李翠花(リー・ツイファ)
「漫画家本 吉田秋生本」 感想

「漫画家本 吉田秋生本」 感想

李翠花(リー・ツイファ)

吉田先生の作品で、私が、読んだことがある作品は、「BANANAFISH」「夜叉」「イヴの眠り」「海街diary」「ラヴァーズ・キス」です。

「吉田秋生本」で、吉田先生が、よく〝たまたま〟という言葉を使っていたので、それについて私の話をします。

私は、人に勧められるものにはまるよりも、自分でお店に実際に行く、ネットで探すことが多いです。

作品(漫画、アニメ、小説、映画など)にはまるタイミングは、〝たまたま〟のほうがというより、〝たまたま〟の出会いが、私の中の視野を広く大きく深くすることが、私の経験上多いです。

私が、小学生、中学生、高校生、大学生と、いわゆる学生時代は特に、特にどんなに有名な作品で、どんなに友達が好きな作品に触れても「あー」「うーん」「わからない」「なんでこうなっているのか?」という感情が大きかったと思います。その感情が大きすぎて、読み進められない、楽しめない時期がありました。

今は、有名な作品も友達が好きな作品も少しずつ少しずつ、ゆっくりゆっくりと知っていくことから始めています。

学生の時は、私にとって猫に小判だった作品が(その作品の良さや価値がないという意味ではありません)、今、改めて見たり読んだりすると、小判が、私の好きなご飯となってむさぼり食うほど、作品に夢中になってしまうことが最近多いです。

例えば、最近だと、シェイクスピアのハムレットです。シェイクスピアは、私が小学生の頃から知っていました。ハムレットの内容は最近観た舞台で知りましたが、別の作品で、私が小学生の頃、塾で国語の教材で、「ブルータス、お前もか」というセリフが好きすぎた時期がありました。

国語が苦手な私は、その台詞と話の内容よりも視覚でみた文章が、今でも脳裏に焼き付いている状態です。この話は、たしかシェイクスピアの作品だけど、題名は覚えていないという状態で、やっと最近調べてわかりました。

ということもあり、ハムレットの方は、原作を買ったのですが、言葉が難しすぎて、頭を抱えてしまいました。そういえば、翻訳者で翻訳の仕方が変わるとふと思い出し、もう一度、同じ本屋に行って、ざっと読んで、舞台で使われた台詞があったりと、私にとって読みやすいと感じた原作があったので、買って読み終えました。

小学生の時には、シェイクスピアの作品をあまり知りませんでしたが、10年以上後になって今、舞台も観て原作も読んで……人生、何を好きになるかわからないものですね。

今は、なんとなくしかわからない事でも、1年後、5年後、10年後とわかっていくかもしれないので、わからない時間も私にとっては、頭の中で、たくさんイメージして考える大切な時間です。

この世の中、わかることよりもわからないことが圧倒的に多いです。だから、わからなくてもなんとなくわかる状態でもいいかって思えるようになったので、少し気持ちが軽くなりました。

ありがとうございました。



この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
Have a nice day!
李翠花(リー・ツイファ)
主に感想文 名前変えました。前は、〝り〟でした。 ※盛大な作品のネタバレがありますので、ご注意下さい。私の過去の事も書かれています。内容によっては、辛くなるかもしれません。予めご了承ください。