実父が亡くなって感じたこと

こんにちは、cです。
気が付けば2月……明日は節分って時間が経つのは早いですね。

先月の半ばに司法書士さんから私の実父が亡くなったと連絡がありました。

私の血縁関係は元々ややこしいもので、実父だけではなくて戸籍上の父もいるんですよね。
早い話が実母(既に鬼籍)は戸籍上の父の後妻に入ってうんちゃら的な。
『ルーツ』として普段は意識していないんですよ。そこからいきなりどこからともなく降ってわいたというかいきなり斜め方向からロケットランチャーがぶっこんできて……まあそりゃ途惑いもしますわな。
司法書士さんからの手紙にあった連絡先(私の腹違いの姉妹……これまたややこしい)に電話をし、会うことになりました。

40ウン年ぶりに姉に会っていろいろ話を伺うとまあ実母の横暴さが出るわ出るわで更にショックが倍率ドン!
カーチャンマジ勘弁してと大草原が止まりませんでした。
もう本当に実母に代わってお仕置k……じゃなくて各方面に謝罪行脚せにゃならんのかと。

実父は私を手放したくはなかった。
けれど母がそれを許さずに実父との連絡手段を一方的に遮断してしまった。
あー、エキセントリックな母らしいやとすごい納得がいきました。

いつの時代も親のエゴの犠牲になるのは子供なんだな。
ルーツとして聴かされてはいたけどいざそれが眼の前に現れるとどうしようもないんだな、と。
どう足掻いても失った時間は取り戻せはしないし、それを埋める手立ては仕切り直しにもならないスタートを見切り発車でやっていくしかない……。

どんな課題だよ
巻き戻したくてもできねえってどんなんだよ
東尋坊で「バカヤロー‼」って叫んでI can flyしろってか

2週間以上経っても釈然としないんですよね。
姉が看取ってくれたとのことですが、今際の際にちゃんと「有り難う」って伝えることもできなかった。
あの世への旅立ちを見送ることすらできなかった。
遠い縁戚ならともかく自分に血を分けてくれた父親に対して何もできなかった……。

無 念 だ
って白い巨塔の財前五郎のように呟くしかできないってこれマジ空しい限りだよ

それでも遺された者は前を向いていかなきゃならない。
私よりも姉の方がしんどいのは百も承知ですが。

とにかく今は少しばかり遅い喪に服すつもりです。
じゃないと頭の中が整理できないなと思います。

お父さん、本当に有り難う。
私に命を与えてくれて本当に有り難う。

上記のことを踏まえて今度は戸籍上の父に何ができるんだろうということを模索していきたいと思います。

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