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Amazonプライム・ビデオで映画『500ページの夢の束』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


Amazonプライム・ビデオに、2017年に公開された映画『500ページの夢の束』が入っていたので、観てみました。

邦題だけ見ると脚本家になりたい人の話という印象でしたが、観たあとの印象はちょっと違いました。

劇中に出てくる言葉やこの映画の原題『Please Stand By』は、『スター・トレック』を知っている人はニヤリと出来る仕様ですが、知らなくても楽しめます。


自閉症の主人公には親が亡く、唯一の肉親である姉は結婚して乳児がおり、一緒には暮らせません。

現在は施設で生活しており、時々癇癪は起こすものの、比較的安定して過ごすことが出来ています。

お姉ちゃんや姪と一緒に過ごしたい主人公ですが、姉は親と過ごした家も売り、妹の癇癪を恐れて断ってしまいます。

ある日、主人公の大好きな『スター・トレック』の脚本コンテストが開かれることが分かります。

突然出されたクイズにも答えられるほど『スター・トレック』が大好きな主人公は、コンテストの賞金でお金をもらって家を買い戻せば、姉夫婦と一緒に暮らせるのではと考えます。

500ページ弱に及ぶ脚本を練り上げ、あとは応募するのみというところで、今から投函しては締め切り日に間に合わないということに気づきます。

自分の面倒すら思い通りにならないこともある主人公ですが、どうしても脚本を届けたくて、始発まで待ち、こっそりと施設を出発します。

果たして、彼女は脚本を届けることが出来るのか…!?


…と、ここまで物語に集中していたのですが、2021年の10月には日本での郵便配達のルールが変わることを思い出しました。

・土曜日配達の休止(2021年10月2日(土)~)
・お届け日数の繰り下げ(2021年10月以降段階的に実施)

現在月曜に出して火曜に届いていた郵便物は、水曜以降に届くことになります。

主人公は自力で届けようと必死に行動していましたが、皆さんもそうならないように、10月以降の締め切りにはご注意ください!


主人公のウェンディを演じるのは、11歳にして「アメリカ最強の女優」に選ばれたことのある、ダコタ・ファニングさんです。

英語版『となりのトトロ』で草壁サツキを演じたり、『コララインとボタンの魔女』ではコララインを演じたりしています。

作中の登場人物たちだけでなく、観ている人に力を与える女優さんだと思います。


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ニイザト

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ヤマケイ