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【Afternoon Craic】2024年12月8日(日)Christmas Special!


12月8日(日)のAfternoon Craicは、ちょっと趣向を変えて午後はアイルランド音楽レクチャーとセッション、夜はケーリーの二部構成です。
音楽に興味のある方、ダンスに興味のある方、どなたでもお気軽にご参加いただける内容になっています。ぜひお誘いあわせの上お越しください。
(途中参加・途中退室OKです)


開催概要

Date/Time : 2024年12月8日(日)
December, 8  Sunday, 13:30-17:00 / 18:30-21:30

 第一部:
 13:00 開場
 13:30-15:00 特別レクチャー
「録音技術の歴史とアイルランド伝統音楽の初期のレコードたち」
講師:ピーター・マグワイヤ
(フルート/ティンホイッスル/歴史研究家/コレクター)
 15:00-16:50 セッション with Peter
Venue :  国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟2階
    演劇室26

 
第二部:
 18:00 開場
 18:30-21:30 クリスマスケーリー with 南浦和ケーリーバンド
Venue :
  国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟4階
    音楽演劇室41

参加費
レクチャー:
CCÉ会員・学生:¥1,000 
一般:¥ 1,500

セッション:
一律 : ¥500

ケーリー:
CCÉ会員・学生:¥1,500
一般:¥ 2,000
※当日、現金でお支払いください。
※予約は不要です
※途中参加、途中退室可能(参加費は一律申し受けます)

第一部 前半 
特別レクチャー
「録音技術の歴史とアイルランド伝統音楽の初期のレコードたち」
 
講師:ピーター・マグワイヤ

最近、レコードやカセットテープという、ひと昔前の録音媒体がリバイバルの人気を博しているようですね。デジタルには無い丸みのある音とノイズ、そして音楽を聴くための手間暇が、音楽と向き合う時間を豊かにしてくれるからかも知れません。

そもそも、「録音」ができるようになったのは19世紀後半のことで、その発明と発展にはエミール・ベルリナーとトーマス・エジソンという2人の人物が関わっています。彼らがいなければ、もちろんアイルランド伝統音楽の録音や普及も今のような形ではなかったかも知れません。
まずはその、録音技術の発明に関するお話を少ししていただきます。

そして、19世紀後半~20世紀前半に北米に渡って活躍した、アイルランド系音楽家たちの物語を。特にマイケル・コールマンとジェームス・モリソンの2人は、トラディショナル・アイリッシュ・ミュージックの世界的なアイコンであることに疑いの余地はないでしょう。 他にも、ピーター・コンロン(メロディオン、ゴールウェイ州)、ジョン・マッケンナ(フルート、リートリム州)、パディ・スウィーニー(フィドル、スライゴ州)、パッキー・ドラン(フィドル、ロングフォード州)など、特筆すべきスターがいました。彼らはどのような曲を録音したのでしょう。
また、ニューヨークのマンハッタンに「ケルティック・ホール」というダンスホールを作ることを提唱したパトリック・フィッツパトリックはリートリム出身のパイパーだったということです。そのようにアイルランド伝統音楽において重要な役割を果たした、パイパー達のお話も聞けると思います。

アイルランドが英国からの独立を求めた苦難の時代、それを後押しするような愛国的なレコードレーベルもありました。二度と祖国に帰ることのできなかった人たちは、それらの愛国的なレコードを聴いて郷愁をかみしめていたのかも知れません。

沢山の資料や録音などと共にこれらの話を聴くことのできる貴重な機会です。随時、通訳を入れつつ進めますので、ご興味のある方はぜひ。

ピーターさんについて

Peter Maguire

ピーター・マグワイアさんはアイルランド北部、ベルファスト出身でアメリカに移住して30年。現在はボストン在住のミュージシャン/歴史研究家です。
アイルランドの伝統音楽と歴史に精通し、その豊かな伝統をSNSなども通じて発信しています。
亡き父、トミー・マグワイアのアコーディオン演奏や、
シェイマス・タンゼイ、キャシャル・マッコーネルといった偉大なフルート奏者からインスピレーションを得て、ピーターさんはアイリッシュ・フルートの名手として知られるようになりました。彼の演奏スタイルは複雑な装飾とドライブ感が持ち味です。トミー・ピープルズ、シェイマス・タンゼイ、ジェームス・キーン、メイヴ・ドネリー、キリアン・ヴァレリーらとの共演もしています。

ミュージシャンであるとともに彼は熱心なコレクターでもあり、 アイルランド文学の初版本やアイルランドの音楽コレクションの初版本、ワックス・シリンダー(円盤状になる以前の、円筒状のレコード)、78回転レコード(蓄音機用SP盤)などの音楽関連アンティークを収集しています。北米のアイルランド移民を中心に、1888年~1945年頃の伝統的なアイルランド音楽を収めた貴重なレコード、その他のアイルランド音楽のエフェメラ(ポスターや広告等の印刷物)の膨大なコレクションは博物館並みです。
彼は余暇を利用して、古い時代の素晴らしいアイルランド音楽家とその生涯の研究に没頭しており、忘れ去られた音楽の巨匠たちの埋葬場所まで発見しています。

セッションもあります!

第一部 後半 15:00-17:00 は、ピーターさんも入ってのセッションです。リラックスして楽しみましょう。
(17時にはお部屋のカギをしめるので、少し前に終了予定です)



クリスマスケーリー
with 南浦和ケーリーバンド

お久しぶりの、南浦和ケーリーバンドの登場です!!
楽しく踊って、2024年あと少しを元気に乗り切りましょう。
ラッフル(くじ)も企画中です。お楽しみに!

18:00 開場
18:30-21:30 クリスマスケーリー

<Sets> 
Labasheeda Set
Plain Set

==Break==

Cashel Set
Clare Lancers Set

==Break==

BB Jig Set
Connemara Set
*諸事情により予告なく変更になる場合があります

ケーリー:
CCÉ会員・学生:¥1,500
一般:¥ 2,000

Venue :  国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟4階
    音楽演劇室41


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