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『嘘解きレトリック』を読む

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


マンガサイトの「アル」では、好きな漫画を4つ晒すとマンガAIがオススメするマンガが紹介されるという機能があります。

読んだことある作品も多いですが、読んだことない作品が紹介されてくることもあります。

『嘘解きレトリック』はそのひとつです。

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かわいかったので、読んでみました。


「ウソが聞き分けられる少女」と貧乏探偵が事件を解いていくという物語で、昭和初年の「九十九夜町」という町が舞台の作品です。

ウソが聞き分けられるとしても、それを「ウソだ」と直接的にしか伝えることが出来なかった少女は、事実を暴いてしまうために周囲から気味悪がられて孤立し、親を置いて村を出ることになります。

町で出会った貧乏探偵は、少女の能力を知ったうえで自身の観察眼と機転とハッタリも使ってうまく事を収めていきます。

探偵だけが「君の力があれば、たくさんの人の力になれる」と言ってくれたことによって、少女には希望が湧いてくるという話です。


主人公は「ウソがわかる」という能力を持っているだけに、推理や犯人当てが難しすぎるということはなく、「しかしこれをどうやって伝えるんだろう」というところにこの作品の面白さがあります。

ウソを知るまでは通常のミステリーで、知った後からは『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』のような、倒叙ミステリーを楽しめるといった感じです。

白泉社が運営している「マンガPark」で1話がまるごと読めますので、興味ある方はぜひ!


なお、オススメしてきたマンガサイトの「アル」では、『チェイサーゲーム』も検索に出て来ます。

1話はこちらから読めますので、ぜひよろしくお願いいたします!

単行本1~3巻も発売中です。


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ニイザト

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ヤマケイ