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自分の投資が社会にどう役立つか🚅🚄

こんにちは、川崎重工イチ株主のセンチュリー・大橋です。
ああ、もう事あるごとに川崎重工株主であることを肩書にしてしまってるんで、川重株は全売りすることはできないですね。まぁ200株くらいは永久株にしますけど。
この度4連休で富山への旅に出まして、川崎重工のイチ株主として投資先の業績回復を願い、川崎重工が手掛けた新幹線に乗って出掛けようと考えたわけです。臨時新幹線はくたかに乗って出掛ける高岡の旅。
往路のはくたか585号は日立製でしたけども、復路のはくたか624号は無事、川崎重工製に乗ることが出来ました。株主として嬉しい限りですね!
で、今回ですが、改めて「投資家が社会に対してどう役立ってるのか」というのを、ちょっと考えてみたいと思います。

🚄川崎重工に投資した理由は邪な目的だった

そもそも私が川崎重工に投資した目的って、めちゃくちゃ邪です。
かつて稲田朋美議員(自民党)が防衛大臣になった時、軍事株を大量に買い付けていたことが赤旗にスッパ抜かれました。

「稲田防衛相:夫名義で軍需株ー初入閣後に取得か」
と、まぁ普通に考えたらインサイダーですよね。多分、夫は株価に関わる重大な秘密を知り得る立場だと思うんですが、弁護士やってた稲田朋美先生は証取法の抜け穴を知ってたのかもしれない。ということにしておきます。
で、このニュースを知った瞬間から、稲田銘柄は目を付けてたんです。中でも川崎重工は去年の9月に単価2000円まで落ちていた時期があり、私の貯金でも十二分に手の届く範囲でした。
加えてTwitterじゃネット右翼とよくレスバトルしてたのですが、どうしてもね、私の立場だと生い立ちの問題から、アイテム無しで反ネット右翼活動するのは不利だったんです。
そこにおいて三大重工株主になるというのは、非常に有利に働きました。自分の出生や生い立ちがどんなに後ろめたかろうが、株式市場はオープンですから。もう「川崎重工株主」っていう肩書はですね、ある種の安心感があるんですよ。

🚅投資しだして考える自分の社会的役割

稲田銘柄をコロナに乗じて買い付けるという悪辣なことをした私ですが、いざ株主になって見ると、ちょっと違う視点も持ってみたくなりました。
「いったい自分の投資がどう社会に役立ってるんだろう?」とね。
私は株式投資については、短期利確用と永久株を併用して運用してます。川崎重工も三菱重工も短期利確と永久株を併用して運用してるのです。短期利確については悪い言い方するとマネーゲームで、本来の意味で投資と呼べるのは長期保有目的の部分になるでしょうね。
となれば、実際に社会的役割が生まれているのは長期保有目的部分についてと言えます。

私は給付金10万円の使い道がわからない人は投資をべきだと、過去の記事で言いました。私達は企業に対して有価証券というものを買うことで企業にお金が渡ります。これを一般的に株式投資であるとか債券投資と言います。
私達が投資したお金というのは、企業の元にキャッシュとして行きます。
このお金は企業が設備や人材、新たな事業に再投資していくわけでして、いわば企業の経営体力となります。この事業活動によって利益が一定度出た場合、配当金が株主(オーナー)に還元されるという、そういう仕組みなわけです。
となれば当然、投資家というのは社会的役割があると同時に、社会的責任もあるわけです。特に重工系企業というのは政治に関わる人の多くはご存じ、軍産複合体の核となる企業です。日本で三大重工と呼ばれる三菱重工、川崎重工、IHI。これ、全部日本の防衛受注五本指に入ってます。なら「お前の利益はクリーンなものなのか」って話になるでしょ?
だから投資を始めてから、改めて考えるようになったわけです。投資家の社会的役割というものを。

🚄川崎重工は子供達に夢を与えている!

「川崎重工の社会的役割って何があるだろう?」って考えた時、真っ先に思い付いたのがコレでした。いやほら、だって子供達は新幹線大好きじゃないですか!
北陸新幹線のE7系/W7系は川崎重工デザインですし(軽井沢以降が空気輸送で「北陸新幹線要らなかったんじゃね?」と突っ込みたいけど)秋田新幹線車両だって川崎重工です。
子供達が大好き新幹線!
そんな中から将来の新幹線運転士が生まれるのです。でも、近い将来、新幹線よりローカル線の気動車運転できる運転士の方が不足する気がする…。

🚅新幹線で旅の思い出を作っている

今はすっかり飛行機の時代だけど(と言っても川崎重工は航空部品も作っている)なんだかんだで鉄道旅行は駅弁食べたりなんだりで思い出できるでしょ?
新幹線で食べる駅弁、車内販売で飲むビール。列車旅くらいですよ、ビールなんか楽しめるのって(私は酒は飲まない)。その一つ一つが思い出になっていきます。これも川崎重工が社会に貢献していることの一つ。
え、整備新幹線法?
聞こえない、聞こえなーい!!

💹利確ばかりの視点も投資家として寂しい

なんだかんだで川崎重工の社会的貢献って観点だと、自信もって言えるの鉄道絡みしかないですね・・・。
バイクなんてもう赤字ですし、プラント事業って面だと原発メーカーでもあるので(原発自体が原子力潜水艦のオマージュですし)書いててなんだけど川崎重工、ダークな側面大きいです(これは三菱重工にも言える)。高速増殖炉にも一枚噛んでるし。
まぁね、株式投資っていうのは、確かに利確利確のマネーゲームで稼いでいくスタイルは間違ってないです。短期運用で回転させて稼ぐとか、配当再投資の複利運用でやってくとか、そうした『稼ぎテク』としての株式投資には何ら間違ってる要素は無くて、それが王道です。
ただ、やっぱり利確利確の視点しかないのも寂しいもので、企業にも経営理念(こういう目的で社会に貢献する)があるように、投資家もまた、社会的役割を考えて投資するって言うのは大事なんじゃないかなと思います。
そもそも株式を買うって「この会社を応援したいから買う」ですからね。私みたいに対ネット右翼用兵器として稲田株を買うなんてのが邪道なのであって、本来は「自分が応援したい会社を支える」というのが投資家の役割なのです。
まぁそうは言うたもののね、機関投資家(銀行や保険会社)は手堅い投資を第一に行い、外国人投資家やファンドはひたすら合理性最優先です(特に短期的な運用で)。
その中で個人投資家が愛着だとか応援心だけで買えというのも野暮ですが、自分の投資が社会にどう役立っていくのかという視点も持って、銘柄選びをできると良いですね。

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