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新海監督の描く世界が美しいから

つい、ほんとについ最近。
ちゃんと『日本』を味わい尽くさないと勿体ないと思うようになった。

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なんで?

いくつか理由があるけど、その1つに
「新海監督の描く世界が美しいから!」
というのが加わった。

今回の映画「天気の子」は、ストーリーに賛否両論あったようだ。
私は、ストーリーも含めて、「君の名は」とはまた違う感じだけどよかった。

ストーリー云々もだけど、とにかく美しいものを観に行きたくて観に行った。(と同じくらいRADWIMPSが奏でる音楽も楽しみで観に行った。これも裏切らなかった)
ストーリーも絵も音楽も自分の魂にまで届くから好きなのだと思う。
最初に監督の「言の葉の庭」という短い映画を観た時、緻密で美しいリアルな描写に感動した。


これらの映像は、私達の知ってる「日本」が美しいことを改めて教えてくれる。
新海監督のフィルターを通して観る日本が、美しく、輝いていて、こんな風にモノや風景を観れている監督を素敵だなぁと思う。
写真をベースに描く技法らしいから、よりリアルに映る。

アスファルトの横の雑草、点字ブロック、電信柱、錆びた手すり、池、ビル街、自転車、神社、古びた街並み、自動販売機…。
映画の中では、全てが特別なものに見える。

ビニール傘と雨をあんなに美しく描ける人がいるだろうか。
現実よりも更に美しく見える魔法が全てにかかっていた。

私も含めて、田舎の風景の方が、断然、美しいと思っている人が多いだろう。
でも、これらの作品に出逢うといやいや都会だっていい!と思える。

全てのモノが美しいということを知っている人のフィルターを通すから、1つ1つに存在感があり、より輝いていて愛おしいのだと思った。

まるで、
森を歩いた時に上から差し込む光がそこに当たっているかのように

まるで、
山の上の澄みきったおいしい空気の中で見るかのように

1つ1つがキラキラと丁寧に表現されている。

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若い頃は、日本なんかより海外にどんどん旅行に行きたいと思っていた。海外の風景や造形物がカッコよく見えた。
海外の人から見たら、きっと日本も同じように新鮮で違うモノに見えるのだろう。

年齢を重ねたせいもあるのだろうけど、最近は、海外にはそれほど行きたいとは思わなくなっている。まだ、日本もよく知らないし。

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昨日は、500キロ離れた所に一人で行ってみた。帰省以外に一人で旅することなんて今まであまりなかった。

新海監督の映画を観た後だったから色んなモノを丁寧に味わいながら見ることができて新鮮だった。じっくり観察していたら、1つ1つのモノや風景があの映画の魔法のように美しい主張として私の中に入ってきた。
そこに同じモノがあっても誰が何をどんな風に観るかで違って見えてくるのだろう。

レトロな電車や駅舎を隅々まで見渡した。
新海監督のような緻密な目線で見渡した。
違う世界が見えたようだった。



今回は、「天気の子」のストーリーには触れなかったけど…(注:ほんのりネタバレあり)

「天気の子」は、現世とあの世も描かれていた話でもあったと思う。廃ビルの屋上の鳥居を境に。

昨日、訪れた神社は、偶然にもイザナギとイザナミも祀られている神社だった。
イザナギとイザナミと言えば、この世の担当の神様と黄泉の国(あの世)の担当の神様。
偶然じゃないのかもなぁ。
そして、神社の山の上では、沢山のパラグライダーが飛んでいた。今、こうして書いていて思ったんだけど、その様子は、まるで、リアル「天気の子」だった。(スマホ写真ではわかりにくい!)。

日本のどこかにまた旅をして色んなことを丁寧に感じてみたい。日々の生活も同じように。

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最後に

先月、京アニの悲しいニュースが、日本中…世界中を哀しみで包んだ。
今、朝ドラでもアニメーションの世界が舞台になっているけど、これも偶然じゃないんだろうなと思う。

素敵な想像・創造の羽根を広げて素晴らしい世界に私達を連れて行ってくれるクリエイティブな皆さん。
心からの御冥福をお祈りするとともに、
彼らの願いや志を紡いで行ってくれる皆さんも心から応援したい。



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nurseのくせに病院に怖くて行けず。有料スピリチュアルにも逃げ(笑)、結果、体がボロボロになっていた事に今更気付く。令和2年〜は、主に50歳代♀の心と体の健康回復までのプロセスの備忘録に内容変更。名前もcamから変更しました。
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