見出し画像

週刊セブ島留学&起業日記(第38回)

この記事は2019年3月23日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・ビジネス英語は難しくない!
・正直なところ、社会人が仕事を捨てて海外留学するメリットってあるのか?
・大切なのは、自分の時間を作って、自分で正しい情報を取りにいくこと
・タイ留学での学校の選び方
・【悲報】泥棒に入られました
・【書籍紹介】『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』
・メンタスヘルスにはウォーキングが有効


最初に告知です。

セブで初めての「タイ英語留学」説明会を開催します。


・日時:3月30日(土)11:00~
・場所:マクタン島 Ace Penzionneの2階 205号室
・参加費:無料


具体的な予定がなくても「なんとなく興味がある」程度でも大丈夫です。ご遠慮なく参加して下さって結構です。

下記のような方、お待ちしております。


・セブ留学には満足しているが次のステップに進みたい
・ネイティブから英語を学びたい
・アジア以外の外国人と一緒に英語を学びたい
 (タイでは半数以上が欧州からの留学生です)
・セブの次は、カナダかオーストラリアで迷っているが決められない
・アジアが好き!
・タイが好き!!


*セブ英語倶楽部への勧誘は一切しませんのでご安心下さい。
*参加申し込みは、このメールへの返信でお願いします。

さて、

先週は1週間タイに滞在していました。前半はパタヤで休暇。なるべく仕事はせずに、大半の時間を読書とビールと物想いに費やしました。僕の仕事は、学校で授業をする以外は、世界中のどこにいてもできるものなので、海外にいてもうっかり仕事をしてしまったりするのですが、今回はグッと我慢。セブにいる時よりも更にゆっくりな時間の流れの中で、じっくりインプットしマッタリ考えてきました。

やはり、中長期でモノを考えるには環境を変えるのが効果的ですね。個人的には、ビーチ沿いのバーで昼間からビールを飲んでいる時が一番想像力が働きます。参考までにパタヤで読んだ本は、先週のメルマガでも紹介した下記の本です。

『稼ぐがすべて Bリーグこそ最強のビジネスモデルである』
https://amzn.to/2TRu98L

後半はお仕事。タイ英語留学のエージェントとして提携している2校を訪問してきました。1校はバンコク、もう1校はホアヒンというバンコクから車で3時間ほどの距離にあるリゾート地。目的は学校の見極め。大切なお客様を紹介するわけですから、学校の選択、つまり私の「目利き」は責任重大なわけです。

エージェントとしては多くの学校と提携した方が、お客様への見栄えも良く、選択肢も広がるので良いように見えるのですが、簡潔に言えば、誤解を恐れずに言えば、「クズ学校と何校契約してもクズの山」です(言い過ぎ?)。ということで、今回の訪問を踏まえ、ある学校にはお客様(生徒さん)を紹介しないことに決めました。

その学校は、タイでは最王手の英語学校。日本ではかつてのNOVAのような存在?ここではW校としましょう。昨年12月にタイを訪問した際に営業メールを送ったところ、イギリス人のCEOからすぐに好意的な返信が。やはり、ビジネスの基本はクイック・レスポンスですよね。

このクイックさに、私は俄然前向きになったわけです。しかも相手は親日の(後で分かったことですが)イギリス人。私も以前イギリスに住んだことがありて超イギリスLOVEなので、話はトントン拍子で進んだのです。程なくして契約。しかし、今年1月末にウェブサイトのオープンの連絡を入れたところ、「実はこの会社を離れることになったので、引き継ぎ者を紹介します」という残念な通知。そして、この引き継ぎ者と会うべく先週バンコクを訪れたのです。

引き継ぎ者は、タイ人の営業部門の責任者の女性。しかし、営業感覚ゼロ(苦笑)。待ち合わせ時間には思いっきり遅れて来るは、私の質問には全然答えられないは、挙句には料金に関する質問に対して「私はマーケティング担当なのでそれは分からない」という始末。自分の商品&サービスを熟知していない営業部長、最悪です。

この学校はタイ全土に20校程度展開している最王手、要は大企業病ですね。元CEOのイギリス人が自分で直接私に返信してきたのが分かるような気がしました。私はタイとタイ人が大好きなので、こんなネガティブな面は見たくなかったのでとても残念な経験となりました。逆に、ビジネス的にはこんな学校に大切なお客様を紹介しないで済んで良かった訳で、今回の訪問には大きな意味がありました。

<ビジネス英語は難しいのか?>

今回の先方タイ人の対応で私が残念に思ったもう一つの点は、相手が全然「準備していなかった」ことです。私は英語を話しますが、日本語力に比べれば全然まだまだです。ですから、英語で仕事をする場合は、日本語でする以上に資料を準備します。文章やビジュアルで自分の英語力の貧しさを補填するよう最大限に努めます。

今回も、かなり細かい点を質問したかったので(先方のカリキュラムが異常に分かりにくいため)、簡単ですが表を作って打ち合わせに臨みました。これ、当然のマナーなのです。そして、こういう小さな努力が英語力を伸ばしてくれるのです(と、私は信じています)。まあ、この準備のお陰で何とか知りたいことを全て相手から引き出すことができたのですが、失礼ながら先方タイ人の英語力の低さには参りました。

よく「ビジネス英語が難しい」というような意見を聞きますが、それは英語でビジネスをしたことがない人が言う戯事です。妄想です。日常会話の方が断然難しいのです。皆さんの周りに英語を上手に話す人がいたら、聞いてみてください。きっと、私と同じ意見だと思います。

というのも、ビジネスでは、事前に準備ができるのです。大抵、打ち合わせの内容は事前に決まっています。営業だって、誰に何を売り込むか(英語では「売り込み」のことをpitchと言います)は事前に決まっています。ですから、準備をすれば商談は成立するのです。相手からの想定問答を自分で作って、事前に回答を用意すれば良いのです。準備に手間と時間はかかりますが、ビジネス英語はこのようにして、ある程度の英語力があれば十分対応可能なのです。

私がイギリス在住時に一番苦労した英語は、「パブで飲んでいる時にフレンドリーに絡んでくるイギリス人のおっさんの英語」でした。スーパー早口、スラング連発。。これ、日常会話ですよね。


<正直なところ、社会人が仕事を捨てて海外留学するメリットってあるのか?>

「俺このままでいいの?」「私の人生この先どうなっちゃうの?」と思いながら、毎日を過ごされている方は多いと思います。はい、私も以前はそうでした。そして、人生を劇的に変える手段の一つに「留学」というものがあります。住む場所を変える、付き合う人を変える。「人生」が変わるかどうかはわかりませんが、少なくとも「目先の生活」を変えるのに、留学に圧倒的な効果があることは誰も否定できないでしょう。

ですから、お金があって時間もある人は、少しでも早くジャンジャン留学した方がいいと思います。「留学なんて逃げだ」と仰る人もいますが、受け身で生きている人は日本にいても海外にいてもきっと同じスタイルで生活すると思うので(中には変わる人もいますが)、であれば外の空気を吸ってみることにやはり何らかのプラス効果はきっとあると思うんです。

次に、「何歳までなら留学できるの?」という問いが立ちはだかります。「自分のことは自分で決めましょう」と言ってしまえばそれで終わりなのですが、これまで私が見てきた現実をお話します。

イギリスMBA時代
・ 私は当時42歳で年齢は上から2番目でした(最年長はたしか45歳)。
・ 30代の留学生は普通にいました。すっごく「普通」です。
・ 子連れ留学。小さなお子さんを育てながらの留学、結構いました。
・ トルコ人の30代の友人は、留学中に奥さんがイギリスで出産しました。

セブでの英語留学
・ 老若男女、多種多様、玉石混交(使い方違う?)です。
・これまでの最高齢は75歳。グループ授業の平均年齢が60代だったこともあります。

ということで、いまの世の中では「留学」は既に若者の専売特許ではありません。多くの方が年齢の壁(心の壁?)を打ち破って留学を果たしています。次に、留学のネガティヴ面について考えみます。

・仕事がなくなる
・収入が途絶える
・企業に属しているという安心感が失われる
・レールを外れることで将来が不安になる(こういう人はどんな状況になっても不安なんです)
・世間体が悪くなる?(基本的に留学生=失業者ですから)
・家族や友達と会えなくなる

ざっとこんなものでしょうか?これらを「ネガティブ」と捉えない人もいるかもしれませんが、きっと一般的にはこんなものでしょう。そして、異なる言い方をすればこうした「犠牲」に見合った「成果」「目に見える結果」を求めてしまうのが人間の性です。海外の大学院の卒業証書とか、TOEIC 800点のスコアとか。まあ、気持ちは分からなくもありません。「費用対効果」とか「コスパ」とか、みんなこういう言葉大好きですから。

でも、なんか違うんですよね。忙しい社会人が何らかのリスクをとって留学までして、得られたものが「再就職へのパスポート」って、本当にそれでいいのかな?って思うんです(もちろん、そういう人ばかりではありませんが)。

では、私が海外留学で得た一番のものとは何か?それは「時間」です。環境を変えることよりも、付き合う人が変わることよりも、私の生活や考え方にもっとも大きなインパクトを与えたのは、日本の多忙な生活では得られなかった「自分の時間」でした。


<大切なのは、自分の時間を作って、自分で正しい情報を取りにいくこと>

日本を離れることで得られたもの、それは「自分の時間」。

日本にいた頃の私。ブラックではないんですが、「日本で一番しんどいのではないか?」って感じの会社で働いていたので、日常生活はもう完全に仕事に侵食・占領・汚染されていたわけです。ですから、「自分で情報を取りにいく時間」なんて全然ありません(言い訳ですが)。全てが仕事優先。朝の出勤時に日経新聞を読んで、帰宅後にビール飲みながら報道ステーションを見る。正直、仕事以外の情報収集ってこれだけでした。

我ながら情けない。日経新聞に報道ステーション。この二つに洗脳されたら偏ったマスコミの奴隷の出来上がりです。「日経新聞と報道ステーションは毎日チェックしろ」という上司がいたら、その会社すぐ辞めた方がいいです。間違いなく、数年後にはそういう上司みたいな人間になってしまいますよ。

そして、まあ、あれこれ色々あって2012年の8月1日にイギリスに渡りました。それから12月上旬までの4ヶ月は、素直に愚直に真面目に勉強しました。目的はMBA取得ではなく英語学習だったので、一切日本語を使わない日が続き(自分に強いました、基本ドMなので)、久しぶりに日本人の友人と話すとすんなり日本語が出てこなくて、日本語&英語ミックスの「完全ルー大柴状態」になることもしばしばでした。

それはそれで、良い経験でした。貴重な経験でした。いま考えても、自分の英語力の頂点はあの時だったかも?と思ったりします。ところが、12月の初旬に大きな転換点が訪れます。8月1日にイギリスに渡ったことよりも、もしかしたら大きな分岐点だったかもしれません。

39.5度の高熱

実は高熱を出す数日前から家のボイラーが壊れてしまい、暖房が使えなかったのです。そして、修理会社に電話しても「すぐ行きます」と言っては来ない「行く行く詐欺」状態。ホント、イギリス人っていい加減なんです。ですから、家の中でもコートを着て、当時のモジュール/教科であるCorporate Finance/コーポレート・ファイナンスと格闘していました。

イギリスの冬って全然太陽が出ないので身も心もかなり追い込まれます。そして、ある日突然、私の体が「少しは休め」という警告を発したのです。39.5度という数字には驚きましたが、体が「熱」を欲していることは理解できたので「自然の摂理」として冷静にこの体調異変を受け入れることができました。

不思議と余裕もあって、この窮地を何となく楽しむことさえできました。まずは、一晩ぐっすり寝ました。泥のように、ベッドに吸い込まれるくらいの深い眠りに落ちました。翌朝は38度台まで体温は落ちていました。しかし、まだ動ける状態ではありません。Corporate Financeの最終日、MBA生活の中で最初で最後の欠席をしました。しかし、家にいても何もすることはありません。ふと、youtubeを開きました。何となく「英語は嫌だな」と思いました。「脳に休憩を与えよう」ということで渡英後ほとんど観ることのなかった日本語のビデオを観始めました。

メチャメチャ面白い!

そこには私が知らない世界が広がっていました。

経済・歴史・国際政治・金融・経済政策・ビジネス等について、それまでは全く知らなかった論客達が、極めてロジカルに、客観的なデータや事実に基づいて、説得力のある議論やレクチャーを繰り広げていたのです。そこには、至極全うな議論がありました。マスメディアでは語られない事実が、ありのままに語られていました。驚きました。「俺、狭い世界で生きてたな~」と痛感させられました。

ですから、その後のイギリス生活はMBAの課題はこなすものの、こうしたビデオを貪り見ることに多くの時間を費やすことになりました。これができたのも、「自分の時間」を持つことができたからに他なりません。恥ずかしながら、私は会社を辞めて、日本を離れて、初めて「日本」を知ったのです。

反論を覚悟で書きます。企業に勤めている日本人の方と話す機会があると、大きな情報格差を感じることがあります。もっと分かりやすく言うと「モノ知らないな~」って思うのです。以前の自分を見ているようです。彼らは仕事に忙殺されています。どこの会社でもできる人にどんどん仕事が集中し、できる人から「自分の時間」が奪われていきます。

先日あった友人がこんなことを言っていました、「会社以外の人と話すの久しぶりなので、新鮮で楽しかったです」。まあ、「楽しかったと」いう部分には幾分の社交辞令があるにしても、「新鮮」という部分はきっとホントなのだと思います。そりゃ、勉強してる時間が違います。自分で情報を取りに行っている時間が違います(基本ヒマなので)。

ホリエモンも言っています。圧倒的なインプットと圧倒的なアウトプットをするために圧倒的な努力をしている、と。アンチ・ホリエモンの人も多いようですが、彼の情報量って半端ないです。だから、あんなに色々アイデアを思いつくんです。もちろん、決定的な地頭の良さはあるのですが、僕はホリエモンのことを「努力の人」だと思っています。刺激が欲しい人は、是非、ホリエモンのメルマガを購読してみて下さい。彼の超人的な活動量にきっと打ちのめされることでしょう。

ハナシを元に戻します。情報って本当に重要です。「それ知ってれば違ったのに」「それ教えてくれてれば◯◯したよ」。よくあるハナシですよね。相談する人で結果は変わる、これもその通りだと思います。しかし、いまはググれば大抵のことは分かります。答えまで見つけられなくても、「誰に相談すればいいか」くらいは、グーグル先生が教えてくれます。

経済について学びたかったら、youtubeに公開されているビデオで十分勉強できます。マスコミによく登場する似非経済学者なんて軽く論破できるくらいバッチリ学べます。小さい頃から刷り込まれてきた自虐史観を一気に取り払ってくれる良質の歴史コンテンツで、ネットは溢れています。イチイチ、目を見開かされます。池上彰の番組を見る何倍も「そうだったのか?」と思わせてくれます。

人は情報をベースに進む方向を決めます。誤った情報は判断を誤らせます。そして、正しい情報は人生を正してくれます。きっと、豊かな情報は人生を豊かにしてくれます。情報って大事です。正しい情報を得ることって本当に重要です。そして、それはネットに溢れています。あとは、それを探しに行く「自分の時間」を作るだけです。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Nさんからの問い合わせ

バンコク留学について質問があります。

バンコク留学に興味があり、『タイ留学ドットコム』を拝見しました。インターナショナルハウス・バンコクとインサイト・イングリッシュ・バンコク / ホアヒンを選ぶ際、両校の特徴と対象者を教えて頂けませんか?

よろしくお願い致します。


<KGの回答>

Nさん、いつもありがとうございます。

まず、基本的に一押しなのは『インターナショナル・ハウス・バンコク』です。

http://thairyu.com/bangkok/


特徴は、

1. 講師は全員ネイティブで、英語教師資格の最高峰『CELTA』を保有
2. 国際色豊かな留学生:2018年は62カ国からの生徒が留学
3. 抜群のロケーション:Nana駅から徒歩4分、Asok駅から徒歩8分

基本コースは1日3時間(全てグループ授業)ですが、個人的には1日5コマのMix25というコースがお勧めです。このコースでは、午前中は多国籍のグループ授業を3時間受け、午後はネイティブ講師とのマンツーマンが2時間です。

インサイト・イングリッシュ・ホアヒンは、「ゴルフ留学」にお勧めです。
http://thairyu.com/huahin/


ホアヒンは、バンコクから車で3時間のところにある有名リゾート地です。タイ有数のゴルフコースが幾つかあるので、午前はゴルフ、午後は英語をタイを満喫したい方に良い学校です。

また、バンコクに比べて圧倒的に物価が安いので、長期滞在でじっくり英語を勉強したい人にも向いています。実は先週、このホアヒンの学校を訪れたのですが、ロシアや北欧からの留学生が多く、自分で現地のコンドミニアム(マンスリー・マンションのようなもの)を契約して、長期滞在するスタイルが主流だそうです。憧れますね。。

最後に、インサイト・イングリッシュ・バンコク。

こちらは、バンコク中心部にある小規模校です。少人数のグループ授業や、柔軟なアレンジを望まれる人に良いと思います。親切なイギリス人オーナーが常駐しているので、スタッフとの距離も近いアットホームな学校です。


2、フィリピン・ビジネスあるある

いきなりですが、泥棒に入られました(悲)。場所は、セブ英語倶楽部の事務所。被害は、フィリピン人講師のスマホ2台。

私の不在時に起こったことなのですが、状況を聞いてみると事態が発生したのは昼休み。講師の大半が外出しており事務所に残っていたのは1人の講師だけ。そんな折、泥棒が入ってきたそうです。その泥棒、いきなり窃盗を働くのではなく、普通に当校講師に話しかけ、世間話をしている間に不在だった2人の講師のスマホを奪っていったとのこと。世間話をしていた講師は全く気づかなかったそうです。

スマホを盗まれた講師2人は本当に気の毒ですが、被害がそれだけで良かったと思っています(まあ、たいしたものは置いていませんが)。

では、どうしてこんなことが起こったのか?理由は、「フィリピン人はノックもせずに勝手に他人の事務所に入ってくる」「そんな文化?をフィリピン人は受け入れている」ということです。

私にはこれに関連した二つの経験があります。一つ目は、セブでも有名なフリーペーパーの配達。以前は、新刊が出ると当校に配達されていたのですが、ある日、丁度私が事務所に戻ってくると、そのフリーペーパーのスタッフが事務所から出てきたのです。私は知らない人が出てきたので驚いて「何してるの?」と聞くと、「いま事務所の中にフリーペーパーを置いてきました」とのこと。しかし、事務所内は当時誰もいなかったのです。

誰もいない他人の事務所に勝手に入る。

これ、日本だけでなく、普通はどの国でも御法度だと思うのですが、皆さんどう思います?アメリカなら撃たれても文句は言えないでしょうね。この配達員の女性に対し、私はこっぴどく説教しました。2度とするな、と。当然、それ以降、そのフリーペーパーの配達は止まりましたが。。

二つ目は、当校の通学生フィリピン人。以前、週1回のペースで日本語を勉強しに来てくれていました。ある日の昼休み、食事から私が教室に戻ると、グループ授業のブースに1人の女性が座っているのです。電気もつけず。それは、13時からの授業に30分以上も早く来すぎてしまった通学生でした。

誰もいない電気も点いていない教室に無断で入るかな?

当校はホテルと同じ建物内にあるので、いくらでも待つ場所はあるのです。まあ、確かにに当校の生徒さんなので「教室に入って何が悪い?」というのは分かりますが、僕なら誰か来るのを待つかなと思うのです。当校は、独立した校舎ではないので、教室の入り口がセキュリティラインでもあるのです(勿論、建物にはガードマンもいるし、監視カメラもついています)。

これだけ窃盗等の軽犯罪が多いフィリピンなのに、フィリピン人のセキィリティ意識は非常に低いです。一つのマネジメントの盲点でもあります。良い勉強になりました。2人のスマホ代は補填してあげたので、ある意味「授業料」はかかりましたが、小さな被害でラッキーだったと思うようにしています。

いや~、色々ありますね。


3、今週のセブのレストラン

今週はこのコーナーはお休みです。


4、今週買ったもの

『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』
https://amzn.to/2JJRRA7

かなり読み応えのある本です。スティーブ・ジョブズやアインシュタインのような「天才」にまつわるエピソードを豊富に紹介し、そこからいくつかの法則を導きだしています。

具体例が多いのでどんどん読み進めます。脳の体操にも最適です。ネタバレを避けるために、下記に目次だけ紹介して終わりにします。

この本、面白いです!!

■目次
1 変化を生み出す「創造的破壊」―「最初の一歩」をどう考えるか
2 大胆に発想し、緻密に進める―キラリと光るアイデアとは
3 “無関心”を“情熱”へ変える法―まわりを巻き込むタフな説得力
4 賢者は時を待ち、愚者は先を急ぐ―チャンスを最大化するタイミング
5 「誰と組むか」が勝敗を決める―パワフルな結束をつくる人の見分け方
6 「はみ出す人」こそ時代をつくる―どこに可能性が隠されているか
7 ダメになる組織、飛躍する組織―風通しよく、進化を遂げるしくみづくり
8 どんな「荒波」も、しなやかに乗りこなせ―あらゆるものをエネルギーにする方法


5、筋トレ

先週はタイにいたのですが、タイの「筋トレ先進国ぶり」は素晴らしいですね。なんと、駅ナカに「プロテイン専門店」があるくらいです。フィリピンと違ってセブンイレブンではサラダチキンも売っています。バンコク滞在中は必ずジョギングしに訪れるルンピニーパークには、フィットネスジムがあるだけでなく、屋外にもトレーニング器具が置いてあり格安で利用できます。

『筋トレ先進国のタイ。なんとバンコクの駅ナカではプロテインが売られています。』
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1108883221830230018

話変わって、

ウォーキングがメンタル・ヘルスの向上にすごく効くそうです。特に、自然の中を歩くのが良いそうです。下記は引用。

“スタンフォード大学から最近発表された論文によると、森や木々がたくさんある場所を歩くだけでもうつ病の改善にかなり繋がるということがわかっています。”

“実際のこの実験では、様々な男女を対象にアンケートと脳のスキャンを行い全員の反芻思考をチェックしました。対象者の反芻思考のレベルをチェックした上で、90分ほど森の中を歩いてもらいました。その結果、反芻思考の回数が明らかに減りました。ただ歩いているだけにもかかわらず余計なことに悩んだりクヨクヨすることが減ったわけです。”

引用元:「頭から消えない悩みを止める意外な方法が発見された件」
https://daigoblog.jp/troublenottodisappear/

この研究結果は以前から知っていたので、私はジムへの行き来は徒歩にしています。勿論、セブ英語倶楽部の筋トレ部のジム通いも、往復ウォーキングです。但し、残念ながらセブには森林&静寂の中、安全にウォーキングができる場所がありません。強いて言えば、フィリピン軍の基地内なら、緑に覆われていて比較的安全にウォーキングができます。ということで、久しぶりにこの週末歩いて来ようかと思っています。下記の記事は、セブシティにある基地「カンポ・ラプラプ」についてです。

『セブシティの癒しスポット カンポ・ラプラプ』
http://cebuapprentice.com/?p=3270

下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。

卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh

興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資

日経平均 (年初来 8.06%)
ダウ平均 (年初来 9.32%)
フィリピン平均 (年初来 7.33%)

フィリピン株が復活の基調ですね(嬉)。

アメリカ株は昨夜は大きく下げましたが、吉報があります。このメルマガでも何度も取り上げているアメリカ中央銀行(FRB)が年内の利上げ中止を宣言しました。要は「金融緩和」路線への復活です。これって、市中にお金がまわり安くなるわけですから、経済学の常識では景気は良くなるのです。

「ことしは利上げ行わず」経済成長鈍化で 米FRB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190321/k10011855511000.html

マクロ経済的に景気が良くなるとは、「失業率が下がる」「労働参加率が上がる」「賃金が上がる」「株価が上がる」ということでしょうか。一般的には、株価ばかりが注目されがちですが、政府の成績は労働指標で評価されるべきという意見もあります。要は「誰もが仕事に付ける社会」こそ政府が達成すべき一番の仕事だという考え方です。私も同感です。この点、トランプ政権は最高ですね。安倍政権の成績もかなり良くトランプ政権の3割減くらいの評価でしょうか?

ということで昨日の株価下落は一時的なノイズと理解し株高を期待します。参考までに、アメリカが利上げをやめるということはドルへの資金流入を抑える効果があります(ドル預金での金利獲得のモチベーションが下がるので)。ということは、ドルが流出していた新興国に資金が残る傾向になるので(多分)、新興国の一つであるフィリピン株にとっても良いニュースのはずなのです(きっと)。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?