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ソーシャルグッドが生まれる場所をつくりたい

イノイチシャッターアートプロジェクトの広がり

 主に週末に活動しているため、平日の大半の時間が殺風景なシャッターとなっていたことから「さみしさ」や「もったいなさ」を感じるようになってきました。千葉県松戸駅前で取り組まれている民間企業によるまちづくりプロジェクト「MAD City」でプロボノライターとして携わった経験や、昨年8月に「あいちトリエンナーレ」へ行き美術館のみならず商店街やまちなかで思い思いのアート作品が展示されているのを見ていたことも手伝い、自由で多様で魅力的な絵がシャッターに描かれたら素敵だな、と考えるようになりました。
 オーナーさんのご理解、そして井の頭一丁目町会長の竹上さんのご協力をいただき今年7月に「イノイチシャッターアートプロジェクト」を立ち上げました。伸び代のある若手アーティストにお願いしたい、「ソーシャルグッド」や「持続可能性」など絵に盛り込んでほしいキーワードなど、いくつかの条件を盛り込んだ募集要項の文章を作成・公開しました。ネットだけではなく、地域のリアルなつながりも組み合わせることで合計8組の方々にご応募いただきました。最終的に5件のシャッターに対し5組のアーティストにお願いすることに。現在5件中2件が完成し、3件が制作中です。

ソーシャルグッドが生まれる場所づくり中

 シャッターアートと同時並行して、店内の片付けや掃除、残っている物のお譲りも着々と進めてきました。大物のタンスなどはジモティーが思いのほか威力を発揮しています。明らかにボロボロな物、不衛生な物はエコランドによる不用品回収へ出しています。これが結構な出費です。活動を継続させる上で、早く資金調達の仕組みを構築していく必要を強く感じています。

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 端にあった机などを廃棄。

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 大物のタンスがネックに…。

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 ガラスケースはエコ回収。

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 引き継がれるタンス!ジモティーさまさま。

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 小分けにして持っていきます。

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 ついに中央の空間が空いてきました。

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 まだまだ物がたくさん残っていますし、トイレもない、空調もない、Wi-Fiもない状態です。しかし、ここをソーシャルグッドな取組や事業、サービスや製品、作品が生まれる場所にしていくための活動はまだ始まったばかりです。皮切りにロゴマークを作ってみました。作成してくださったのはイノイチシャッターアートプロジェクトに参加中の田中沙季さんです。クールでポップで躍動感があって、とても気に入っています。早速名刺を作成しましたので、随時配付していきます。

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最優先はトイレの設置

 心地良い場所を作る上で大事なポイントはいくつもありますが、最優先はトイレかなと思っています。ですので店内の片付けや掃除をスピードアップするのに加え、残り物は遅くとも10月中にほぼ全て処分するつもりです。セカンドライフなど不用品の寄付を受け付けてくれる事業者もおり、そういったルートを主に活用しようと考えています。
 あと、10/9(金)19時〜21時に三鷹市市民協働センター(第一会議室)にてイノイチサードプレイスプロジェクトのことをお話する機会をいただきました。zoomでも見ることができます。ご興味のある方はご覧ください(無料)。会場参加の方は直接会場へお越しください。zoomで見たい方はLINE公式アカウントにその旨ご連絡ください。zoomのURLをお送りいたします。


まちの余白を活用して新しい価値をつくる活動はみなさんのサポートに支えられています。