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わたしたちのために

イエスさまのお生まれになる500年ほど前、イスラエルの民は、神さま以外の、バアルやアシェラの像を作って拝んだため、神さまはバビロン帝国にユダの国をほろぼさせられました。
イスラエルの民に、神さまは預言者イザヤを通して、「主の僕がいらっしゃる」という御言葉をお伝えになりました。
イザヤ書53章、🐏ひつじ🐏と一緒に聴いてみましょう。

🐏また羊が出てくるの?🐏
そうだよ、一緒に聖書の御言葉を聴こうね。

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イザヤ書53章1-12
6 わたしたちは羊の群れ
道を誤り、それぞれの方角に向かって行った。
そのわたしたちの罪をすべて
 主は彼に負わせられた。


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主の僕は、みすぼらしい姿でした。
人々に見捨てられるような人でした。
それは、その人の罪だと思って、人々は無視しました。
 
でも、本当は、「わたしたちが神さまに背いた罪のため」に、
主の僕は、わたしたちの病と痛みを負ったのでした。
 
「主の僕」が懲らしめを受けてくださったので、わたしたちには、平和が与えられました。
「主の僕」が傷を受けてくださったので、わたしたちは、いやされました。
 
わたしたちは、道を間違い、それぞれの方角に向かっていく、羊の群れです。そのわたしたちの罪のすべてを、神さまは「主の僕」に負わせられたのです。
 
🐏それって、本当は神さまに従っていかないといけないのに、間違った方に進んでしまったイスラエルの民のことだね。
羊さんたち、そっちじゃないよ、神さまの方に向きなおってね!🐏
 
「主の僕」は、罪を負わせられ、苦しみの中にいました。
それでも、屠り場に連れて行かれる羊のように、毛を刈る者の前に物を言わない羊のように、黙って従っていかれました。
 
捕らえられて、裁きを受けて、「主の僕」は命を取られました。
多くの人が、正しい者とされるために。多くの人の過ちを担い、背いた者のために取りなしをしてくださったのは、この「主の僕」でした。
 
🐏そうか!
イザヤさんが神さまの言葉を伝えたときから500年後、十字架につかれたイエスさまのことを言ってるの!?🐏
 
預言者イザヤを通して語られた「主の僕」
わたしたちのために苦しんでくださった「主の僕」
 
イエスさまの十字架の死と復活を知った、最初の教会の人々は、この「主の僕」がイエスさまのことを指していると分ったんだ。
 
神さまから離れて、自分勝手に生きたり、人を傷つけたりしている私たちのために、「主の僕」イエスさまは、本当は何でもおできになるのに、何も言わずに、殺されるために十字架に向かわれた。
預言者イザヤを通して語られた「救い主の預言」は、イエスさまによって、実現された。
「わたしたちのため」の救いの約束に、感謝します。

イザヤ書53章は、「第二イザヤ」の預言です。

天の父なる神さま
神さまから離れて、それぞれの方に行ってしまう、わたしたちを救うため、何も悪くないイエスさまが、十字架で苦しまれた、神さまの深い深いご計画を、聖書の御言葉に聴きました。神さまの愛に感謝します。
これから始まる一週間、いつもイエスさまが一緒にいてくださることを、感謝して過ごすことが出来ますように。
この祈り、尊い主イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン

教会の庭の梅も咲き始めたと教えていただきました⛪🌸