疑い力とその効果/認知行動療法カウンセリングセンター広島店
今回は、疑い力とその効果について話します。人々は日常生活でも仕事でも様々な選択をしていますが、ルーティン化することで変化から遠ざかり、効率や成長からも遠のいてしまうことがあります。しかし、疑い力を持つことでより効率的な方法を見つけたり、自身の成長や生活の負担を減らすことができます。しかし、新しい方法に対して抵抗があったり、時間や手間がかかることを考えて変化を避けることもあります。それでも疑い力を持ち続けることが大切であり、経営者になるには疑い力が必要とされるなど、常に自分のやり方を疑い、より良い方法を見つけることが重要です。疑い力を持つことで、新たな視点が開け、自己成長や効率の向上に繋がります。詳しくは以下の通りとなりますので、是非ご覧ください。
はじめに
はい 皆さん こんにちは認知行動療法カウンセリングセンター 広島店代表の岡村ことおかゆです。
今回はですね、疑い力とその効果についてお話をしていきたいと思います。疑い力とは何だよ?みたいなお話になるかと思うので、そもそもこの疑い力が何かについてまず最初にお話をしていけたらと思うんですが、仕事をするにしてもプライベートで過ごすにしろ、人というのはいろんな選択をして 過ごしているわけですね。ルーティンのお仕事では、まずこれをして、あれをして、みたいな感じの手順が決まりきっていると思うんですよ。
効率を高めることと疑い力の関係
人というのは、油断するとすぐにですね、日々の生活がルーティン化といいますか、同じことの繰り返しをして過ごすようになると思います。お仕事も一緒ですね。同じパターンのことを繰り返すようになるわけですが、そうしているとですね、いわゆる変化というものから遠ざかってくるわけです。よく言えば安定という言葉にもつながりはしますが、何と言うんでしょうね、その安定というのは変化を妨げることもあり、それによって成長だとか、効率から遠ざかっていく場合というものがあります。例えば 誰かに仕事を振った時ですね。その時の最高効率である方法をその方にお伝えすると、その方はおそらく何の疑問も持たずにそのやり方を繰り返すと思うんですね。何年先も。ですが、1年、2年経てばもっと効率の良い方法というのは 生まれるわけなんですね。そこに気づけるか気づけないかというのがすごい大切になってきます。気づけないでいると、例えばガラケーで今仕事をしていてよくよく見てみると世の中にはスマホでより効率的なね、使いやすいものがあるんだけども、ずっとガラケーを使ってきたからという理由でひたすらガラケーを使い続けるみたいなことになってしまいかねないわけですね。天の声の奥本さんはいかがですか?お仕事をする時に絶えず疑えてますか?もっと効率が良い方法があるんじゃないかだとか、早い方法があるんじゃないか便利なツールがあるんじゃないかみたいな疑い力みたいなものは普段どうですかね?
<そうですね、今まで滞りなくできていた方法で、そのままやってましたね。>
そうなんですよね。多くの方がそうなるんですけど、私、それがすごい嫌で、もう1週間単位ぐらいで技術というのは進化していってるわけなんですよね。なので、より効率が良い方法っていうのは、きっと存在するんです。なので、自分自身をアップデートしていくっていうことが、何にしろ大切になってくるわけです。
じゃあ、アップデートするためには、どうすればいいかっていうと、世間がアップデートしているのを見て、アップデートするみたいなやり方もありますが、本当にこれが一番良い方法なの?って、絶えず疑い続けることなんですね。絶えず疑って、もっと良い方法があるんじゃないかと、日々アンテナを張っておくと、他の人よりもよほど先に、変化へのきざしになるし、効率を高めることにもつながってくるわけなんですね。効率だけが全てじゃないと思われるかもしれませんが、効率をアップするとその分、労働時間を減らすことができたりだとか、負担を減らすことができて、結果として、自分の役にも立ったりするわけですね。
会社単位でも役に立つし、自分でも役に立つみたいなことにもつながってくるので、私はね、この疑い力みたいなものっていうのは、身につけておいた方がいいなというのは、常々思っています。いかがですか?
<なるほどですね。確かに効率をアップさせて、それによって労働時間っていうのが短縮できるようになって、短くなった時間を自由に使えるっていうのは、素晴らしいことだと思います。>
そうですよね。会社によっては最悪なのは、効率良くなったらその分仕事を増やされるみたいなで、給料上がらないみたいな感じの職場もあるかと思いますが、それはね、もう、なんていうんですか、効率良くやったことを言わずに自分の時間を大切にしても、いいんじゃないかなとも思ったりしますね。こんなこと言ったら怒られちゃうかもしれないですけどね。
自分のやり方を疑うことの重要性
何でもいいですよ。受験勉強だってそうで、自分のやり方というのを信じてやってきているけど、ひょっとしたら、世の中にはもっと効率がいい方法あるかもしれないみたいな感じで、考えて調べてみると、多分、ご満足はあるんですよ。そんなふうに自分のやり方を疑うっていうのは、やっぱね、すげえ大切だなと思いますね。
でも逆に、天の声さんに聞きたいのは、なぜやらないんですか?
<そういう方法で新しい方法、これまでのやり方でうまくいっていたっていうのもあるので、下手に変えたらややこしくならないかなっていうのが一つと、新しい、今までの方法で労働時間っていうのが決まってたりするわけじゃないですか。>
確かに。
<で、新しい方法で探すっていうところの時間というか、そういうのが惜しいっていうのも、あったりしたかもしれないですね。>
変革に伴う一時的な手間の増加みたいな感じのものっていうのは確かになりますよね。
ですが、長い目で見ると、結局、その時間っていうのは、大切になってくるんですね。
疑念力を持つことの重要性と経営者としての役割
うちの会社では、そういった疑い力が妨げにならないように、効率いい方法を見つかったら、この分、早く帰れたりだとか、報酬が増えるような感じの制度にしていきたいなと考えてるんですね。そうしないと誰もそうしないからです。決まったことをやっていると安定するし、無理に何か考えなくて済むし、楽だからみたいなのがあるかもしれませんが、どうなのかなっていうのが正直思うところですね。
<ですね。あとサラリーマンの経験としては、やっぱり効率上げて、労働時間中に効率上げて、時間が余ったら、その余った時間でまた別の仕事をしなきゃいけないみたいなのがあったなというのがありましたね。>
ありますよね。逆に効率を上げることで非効率になるというか、頑張らないといけないのが増えるみたいな。それが制度的に問題があるんだよなって感じてますよね。非効率化を進めてるというかね、感じはあります。
ちなみにこの疑い力ついたら、経営者になれると思いますよ。経営者ってもっとより良いサービスはないのかなとか、この部分ってこうしたらもっと楽になるんじゃないかっていうふうな、疑い力を持っている状態とも言えるんですね。そこを解消するために、こんなサービスがあったら良いんじゃないかなみたいなことを考えて動ける人なわけです。
逆に言うと、この疑い力がないと、誰に何を届けていいか分からないので、なかなか経営というのも難しくなってくるわけですね。そんな感じでですね、疑うって聞くとネガティブな印象があるかもしれませんが、いろんなものを疑ってみる。なんだったら自分の認知すら疑ってみても良いと思うんですよ。この考えって本当に正しいのかなみたいに疑ってみると、違う視点が見えてきたりする。一番怖いのって信じてやまない状態だと思うんですよね。この方法が唯一のものであるだとか、この方法以外ないだろうみたいな感じのは、視点を閉ざしちゃったりするわけなんですよ。なので、絶えず疑って視点というのを拡大し続けるというのは、すげえいろいろと役立ちますよっていうような感じですね。
はい。感想としていかがですか?
<そうですね。疑わなきゃなっていうのは思いましたね。もう普段は疑わなきゃって思っても、やっぱりどうしても、何でしょうね。いつの間にか今のやり慣れたやり方っていうのを享受しがちなので、やり慣れたやり方を享受してたら、何でしょうね。他に何と言うか、何もよく考えなくても自動化というかね。自動化してやれるから、なんか気分的にも楽なところがあって、疑ってなかったなんていうのもあったかなというふうに思います。>
大切な感想ですね。そう。今のやり方を貫くって考えなくていいから楽なんですよね。逆に言うと、もっと効率いい方法を考えてると結構頭疲れたりするんですよね。コロコロ変えないといけないし。だから誰もやりたがらないですよ。逆に言うと誰もやりたがらないから、やっておくとレアキャラになれると言いますかね。いわゆる逸材じゃないけど、他の人たちと違う感じの視点を持てるようになってくると思いますので。
ルーティン vs 独自の視点
ルーティンでいいんだと、今の現状を繰り返す方が自分にとってはいいんだという方は、今のままでいいでしょうし、もっともっと効率を高めていきたいなとかですね、その分自分のやりたいことに時間を使いたいなみたいな方は、ぜひ疑い力みたいなものを常に日頃から意識しておくといいと思うんですね。これどんなものでもいいですよ。カーテンが自動で動くようにならないかなとか、何でもいいんですけれども、そうやっていろいろと疑う力というのをつけておいてみていただけたらと思います。そんなところで今回は終わりたいと思います。ありがとうございました。
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