第二回　２０２１卒の就活を振り返って

CCR就活対策講座の前田です。

来春卒業の学生で、いわゆるスカウト型の採用試験で早々と内定を貰った学生がいます。コロナの状況がどのようなものか社会も私達もわかっていなかった頃の2月下旬あたりのことです。その学生も私も、第二希望の業界に内定をいただき、落ち着いて今後の就活ができると考えていました。4月になり、第一希望のエアライン業界のESを作成しエントリーも順調に進んでいました。ただ、コロナの状況は非常事態の状況になりました。「ステイホーム」「三密を避ける」「マスク着用、手洗い」が、叫ばれることとなっていきました。

エントリーシートを提出し、企業説明会はリモートとなりましたが採用活動は続くのか？と考えていた5月中旬に企業から「採用試験一時中止」の連絡がありました。学生等からは、「いつ再開されるのか？」「このまま、採用試験がなくなり第一希望のエアラインの業界を受験しないままに就活を終了するのか？」と、相談がありました。もちろん、励ましました。でも、現実を直視して今、やらなければならないことを疎かにしなようにアドバイスをしました。現実的に採用試験がある企業には積極的に受験するようにアドバイスをしました。

内定をいただいていた学生は大変、悲しがっていました。しかし、早くから就活を意識してインターシップに参加してきたことに対する自分を評価することを勧めました。第二希望ではあったが夢を持って仕事ができることや、信頼できる先輩達と出会えたことに感謝の気持ちを持って就職先に決めることとなりました。情報が溢れている今の就活で早めに活動を開始して視野を拡げインターシップ先を探したこと、受験企業を絞らず活動してきたことの結果だと拍手を持って「おめでとう」を伝えました。

この学生の友人等も「やりたいこと」「好きなこと」「興味あること」を今一度考えて就活に臨みました。その結果、続々と内定をいただくことができました。また、就活を継続中の学生がいますが、航空業界の採用試験を受験中です。卒業まで就活の支援をしていきます。今日、10月1日となり、２０２２卒の学生の講座が始まりました。大学３年生、院生の学生の皆さん、進路を決めていく為に必要な自己分析やその他の準備について私と話しませんか？

次回は、今後の就活についてお話したいと思います。