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第1章−1 ネットワークってなに?

Networkという言葉を直訳すると「網」です。
もう少し調べると「通信、放送、輸送などに関し、連絡を保って網状になっている構成」ということがわかります。

これは結構、的を射ていて、わたしもよくネットワークを道路や交差点で例えたりします。
ITでいうネットワークは、道路を通っているデータが目に見えないので、一見難しく感じますが、データを車に例えると目に見えるようでわかりやすくなります。A地点からB地点に行くには、人が車に乗り、カーナビにB地点を入力すると、経路を導き出してくれて、そのとおりに進めばB地点に着きます。降りたら到着。
もちろんA地点からB地点は1本道ではないので、もし途中の道が工事や渋滞が発生していれば迂回できるようになっています。
これと同じようなことがデータの世界でも起こっているだけなのです。
つまり、ネットワークとは、なにかとなにかをつなぐために網状に張り巡らされた道と言えます。

ネットワーク(道路)を円滑にするために以下のようなネットワークの管理機器があります。
・交差点で行先に応じて右に左に旗振りをして誘導するもの。
・検問をして、危険な自動車を止めて取り締まるもの。
・道路を長ーく伸ばすもの。
・同じ行先だけど渋滞を考慮して、AルートとBルートに振り分けてくれるもの。
・山を掘ってトンネルを作ってくれるもの。
などがあります。

これらの機器を用いて、パソコンとパソコンの間の渋滞を減らしたり、長い距離をつなげたりしています。
人間の世界でも日常的に起こっていることを、目に見えづらいネットワークの世界で再現しているだけなのです。

ここでいう道路や、カーナビを設計し、安全に自動車が運航できるようにするのがネットワークエンジニア、インフラエンジニアということになります。

そんなエンジニアの一歩目を踏み出したあなたを応援します。

引き続き、このマガジンをご覧ください。

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