雨坂流ストーリーの作り方②
雨坂流心得・フィクションは媒体に関係なく、すべてご都合主義である
「羽倉茶葉店」の例で言えば、語り手で主人公でもある乙女が羽倉茶葉店へやってくる、ということからしてご都合主義です。
しかし、そうしないと話が始まりません。乙女が他の店でアルバイトを始めていたら、物語がまるきり変わってしまいます。
この、話が始まらないということが重要で、話を展開させるためには仕方のないことなのです。
また、主人公たちが危機に陥る場合もご都合主義です。極端だと思われるかもしれませんが、「フィクショ