蟻鱒鳶ルと途中でやめると牡蠣小屋の可能性

蟻鱒鳶ルと途中でやめると牡蠣小屋の可能性

1人でビルを建てる男 岡啓輔さんが福岡の我が家でトークをやってくれる。
先日、天神でのトークに行って、打ち上げの後で我が家に泊まってくれて長く長く話した。
そんで今週末は我が家で直売やりながらトーク、終了後は牡蠣を焼きながら乾杯。
やりたいことが全て詰まってる。
高校を卒業して上京して18歳で岡さんに出会った。
ギャン!切腹ピストルズのヒロ君にも18歳の時に会ったし、三大師匠のもう1人、焼津で案山棒というバチバチの蕎麦屋さんをやってる星野さんにも18歳の時に出会った。23年も前の話で、いやぁ、すんげぇことが起きてるなぁと思いながら23年前なのか震災前なのか、バチバチなテンションを思い出しながら蟻鱒鳶ルのトークの録音を聴きなおす。
やっぱり素晴らしい。
岡さんの発する声の音域がアルファ波で揺らぎまくっとる。落ち着く。
そして作ることに対して超前向きでいられる。

岡さんんが話してたことでとても印象的だったのが、
作るということを作家やアーティストだけに渡しておくなと。
モノが不足して、着るものが無かった時代から、今はモノが余りまくっていて自分で作る理由も無くなってきている。しかし、先に書いたことに繋がる、

作るということを作家やアーティストだけに渡しておくなと。

作家やアーティストはモノを作るプロなんだけど、それに憧れ無くていいし、超ヘタでも良いから作る。そして出来上がることの喜びを忘れないでほしいと。もうたまらんでしょ。そのアルファ波を浴びに来てください。

作ることに答えなんてないかもしれないけれど、最近ずっとずっと作っていて、作るのがとても楽しい。
服も同じく余ってるから作る理由はないんだけど、蟻鱒鳶ルと途中でやめるだと楽勝で負けるので、どうやったら服が建築にたどり着くのか?たどり着けるのかをずっと考えていた。

建築は外から見る外観と、住んだり利用したりする中を体験できるんだけど、服は見て着ると距離が無くなる。服も見えてるまんまで着れたら良いと思う。

それと、洋服は店に並んでる時が一番素敵で買った瞬間から鮮度がドンドン無くなるのが切ない。しかし、服屋さんではその服が1番魅力的に陳列されているので、買った後も陳列されてるような感じに出来ないかと考えた。
背景の壁紙なのか、敷布なのか?それと同じ素材、同じ柄で服を作ると、服布の距離が作れる。

何処(東京やライブハウスや誰かの何かのパーティー)に何の服を着ていくかってのが、これまでのオシャレのあり方だったんだけど、SNSが普及して、自撮りやその後ろの背景に自分や顔や服が溶け込むように考えて撮影をし、その写真に対する評価が自己顕示欲をドギャンと上げていく。このことに否定的な人も多いけど、自分がいる背景込みの世界を創造するのは身体を少し超えてカメラに収まる背景込みで私と考えられるようになった事はとても面白い。
服と同じ柄の布を作ると、それを何処に溶け込ませられるか?を買った人が考えてくれるんじゃないかと思った。
カーペットのカバーとしても使えるし、壁に貼ってもいい。ソファーにかけて、ワンピース着て一体化してもいい。
箱から考えるのでは無くて、一枚の布から建築していけば、必然的に即興で踊るように建築できるのではないか?と思った。というわけで、今、途中でやめるは背景の布と一体化したワンピースをガシガシ製作中です。

超ご期待!!
布とセットのワンピースは2月24日
途中でやめる牡蠣小屋直売で販売開始します。
残ったら通販にUPしますので遠方の方はしばしお待ち下さい。

2月24日
12時オープン
13時トークスタート

スペシャルゲストトーク
蟻鱒鳶ルの岡啓輔さんがやってきてくれます!

次回も牡蠣無料の24世紀型の直売です!
楽しみにお待ち下さ〜い!

福岡市中央区鳥飼3-12-32

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