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Children of Dune

 デューン・シリーズの三冊目。「デューン砂丘の子供たち」1976年の作品。Kindle版の六冊セットをうっかり買ってしまい、もったいないので三冊目までは読むことにしました。やっと終わったという感じです。

 物語は、ポールとチャニの子、双子のレトとガニマが10歳ほどになった年の数ヶ月間の出来事が描かれます。ポールの失踪の後ずっと、銀河帝国は妹のアリアが治めています。ベネ・ゲセリットの数世代に渡る記憶を受け継ぐアリアといえども、巨大な帝国を運営するのはしんどくてノイローゼ気味。ついには別人格に憑依されてしまいます。ダンカンも愛想をつかします。

 一方、レトは砂漠で試練を経て、無敵のスーパーマン状態になりました。そして、アリアと対決して勝って、銀河帝国皇帝の座につきました。めでたし、めでたし。

 これまでに「Doomsday Book(ドゥームズデイ・ブック)」「Do Androids Dream of Electric Sheep?(アンドロイドは電気羊の夢を見るか? )」「The Door into Summer(夏への扉)」などを経て、ここでデューン三部作を読み終わり、ボクの「SFの名作と言われるものはつまらない説」を確かなものとしました。単に好みに合わないだけでしょうか。もうしばらくSFはいいかな。「アルジャーノンに花束を」という作品に興味はあるのですが…

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