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眠れぬ夜は最高の恵みであった

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不眠症だった私が、当時思っていたこと、考えていたこと。 若かりし日に、自分自身が「自分のためにたどり着いた考え方」について。 生き方が楽になるヒントを綴ります。
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#考える

「努力」って楽しいよね?

それは、私が、30歳くらいの頃だった。 眠れぬ夜に、努力について考えてみた。 友人に「ガンバラなくていいよ」といわれたことが引っ掛かり、モヤモヤとしたことがきっかけだった。 当時の私は自分に超絶厳しい人間であった。それを見ていて気の毒に思った友人の言葉だったのだろうが、「努力をしたい」という自分の気持ちを否定されたように私は感じたのだ。 努力を否定している人はなぜ努力をしないくていいっていうのだろうかというところから考察を始めた。 なぜ「努力」は忌み嫌われるのか努力

眠れぬ夜は最高の恵みであった

最近、少し睡眠の質が落ちてきているように思う。 不眠というわけではないのだが、年齢のことを考えると、無理をするとしわ寄せが何倍にもなって跳ね返ってくることを心して生活しなければならないようだ。 私は、若かりし日、不眠症であった。 10歳代後半から40歳近くまでであっただろうか。 眠る薬を処方され、3時間かそこらウトウトとするのだが、それ以上に眠るのは時間がモッタイナイと思って、活動をしていた。 当時は、パソコンなどない。 テレビも夜遅くには「砂の嵐」という情景が映