mutsuraboshi

小説、ドラマ、映画、漫画や舞台の感想を書いています。  面白ければなんでもこい、といい…

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小説、ドラマ、映画、漫画や舞台の感想を書いています。  面白ければなんでもこい、といいいつつ、偏りはあるのですが、図書館や本屋をぶらぶらしてなるべく幅広く読むように、心がけています。  趣味の合う人と楽しく感想を話し合えたらいいなと思います。

記事一覧

【ドラマ】虎に翼

 朝ドラ枠のドラマ。  多分、このドラマ枠自体が女性の社会進出という一つのテーマがあるのだろうな、と思いつつ、男性から見た理想の女性像が描かれているような気もし…

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3週間前

【映画】天空の城ラピュタ(金曜ロードショー令和6年8月30日)

 SNSで天空の城ラピュタが放映されると知り、なんとなく視聴した。  子供の頃に大好きで、何度も繰り返し見ていたから物語もセリフも、場面も覚えているはずが、何度…

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4週間前
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【舞台】朝日のような夕日をつれて

 第三舞台、サードステージの鴻上さんの演出で観られる機会を逃したくないと思い、行ってきた。  高校生の時分、天使は瞳を閉じてとピルグリム、それからもう一本、題名…

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1か月前
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【ドラマ】新宿野戦病院

 いい面も悪い面も、強いところも弱いところもあって、全部抱えて、人それぞれの割り切り方や向き合い方をして、お互いそれを知っていたり、知らなかったりして生きている…

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1か月前

【テレビ】小市民シリーズ

 米澤穂信の小市民シリーズのアニメ化。先に小説から入ったのだけれど、楽しみに見ていた。  面白い。小説の雰囲気を大切に、アニメならではの表現を追求しているんだろ…

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1か月前
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【映画】ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎誕生の謎

 昨年末ごろに上映されていた。ゲゲゲの鬼太郎の始まりの物語だ。戦後の日本の雰囲気が、ゲゲゲの鬼太郎誕生もかくやと思わせる。  鬼太郎の人と交わろうとする気持ちは…

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1か月前

【漫画】T.P.ぼん

 藤子・F・不二雄作。生誕90周年らしく、復刊した模様。  主人公のようにタイムパトロールになって、色々な時代の出来事を、この目で見られたらどんなに楽しいか。スカ…

mutsuraboshi
1か月前
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【ドラマ】シャーロック

 再度の視聴。やはり面白い。第四部まであって、しばらく楽しめる。  そして、ホームズは変人だよね。やっぱり。事件を解決するのは格好いいけれど。あと、四作目で出て…

mutsuraboshi
1か月前
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冬季限定ボンボンショコラ(米澤穂信)

 小市民シリーズと呼ばれているシリーズの最終作品のよう。この作品から読み始めてしまった。それゆえ、シリーズを貫く主人公たちの心情、謎が分かった上で、他の季節の話…

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2か月前

ルイス警部

 モース警部の後継作品で、10年以上続いたシリーズだそう。相棒を思い出す。英国のオックスフォードが舞台で、第一話はモース警部を懐かしく思いながら捜査に当たるルイ…

mutsuraboshi
2か月前
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mutsuraboshi
3年前

【ドラマ】虎に翼

 朝ドラ枠のドラマ。  多分、このドラマ枠自体が女性の社会進出という一つのテーマがあるのだろうな、と思いつつ、男性から見た理想の女性像が描かれているような気もして、結局そういう女性が、出世したり、幸せになるんだよね、と思ってみていた時期もあった。  でも、虎に翼は違う。そして、色々な女性が出てくる。男性も。母が、NHKのオンデマンド放送をわざわざ見ている時点で、色々な世代の人に感じるもののあるドラマなのではないかと思う。  これまでは、ある意味ファンタジーの世界だったような気

【映画】天空の城ラピュタ(金曜ロードショー令和6年8月30日)

 SNSで天空の城ラピュタが放映されると知り、なんとなく視聴した。  子供の頃に大好きで、何度も繰り返し見ていたから物語もセリフも、場面も覚えているはずが、何度見ても面白い。  シータとパズーの冒険譚であると同時に何気ない、登場人物たちの感情の交差、築かれる信頼関係と、絆に基づく新たな未来という基本的な部分も見せているんだなと改めて思う。  画面も、一瞬だけ遠景でゴリアテの様子が描かれたり、刻々と日が昇り、変わっていく景色、ラピュタについてからの崩れ落ちた城や、雨で水底に沈ん

【舞台】朝日のような夕日をつれて

 第三舞台、サードステージの鴻上さんの演出で観られる機会を逃したくないと思い、行ってきた。  高校生の時分、天使は瞳を閉じてとピルグリム、それからもう一本、題名は忘れてしまったけれど、三本読んで、どれも面白かった。大学時代に演劇サークルに入ったら、第三舞台を好きな人は周りにいなかったけれど、私は舞台を観たことはなくても、好きだった。  天使は瞳を閉じての台本は、今じゃ無料でダウンロードできるけれど、自分が昔読んだ台本とはすこーし違うような気がした。  そして、肝心の朝日のよ

【ドラマ】新宿野戦病院

 いい面も悪い面も、強いところも弱いところもあって、全部抱えて、人それぞれの割り切り方や向き合い方をして、お互いそれを知っていたり、知らなかったりして生きている。  先週は、警官の岡本に注目。ちょっと踊る大捜査線へのオマージュありかなと思ってしまった。  今週も楽しみ。

【テレビ】小市民シリーズ

 米澤穂信の小市民シリーズのアニメ化。先に小説から入ったのだけれど、楽しみに見ていた。  面白い。小説の雰囲気を大切に、アニメならではの表現を追求しているんだろうな、と思う反面、何かが物足りない。なんだろう。  全体の構成は小説の順番ではない。時系列に並べ替えているのかな。だからといって、話が分かりにくくなるわけではない。  主人公の性格に今一つ乗れないからだろうか。そんなことを思いつつ、最終回まできっちり見てしまうだろう。  登場人物の家の描写は、いいなと思う。和菓子屋の主

【映画】ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎誕生の謎

 昨年末ごろに上映されていた。ゲゲゲの鬼太郎の始まりの物語だ。戦後の日本の雰囲気が、ゲゲゲの鬼太郎誕生もかくやと思わせる。  鬼太郎の人と交わろうとする気持ちは、父親から受け継いだものなのだろうかと想像する。

【漫画】T.P.ぼん

 藤子・F・不二雄作。生誕90周年らしく、復刊した模様。  主人公のようにタイムパトロールになって、色々な時代の出来事を、この目で見られたらどんなに楽しいか。スカウトされたら、即答して、その場でパトロールに行きたいと子供の頃に夢想した。  時代が変わっても、人の営みは同じ。笑うことも、誰かを大切に思うことも。  先生が長生きしていたら、もっといろいろな作品を読ませてくれたのだろうか。それとも、あれだけ働いていたから、こんなに面白い作品が残っているのだろうか。とにもかくにも、面

【ドラマ】シャーロック

 再度の視聴。やはり面白い。第四部まであって、しばらく楽しめる。  そして、ホームズは変人だよね。やっぱり。事件を解決するのは格好いいけれど。あと、四作目で出てくる妹は、フジテレビの一世を風靡した警察ドラマの映画版で小泉今日子が演じていた役を彷彿させるのは私だけだろうか。  英語の聞き取りの観点からは、数年前に飛行機の中やアマゾンプライムで見たのだけれど、改めて見ると、会話の速さや長さがルイス警部やモース警部と違う。後者は確か80年代以降のオックスフォードが舞台なので、21

冬季限定ボンボンショコラ(米澤穂信)

 小市民シリーズと呼ばれているシリーズの最終作品のよう。この作品から読み始めてしまった。それゆえ、シリーズを貫く主人公たちの心情、謎が分かった上で、他の季節の話を読むことになる。まぁ、いいんだけれど。  米澤穂信の小説は、ほかの小説でも若くても諦観したような、あるいは他人に期待しない、希望を抱かない人物が出てくる。彼らがなぜそう思うようになったかはわからない。大勢とつるむことをよしとしない人物は、誰でも共感するところはあると思う。読んだ後に、面白いと思いながら、どこかうすら寒

ルイス警部

 モース警部の後継作品で、10年以上続いたシリーズだそう。相棒を思い出す。英国のオックスフォードが舞台で、第一話はモース警部を懐かしく思いながら捜査に当たるルイス警部の姿が泣かせる。主人公を変えて、同じ種類のドラマを作るのって、なかなか日本では見られないような気がして、続きが楽しみ。相棒に収まった若手とのかけあいも楽しみ。  本当の目的は英語の聞き取りの練習だったりする。

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