1年前、内気な僕がG's Academyに入学し、なんだかんだ優勝して起業までしてしまった話
みなさま、初めまして。坂尻です。
noteに投稿することも初めてですし、そもそも自分自身の想いをこうした形でオープンな場に書くことも初めてです。
しかし、この1年の変化はあまりに大きく、自分自身こんなことをしているとは想像もしていませんでした。
そして、もしかしたら僕と同じような思いを抱えている人の参考になるのではないかと思い、この1年の軌跡をまとめようと思った次第です。
「笑われたら嫌だな...」
突然ですが、僕はかなり内気です。レストランで店員さんに「すみません」と声をかけるのも苦手なくらいには内気です。
社会人1年目の時は、あまりに喋れないのでコミュニケーション講座に自費で通っていました。
こんな風にnoteで自分の意見を表明することも、昔の僕なら「叩かれたらどうしよう...」などと理由をつけて書かなかったでしょう。
とにかく周囲の目が気になりました。そして、自分自身には全く才能がないと思っていました。
自分の意見を言うことを「恥ずかしい」とさえ思っていたのです。
G's Academy Tokyo との出会い
そんな私に転機が訪れます。それはG's Academy Tokyoとの出会いでした。
G's Academy は プログラミングを学習しながら、エンジニアを養成する学校を標榜していました。
興味を持った私は説明会だけ行ってみることにしました。
G's Academy には Lab コース と Devコースの2種類があります。
Labコースは平日がっつり講義があるコース、Devコースは土日に受講をするコース。
それぞれ半年間のカリキュラムの中で自分が創りたいサービスを技術を学習しながら作り上げていくというものでした。
"自分でサービスを創る"と言う言葉に心惹かれたものの、やっぱり「こんなことして笑われないか」「人と違うことをするのって恥ずかしい」と言う言葉が邪魔をしていました。
反対の立場だったらどう思う?
そんな時、ふと「もし同じような状況の人がいたら僕はその人のことをどう思うだろうか」と考えました。
"僕だったら、そんな選択をしたことを応援こそすれ、蔑んだりしないなあ。"
そう、つまり僕が感じていた"周囲の目"は僕が勝手に妄想を膨らませていたに過ぎなかったのです。
だったら今、自分がやりたいと思ったことに全力を注ぐべきなのではないだろうか。
このちっぽけな、しかし僕にとっては大きなパラダイムシフトが起こったのがちょうど1年前でした。
とにかく全力投球 & 即行動
私はG's Academyへの入学を決めました。 それも、Devコースではなく、Labコースで。平日の全時間をプログラミングに捧げました。
実際に入学した時に、私が決めていたことが2つあります。
1. 常に全力投球
G's Academy では昼夜を問わずプログラミングコードをひたすら書きまくりました。
同期からは「どの時間でもオンラインだね」と言われました笑
2. 登壇・発表の機会があれば即参加申請
発表やプレゼンの機会があれば真っ先に手を上げ、登録をしました。
今までの私の傾向上、少しでも時間をおくと羞恥心お化けに取り憑かれてしまいます。
なので、感情を無にしてとにかく参加・登壇申請をしていました。
特に、2つ目の行動は今までの私では考えられないことでした。しかし、このように「とにかく自分のアウトプットの場」を強制的に創ることで、私の考え方は
「登壇するか否か」
という悩みから、次第に
「何を話すべきか」
と言う悩みにシフトしていました。
つまり、"誰かに自分の想いを伝える"マインドにいつの間にかシフトしていったのです。
最終プロダクト作り、そして優勝
そして、カリキュラムも終盤になり、私は最終制作で創るプロダクトを決めました。
すると、「一緒にプロダクトを創りたい」と言ってくれる仲間ができました。
自分が発信していた想いに共鳴してくれる仲間がいたのです。
その仲間とともにサービスのプロトタイプを作成しました。
その結果、今年の4月にVCやIT企業の皆様が300名以上も来場してくださったピッチイベントGlobal Geek Auditionにて優勝をすることができました。
しかし、優勝することがゴールではありません。
せっかく創り上げたサービスの芽、このまま終わっていいのだろうか。
そんな時、同い年の同期が「一緒にサービス立ち上げをしないか」と声をかけてくれました。
そしてその時、僕はこの半年の行動規範を思い出しました。
とにかく全力投球 & 即行動。
会社設立、そして現在。
今年の7月末、株式会社ProgLearnを創業しました。
8月中旬にはプログラミング コードレビューサイトのα版をリリース。
9月にはプログラミング教室でも導入してもらい、フィードバックを受けている最中です。
また、僕と同じように「挑戦」をすることをためらっている人に向けた、仮説検証を一緒に行うサービスを展開しています。
このようにスピード感を持って様々なことに挑戦できているのは、1年前のパラダイムシフトがあったからこそです。
今でも僕は周囲の目が気になってしょうがないですし、自分には才能がないと落ち込むこともあります。
人前で喋るのだっていまだに苦手です。
だけど、たとえ下手くそでも、自分がやりたいことを言い続け、実践し続けることで、仲間が集まり、応援してくださる方々と巡り会うことができるのです。
僕らは、会社のミッションとして「誰もがプログラムを使って 想像を創造する世界を実現する」を掲げました。
僕はプログラムによって新しい世界を知ることができました。
かつての自分と同じように鬱屈とした思いを抱えている全ての人が、プログラミングを使って勇気ある第一歩を踏み出す。
そんな些細な、でも本人にとっては大きな第一歩を踏み出すお手伝いができるサービスを生み出していきます。
我々の旅はまだまだ始まったばかりです。
応援のほどどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
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