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緊急事態宣言解除でテレワークも解除したった

東京都の新型コロナ新規感染者数が増えています。
女帝・小池百合子都知事は夜の街と若者を責めてきますが、なんのことはない、今感染が広がってるのは既に夜の街ではなく、昼の街で広がってます。
市中感染が広がってるフェーズなので、菅義偉の言う「緊急事態宣言とかやらないから」というのが「え、なんで今やらないの?」という声もネットで聞こえます。

そもそもなんで今感染が拡大してるのかっていうのは、根本的な要因を政府も都も「見て見ぬふり」をしているんですよね。
一応、夜の街はホントに感染症対策やってないのかって言ったら、案外ちゃんとやろうとはしている。

医師による指導をちゃんと受けてる店もあったりで、なんだかんだで私の職場よりはちゃんと対策してますね。私の職場はノー換気・ノーマスクですから(ちなみに私も含めて普段からノーマスクな人が集まってる)。
私の勤務する西多摩と新宿とでは文化が違い過ぎますが(それでも西多摩は真っ黒なほど小池支持)やっぱりある程度は感染症対策やってますよ。ま、夜の街とパチスロ屋は平時でさえ世間の冷たい目が向かう業界なんで、叩きやすかったんでしょう。しかし、市中感染のフェーズではもう夜の街とかライブハウスとか、もう全く関係ないです。

そもそも個々のクラスタ対策をやることに意味はないって、もうずっと言ってます。ウイルスの営業時間は24時間365日。最終的にウイルスを輸送するのは電車であり、車であり、飛行機です。だから今鎖国してるんでしょって話ね。

😄緊急事態宣言解除されたからテレワークも解除したった

なんで市中感染のフェーズに入ったのかっていったら、そりゃ緊急事態宣言解除と同時にテレワークも解除したからですよ。テレワーク解除して出社に戻した会社がたくさんあるだけの話。
実際には緊急事態宣言中でも完全テレワークできてた企業はあんまり無いと思っていて、部分テレワーク⇒テレワーク無になったか、週4テレワーク⇒週2テレワークになったって会社が多いんじゃないかなと思ってます。
よって満員電車が復活。感染は拡大することになりました。

😐テレワークが浸透しない理由は紙とハイコンテクストの文化

日本でテレワークが浸透しない理由は大きく分けて2つあります。
一つが紙文化。知っての通りハンコというものが存在する以上、紙文化が無くならないのです。コロナ以前からペーパーレス化はずっと叫ばれてたと思うのですが、実現できた試しは殆どないでしょう。FAXも未だに使われてますし、PDF持ってれば済むものをわざわざ紙出しする作業も多い多い。
もう一つがハイコンテクスト文化です。どうしてハイコンテクスト文化だとテレワークが浸透し辛いのかって言ったら、もう「空気感がわからない」ということに尽きます。
Zoomなどを使ったWEB会議は少人数なら問題なく行けると思うのですが、大人数になったら厳しいかもしれません。だから一旦導入したテレワークを止めてしまうのです。
あとあれかな、日本の場合、中年上司が「家庭に居場所ないからテレワークやめたった」ってケースが結構多い気がしていて、それに部下も巻き込まれるというパターン。言い方悪いけど、そういう管理職が感染を拡大させるんですよね。

🤧ポストコロナの仕事術⇒元に戻ります

今はコロナだからテレワークが注目され、国や都が推進しようとしていますが、結論から言ってテレワークは浸透しません。コロナが収束すれば働き方は元に戻ります。よほど強硬策を取らない限り、紙文化も出社文化も復活。
社内チャットも浸透しません。FAXも大活躍でしょう。
前社は自社勤務でしたが、それはもうSlackやナイセンクラウドを推奨しても相手にされませんでした。
「会社としては推進したくても現場の係長がスゲー嫌がる」ってケースも結構あります。
じゃあテレワークを浸透させる強硬策ってなにかって言ったら、そりゃ罰金取るしかありません。
「23区に事業所を構える企業はデスクワーカーの50%はテレワークにしない場合100万円の罰金を課す」なんて条例を制定しない限り、テレワークは浸透しないですね。
そういう意味じゃ緊急事態宣言、もう一度出した方が良いと思いますよ。でないと、浸透しないから、テレワーク。中年親父を一度家に閉じ込めないとね、なんも変わりませんよ、日本って。

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