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ピンチ&チャンス

福島正伸さんの言葉でした。

私のメモ帳に残っていました。

本に書かれていたのか、講演で聞いたのか忘れてしまったのですが…。

今こそ、この言葉が響いてきます。

全ての出来事は前向きに考えればチャンスとなり後ろ向きに考えればピンチとなる。問題が起きた事が問題ではなく、どう考えたかが本当の問題である

ネットニュースのコメント欄を見るとネガティブなものも沢山ありますが、前向きな記事もあり、見ると気分も晴れやかになります。でも、人って意外にもネガティブな事柄を嫌だと言いつつもそっちのニュースを無意識に選んでいたりします。

悲観したり、不安に思いすぎてもきっといい方向には向きません。

不安なりにもどんな風に過ごしていくのか。

今、様々な業種の方々が、コロナショックで大打撃を受けています。そのような中で何をしていくのか。試されている時なのだと思います。

飲食店もその中の一つです。久々にスタバに行きました。自分のタンブラーを持参しており、いつものようにレジで出すと、コロナ対策の為にタンブラーは使えず、蓋つきの紙コップで対応中とのことでした。

そして、よく利用しているこじんまりとしたスタバで初めて見た光景ですが、リザーブ席が2つありました。一向に埋まることのない席でした。こちらもコロナ対策だったようです。全然使われていない席ですが、何度もテーブルを拭きに来られていました。

昨日は、日中に居酒屋さんの前を通ったらランチのテイクアウトのプラカードを持って集客されている店員さんも見かけました。普段は、夜の集客が多いのでしょうけど、今の時期は飲み会も自粛で時間帯を昼にしてみるという、あの手この手で知恵を絞る・・・。

マスク高額転売やマスク盗難のアホなニュースがあるかと思えば、今日は、135枚のマスクを病院に送ってくださった匿名の「伊達な夫(だてなおっと)」さんのニュースにほっこりしたり。

急な学校の休みで給食事業のみなさんたちが、発注した食品が無駄になるということで無料で納豆を配布したり、安くで野菜を売ったりというニュースもありました。赤字になり大変ではありますが、誰かに喜んでもらうという点ではとても大きなお仕事をされたと思います。その行動に心動かされた方も多かったと思います。

みんな同じような状況に居てもどんな行動をしていくのかを試されているような気がしてなりません。

このような状況の中、就職の内定を取り消されたり、リストラにあった方もあると聞きます。一見、とても残酷な事柄に思えますが、もしかしたら、それは、もう少し先に自分に更に合った仕事に巡り逢うためのチャンスなのかもしれません。そうなってみると「あの時、内定を取り消してくれてありがとう!!」という構図になっていきます。握りしめずに手放して、次のものがやってくるのを楽しみに待つくらいになったら上級ですが、苦しい中にいると中々そういう発想にはなりにくいのもよくわかります。

私たちの仕事は、訪問看護なので病院とはまた少し違う立ち位置です。病院は、今、多くの患者さんたちの受け入れで医療崩壊が起こるのではと叫ばれています。訪問看護は、訪問させて頂く側なので、このような状況の中、訪問する必要度が低い場合は、少しでも感染する機会を少なくしたいと思われる場合、訪問を断られることもあります。必要以上の訪問を今は控えたほうがいいでしょう。(その逆で、発熱をしていたり、状態が悪いときこそ、来てほしいと希望されるので感染してしまうリスクもありつつ訪問をしなければなりませんが。)
ここのところ、お看取りも立て続けだったことや新型肺炎の影響もあり、お客様は減っています。

こんな時こそ、今、目の前にいるお客様に力を注ぐことが出来ます。
今、ターミナルステージのかたがいらっしゃるので、ここのところ家に帰ってもその方のことをよく考えています。今まで長く緩和ケアにも携わってきたのでその経験をうまく活かしてその方とご家族に届けばいいなぁとあれこれ考えています。こんな時間がゆっくり持てていることにとても感謝しています。不要不急の外出を控える中、じっくり向き合えます。

はやく収束することを願いながら。


ありがとうございます😭あなたがサポートしてくれた喜びを私もまたどなたかにお裾分けをさせて頂きます💕