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都知事選を見て京都へ脱出を考えた日…

都知事選2020で小池百合子の圧勝は予想してたとはいえ、割と精神的にキツかったニュースが桜井誠の18万票です。前回の都知事選より7万票集めたというのが愕然とするところでして、堀江が2位にくるかと思えばまさかの順位外。代わりに桜井誠が5位にランクインしたというのが衝撃なのでありました。
桜井誠が5位にランクインしたのを見て、思わず考えてしまいましたね。
「もし桜井誠が都知事になったら京都へ逃げないとな・・・」と。
ちょっとnoteで政治的な意見の表明はできるだけ控えたいんですが、桜井誠だけは他の政治家とは比べ物んならないほど危険なので、ちょっとばかりこの話を書かせていただきます。

🈩徹底した外国人排斥の姿勢

そもそも桜井誠が有名になったのはコレ。ぶっちゃけ今の職場でも「ヘイトスピーチの人」としてよく認知されています。

今の職場は土地柄的に自民党支持者が多いですが、それでも「ヘイトスピーチはマズいでしょ・・・」という意見が聞こえるくらいには「そういう人」と認知されてるわけですね。
あと外国人生保の需給には特に厳しい罵声を発するのでして、過去の動画を探すと「(張り上げた声の演説に対して)うるさいよ!」と言った高齢の男性を集団で抑えにかかる動画があったりします。彼の仲間の一人が該当の高齢男性に暴力を奮っていましたね。2013年頃の動画だったかな。
もともと彼のシンパは大阪で「鶴橋大虐殺をするそ!」と叫んでいた手合いがいるのでして、当の発言をした者の父親は朝鮮総連発砲事件で逮捕されているわけです。

そういうシンパに囲まれて在特会(現:日本第一党)は育ってますから、桜井誠が都知事になったら不安絶頂ですね。
個人的に自民党が嫌いな私でも、例えば稲田朋美なんかは私の立場でネット右翼と闘う武器「経済」を教えてくれた有益さがありますが、稲田朋美から教わった喧嘩の流儀を用いたとしても、都知事となった桜井誠には対抗できません。それくら都知事ってのは強力な権力持ってます。
まぁ最悪都議会が小池の子飼いで固められてる内は桜井誠も何もできない可能性はありますが、桜井誠が都知事になったのを皮切りに都議会まで日本第一党が入りだすと、割と東京はアウトです。真剣に東京脱出を考えなければいけない段階に入ります。

🈔避難先として京都を考える理由

強いて言うと大阪は大阪で危険が多いわけです。だって「鶴橋大虐殺」を宣言した手合いの本拠地でしょ?
となると大阪は避難先としてパスになってしまうし、もっと言うと南関東一都三県は実質的に東京都の支配下なんで(もうコロナで右へ倣えで小池都知事についてったでしょう?)関東に逃げ場が無いんですよね。
で、横浜と神戸は街の雰囲気だけじゃなく、議会構成まで似てるんで、割と右派が強い地域なんですわ。勿論グローバリズムで発展した横浜や神戸が日本第一党の方向に動くとは思えないけど、色んなリスクを見積もった時に最後の楽園になるのが京都しかないですね・・・。
そもそもですね、日本で一番進んだ都市って東京じゃないんですよ。京都なんです。
勿論「ハードウェア的な面」に関しては東京、最先端ですよ?
ただ「ソフトウェア的な面」に関しては京都が二歩先を行ってるのです。

🈪京都はダイバーシティの先進都市

京都がダイバーシティの先進都市たる所以は1978年に行われた「世界文化自由都市宣言」というものにあります。
まだ「ダイバーシティ」なんて言葉の無い段階から、既に京都はダイバーシティへの足掛かりを開始していたのです。

この世界文化自由都市宣言は全文を読むと感動します。
観光客招致の面では歴史と伝統(端的に言って祇園と寺)ばかり押し出される京都ですが、市中をところどころ見ると最先端に溢れてることがわかります。
例えばLGBT向けのブライダルプランを始めて実践したのがホテルグランヴィア京都ですし、公営交通局で「アニメを作ろう!」なんてやったのも京都市交通局が初めて。あと京都は公共交通機関も発達してるので、車無くても生活できそうなのが良いですね。

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地下鉄の公式キャラクターにしてもそうだし、弁護士会のイメージキャラクター見ても京都だけ異様に洗練されてます。
それくらい京都の価値観って進んでて、東京には二歩三歩遅れて入ってくるんですよ。
まぁ、桜井誠が都知事になることは無いと思いたいですが、万一最悪の事態になったら荷造り始めないといけませんね(;_;)
今の投資アドバイザーからは川崎勤務時代に「転職すればもっと稼げるのに」と言われてましたが、その時、実は京都移住も視野に入れてました。
「できれば多摩地区か神奈川西部で働きたいけど、年収上がる限りにおいては京都移住も検討しよう(それだけ都心勤務が嫌だった)」とね。
京都地下鉄のラッシュアワーを経験しましたが、マジで東京と比べて天国かと思うくらいにはタブレット操作できる余裕がある。
「面接練習のために適当に受けてみよう」と思って受けた会社で一発合格したんで決めましたが、桜井誠が18万票も取ったのみて、おもわず京都への片道切符が再び脳を掠めるのでありました。
尤も、ネット右翼の動向に詳しい古谷経衡氏の記事によれば「ネット右翼の分裂によって過激な奴の票が桜井に集まっただけだよ」というものがあったので、これ以上桜井誠の勢力が拡大しないことを祈りつつ、今後も愛する多摩ニュータウンに住み続けたいのが本音です。
とはいえ、いざとなった時の京都疎開は今からでも準備はした方が良いのかなぁ。幸い関西には友人も多いですし、万一のことがあっても関西の友人とオフ会できるとなれば、寂しい思いはしないで済みそうです。

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