Amazonプライム・ビデオで映画『インクハート/魔法の声』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
Amazonプライム・ビデオに映画『インクハート/魔法の声』が入っていたので、観てみました。
2008年公開(日本劇場未公開)のファンタジー映画です。
以前、日本劇場未公開の『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』を観たあとからは、連続でこういった作品がオススメに上がってきている気がしてありがたいです。
どの作品も劇場未公開でも吹き替え版が用意されていたりするのですが、そういう時は吹き替え版を観たくなるので不思議です。
主人公のモーティマは、自分でもそうとは知らずに「魔法舌」を持っていました。
「魔法舌」は、声に出して朗読することで、本の中にあるものを現実に呼び出せるという特殊能力です。
ある日、その能力のせいで呼び出したものと引き換えに、妻がいなくなってしまいます。
呼び出されたのが悪党だったということもあり、剣を突き付けられ、そのまま、本は敵に奪われてしまいます。
その時読んでいた本が『インクハート』。
絶版になっていて、古書店にしかありません。
そのため、主人公は本の修理をする仕事をしながら、娘と古書店を巡る旅をしています。
娘のメギーは吹き替えだと三村ゆうなさんが演じていて、耳に残る良演技です。
朗読すると現実になるという設定も面白いですが、取り戻したい本が希少本というのも面白いです。
「置いてあるかわからない本を探す」という楽しさを思い出しました。
原作は2003年に出版されたコルネーリア・フンケさんの『魔法の声』という本です。
作品内の年代がややわかりづらいですが、携帯電話やインターネットは出てきません。
妻の行方をGPSや携帯、インターネットで探すというシーンもないため、ネットが普及する前なのだと思われます。
話の展開としてはちょっとこじんまりしているかなという点もありますが、十分楽しめます。
Amazonプライム・ビデオには、吹き替え、字幕両方ありましたので、興味がありましたらどちらかぜひ見てみてください。
ニイザト
ヤマケイ