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Amazonプライム・ビデオで映画『フォルトゥナの瞳』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


Amazonプライム・ビデオに2019年の映画『フォルトゥナの瞳』が入っていたので、観てみました。

原作は百田尚樹先生の小説です。

人の死の運命が見えてしまう能力、「フォルトゥナの瞳」を持ってしまった青年の話です。

「フォルトゥナ」は運命の女神の名前です。

設定自体がファンタジーなのでどうなるのかなと思っていましたが、透け方がリアルというか、「そういう風に見えたら怖い」と思える透け方をしているのが良かったです。


主人公は幼いころ飛行機事故に遭い、奇跡的に助かります。

そのためか、ある日「死期が近づいている人」が透けて見えることに気づきます。

放っておくとその人は死んでしまいますが、運命を変えようと努力すると、自分の健康を代償にその人は死を免れることを知ります。

好きな人が出来たのに、その人や、周りの人たちが透けて行ってしまうことに気づいた主人公は、原因にも気づきます。

果たして、主人公は健康を代償に好きな人や大勢の人を救うのか?というところが気になって、見入ってしまいました。


人生は選択の連続で、人は1日に9000回くらい選択しているという話が出てきます。

確かに、朝起きて「起きるか二度寝するか」という選択があり、「起きて何をどの順番でこなすか」「何色の服を着るか」「学校や会社に行くか行かないか」「誰と遊ぶか」といった選択肢が無数にあります。

「自分で選んでいる」という意識なく生きてしまうと、誰かのせいにしてしまったりすることになります。

主人公はこれまで、「なんとなく」「流れ」で生きてきていました。

しかし、好きな人が出来たことで「選ぶ」ことを意識します。

主人公のような選択が自分に降りかかったとき、同じ選択が出来るだろうか…と考えながら観ました。


主人公の木山慎一郎を神木隆之介さん、ヒロインを有村架純さんが演じています。

2人ともピュアピュアに演じてくれるので観ていてほほえましいです。


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ニイザト

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ヤマケイ