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息子からの「ママ生まれてきてくれてありがとう」の言葉と兄から学んだ命のこと

まず、ママは誰のお腹から生まれたの?


と聞かれたから、


ばーばのお腹だよ♪


と答えたら

ママ、生まれてきてくれてありがとう

と息子


か、かわいい。←親バカ

そして、そんなことを言ってくれると思わなくて一瞬驚いたけれど、あぁ、息子なりに色々なことを考えて言ってくれたんだろうなぁとじんわりときた。


最近の息子はかわいいだけじゃなくて、ちょっとかっこよくなってきた。

オレと言ってみたり

ママ、〜してやるからな


と、言ってみたり


1つ1つ乗り越えていくたびに、たくましくなっていく息子の姿に私も勇気をもらう。

それにしても生まれてきてくれてありがとうかぁ〜


確かに私が息子によく言う言葉ではあったのだけど、

息子のおかげで私も生まれてきてよかったなと改めて思えた。


もうそんなに数えたくないけれど、笑

もうすぐ迎える私の誕生日は17歳で亡くなった兄の誕生日でもあるので、必然的に兄のことを想う。


例えばこんなことを…


あの時は山鳩が遠くの山で鳴いていた。

カーテンに2人で隠れて笑った。

2歳の頃だったと思う。



それから15年後、兄は亡くなった。


あの時、私は彼の喉仏の骨をみた。


一緒に生まれた彼のそれを眺めながら、


あぁ、命がなくなるってリアルなんだなと思った。

そう思ったら、何だか腹が決まった。


もちろん悲しかったけれど、教えてもらえたことは大きかった。


そして私はゆるいパーマをかけた。

え?

毎朝ドライヤーで髪を真っ直ぐに伸ばす作業が


私には大切に思えなかった。

でも、ボサボサのまま行くのはイヤ!


そこで、ゆるーいパーマをかけて、ドキドキしながら学校に行った。

先生にはバレなかった。たぶん、、


ストパーや縮毛はそれまでに何だかうまくいかなくて、

パーマだ!と思い立ってかけに行った。


もちろん今もいい方法だとは思わないけれど、それまでの生活も大切にしながら、それ以上に大切と思えたことも大切にしながらやっていく為の私なりの選択だった。


当時は家族も不登校になったり色々あったし、なるべく省けるところは省いて違うところに力を注ぎたかった。


だから、私はそれから私のためにもなって、自分なりにできる相手を想うことを探してきた気がする。


一石二鳥が好きなのはこうしたことからかもしれない。


私の兄は自死してしまったし、正直、その頃の私は兄のことを分かってあげられなかった。


心ない言葉もかけてしまったし、兄の言葉の真意がわからなかった。


だけど、その頃の私もそれなりに頑張ってたし、それでよかったのだと思う。


今の私ならあの時の兄にもう少し寄り添えたかもしれないけれど、こればかりはタイミングもある。


私に学ぶ機会を与えたくれた兄に感謝して、私は私にできることをこれからもしていく。

それでいいんだと今は思える。


だから、息子に言われた言葉も素直に嬉しい。

そんなことを言ってくれる息子に育ってくれたのだから。

もし反抗期がきたら、この言葉を思い出そう。笑


そして今日は頭が痛い。だから、ゆっくり休もう。そんな日も大切だし、痛いよーと気兼ねなく言えることも大事なんだろうなぁ。

痛いよー!笑

さぁ、寝よう。

今日はぐだぐだ日記になりましたが、

みなさん、良い夢を

おやすみなさい⭐






一緒に生まれた家族の死をきっかけに、人生を楽しんでやりたいことやろうと過ごしてきた私の日常や思い出を、優しさの伝染を心がけて記事にしていきます☺︎今の夢は子どもに絵本を書くことです。あなたから頂いたサポートは優しさにかえて記事にしたり夢を叶える為に使わせていただきます☺︎