Amazonプライム・ビデオで映画『コーヒーが冷めないうちに』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
Amazonプライム・ビデオに2018年の映画『コーヒーが冷めないうちに』が入っていたので、観てみました。
もともとは川口俊和さんによる、戯曲の作品です。
映画の主題歌は、YUKIさんの『トロイメライ』です。
これがまたいい!
このMVは映画の本編のネタバレ一切ないので、安心して聴くことが出来ます。
(本来なら普段、ここに映画の予告動画などを貼っておくのですが、後述します)
物語は、過去に戻ることができると噂の喫茶店が舞台です。
都市伝説にひかれた人たちがやってきて、非常に面倒くさい条件があるものの時間をさかのぼり、様々なドラマが展開されていきます。
主人公の時田数(ときた かず)を演じているのは、有村架純さん。
この映画では最初は淡々としているけども、次第に変わっていくという演技を観ることが出来ます。
予告編などを一切見ずに観た感想は「面白かった!」です。
もし、「有村架純さん、石田ゆり子さん、薬師丸ひろ子さん、吉田羊さん、松重豊さんらが出ているだけでも興味がある」という方は、そのまま何の情報も入れずに観ることをオススメします!
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…さて、肝心の予告編ですが、映画を見てから見たところ、「先に予告を見ていたら絶対に見なかったし、面白いと思わなかった可能性すらある」と思いました。
(もう観たという方、理由が気になるから観るという方はどうぞ)
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お分かりいただけたでしょうか…。
(あ、伊藤健太郎さんが理由ではないです)
予告編のラスト、最後に「4回泣けます」って出てくるんです。
別の予告編を探しても、書いてある。
この映画を観て「何度も泣いた」という人もいれば、「1回も泣けない」という方もいると思うのですが、「泣かないけど面白かった」「好きな展開だった」となるかもしれないところ、「泣くかどうか」「泣いた回数」が映画の評価に直結しかねない宣伝に…。
泣くかどうかは書かずに、観る人に委ねてほしかった…!
泣きたい人にオススメなのかというと、また微妙なところです。
主人公や登場人物に共感できなかった人は、まったく泣かないと思います。
でも面白さは泣くかどうかだけじゃないんです!
コーヒーが冷めるまでのわずかな間に行って戻ってきてもらわなければいけないけれど、人間、そんなに簡単に割り切れるものでもない。
そういった心の葛藤が面白いです。
原作とは一部展開や設定が異なるようですが、きっと舞台も、面白かったんだろうなあと思える物語でした。
まだ観てない人には、出来れば予告編を見ずに、観てみてほしいです。
行きつけのコーヒー屋に行きたくなります。
ニイザト
ヤマケイ