介さずにインターネットに接続すること

いろんな解釈がある中で、僕なりに一番わかりやすいものを掲載しました。
ここから先の記事では、この定義に即して書いていきます!

□webやITの得意技って?

web技術やITの話をする時、「どうやって使ったらいいかわからない」と多くの人が話されます。

これ、あるあるネタなんです。

理由はとっても簡単で、「webやITがどんな特技を持っているかわからないまま、付き合おうとしてる」んですね。
「相手がどんな人かわからないまま、親友になろうとしている」みたいな状況です。

なので、相手のことをまずは正しく知りましょう。

【webやITの得意なこと】
①決められた作業を何度もこなすことが得意だよ!
②人間の何十倍も体力があるよ(基本的に無限に疲れない)
③地球の裏側にいても話ができる仕組みが作れるよ!
④今まで1時間かかったものを1分にできるよ!
⑤データを集めて、保存しておくことが得意だよ!
【webやITが苦手なこと】
①複雑すぎる人の感情は理解することが苦手なんだ…。
②新しい何かを作り出すことはあんまり得意じゃないかな…。
③設定してくれないと、どの情報が大切でどの情報が大切じゃないかがわからないんだ💦
④一度にいろんな情報を詰め込まれるとフリーズしちゃうよ(;_;)
⑤正しい使い方してくれないと、データとか消えちゃうことがあるんだ…。

すっごい簡単にまとめると、こんな感じです。
もちろんですけど、何でもできるわけではないんですね。
このことを意識した上で、彼らとは付き合っていかないといけないです。

webやITを正しく使うためのイメージは

「webやITを正しくマネジメントして、適切な仕事を任せる」

に近いと思います。

□これらの技術が福祉に入ると何が変わる?

題名で書いたとおりですが、

「革命」が起きます。

現在の福祉業の課題って、いっぱいあるんですが、その中でも以下のようなものが中心で挙げられます。

【福祉業に共通する課題点】
①事務仕事などの「付帯業務」が多すぎて、利用者さんに関わる「主体業務」に十分な時間を確保することが出来ない。
②人材の確保が難しい。
③シフト制の現場の為、引き継ぎなどの情報伝達が上手く行かない。
④定性的な評価が中心になってしまい、利用者の満足度などを定数的(数字を伴った評価)が無いため、"何をどのように改善したらいいか"が不透明。
⑤どうしてもスキルや知識が属人的になりがち。

もちろん、他にもあると思いますが、多くの事業所で共通する課題だと思います。
さて、これらをwebやITの技術を使って解決することができるのか?

できます。

正しく扱っていくことで、課題を小さくする、もしくは課題そのものを解決することが可能であると思っています。

【活用例】
①事務仕事などの「付帯業務」が多すぎて、利用者さんに関わる「主体業務」に十分な時間を確保することが出来ない。
→付帯業務を細分化。毎日の業務の中で繰り返しとなる入力作業などをできる限り自動化するシステムを作ることで付帯業務を最小化する。

②人材の確保が難しい。
→SNSやweb広告を正しく活用することにより、「発信力」を強化することで人材へのアクセスを整備することで採用力を強化する。

③シフト制の現場の為、引き継ぎなどの情報伝達が上手く行かない。
→チャットアプリや社内のポータルサイトを運用することにより、引き継ぎ漏れの防止や、情報伝達の速度向上が可能。

④定性的な評価が中心になってしまい、利用者の満足度などを定数的(数字を伴った評価)が無いため、"何をどのように改善したらいいか"が不透明。
→webアンケートなどの活用をすることで、時間をかけずに定数的なデータの集約が可能。

⑤どうしてもスキルや知識が属人的になりがち。
→オンライン研修や、オンデマンド研修、web上でのマニュアルを制定することでスキルや知識の伝達がスムーズに可能。

と、多くの問題が解決することができ、福祉業界の改革を更に進めていくきっかけにも繋がります。

□webとIT×福祉を広げるために大切なこと

ここまでwebやITの話を中心にしてきましたが、もちろんその技術だけでは、多くの問題の解決や業界の促進は出来ません。

現状で中心にある福祉支援技術や知識、働かれている方々の人柄や想いがあって始めて成り立つ業界です。

その力をより促進して効率よく使えるように、webやITの技術を活用し、上手にMIXすることが大切です。

□まとめ

webやITに関してのお話を書いてきました。
次回以降は、「実際にどんな風に導入していったらいいのか?」「web、ITを導入していく時の注意点はなにか?」などについても書いていきたいと思います(^^)
ぜひ呼んでくださいね(^o^)

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