見出し画像

海外のテレビアニメって観る?

昔は専ら映画などは字幕派の人間でしたが、最近サブスクで小さい画面で観るからか、はたまた年齢的な問題で疲れるからかわかりませんが、吹き替えで観るのがかなり増えました。

こんにちは、"国民的友達止まり"チャンハジメです。

皆さんは海外アニメって観ますか?

ほとんどの人がパッと思いつくのは、ディズニーや今だったらミニオンだとかが多いと思います。
子どもの頃ケーブルテレビで、ディズニーチャンネルやカートゥーンネットワーク観てたなぁ…って人もいるでしょう。

まぁつまり日本人にとって海外のアニメ映画はともかく、テレビアニメは馴染みが少ないのです。

ということで今回は、僕の好きな海外テレビアニメを紹介したいと思います。

(海外アニメ、海外アニメ言うとりますが、正直な所、欧米のアニメは観るんですが、中国や韓国のアニメはからっきしなので、また勉強しておきます…。)

おっはよー!アンクル・グランパ

1つ目は「おっはよー!アンクル・グランパ」です。

いきなり全然知らん!

って人がほとんどだと思います。

こちらはカートゥーンネットワークで日本では、2014年11月から2020年5月まで放映されていた作品です。(結構長い間やってたんですね。)

主人公はタイトルにもなっているアンクル・グランパ。世界中みんなのおじさんでありおじいさんであるから、アンクル・グランパ。
そのままなんですけど意味不明な名前からもわかる通り、めちゃくちゃカオスな作品です。

アンクル・グランパには共にキャンピングカーで生活する仲間がいて、ピザのピッツァ・スティーブ、力持ちの怪物ミスター・ガス、唯一実写で紅一点のトラのジャイアント・リアル・フライング・タイガー、そしてアンクル・グランパがいつも身につけているウエストポーチがいます。

アンクル・グランパは基本困っている子どもを助けるんですが、その原因がアンクル・グランパ自身という場合もあったり、会話の最中に身体のパーツを取り外したり、もう1人アンクル・グランパが増えてアンクル・グランパ同士で会話しだしたり、また突然全然関係ないミニコーナーが始まったり…。

ね?意味わからんでしょ?

大体観たあとは、「今まで何を観てたんだ?」ってなります。
日本でいうと…うーん、ボーボボに近いかも?

こんな作品だから、何も考えずにバカバカしい笑いを楽しめます。

陰謀論のオシゴト

2つ目は「陰謀論のオシゴト」です。
こちらは2021年から配信されているNetflixオリジナルアニメで、ディズニーチャンネルで人気だった「怪奇ゾーン グラビティフォールズ」のクリエイター2人による作品です。

世界中で噂される陰謀論や都市伝説は実は事実だった!
それらを情報操作する闇の政府機関「コグニート・インク」。
その機関の、対人スキルが壊滅的な天才科学者レーガンの日常に起こる様々な世界の危機や人間関係が中心の物語です。

ジョン・F・ケネディの暗殺事件は、実はケネディがエイリアンとセックスして卵を産み付けられたから暗殺された。とか、薬品散布により80年代で止まってしまった町の住民にリコールされた商品をコグニート・インクが実は売りつけていた。とか、ブラックジョーク満載の大人向けアニメで、大変僕好みで毎日2話ずつ観ております。
また主人公レーガンと相棒ブレットの対比や2人協力しての活躍も注目ポイントの一つです。

実は僕もずっと気になっていて、最近やっと観始めたんですが、11月18日(2022年)よりシーズン2も配信されるので、追いついていきたいものです。

リック・アンド・モーティ

3つ目は僕が一番好きな作品、「リック・アンド・モーティ」です。

こちらはアメリカのカートゥーンネットワークの「アダルトスイム」という大人向け作品を放送する時間帯枠の作品で、日本ではNetflixで配信されています。

主人公は、アル中で倫理観0の天才科学者リックと気弱で少し頭の弱いリックの孫モーティ。
危険なパラレルワールドや宇宙への冒険へリックがモーティを連れ出し、様々なトラブルに巻き込まれたり、はたまた巻き起こしたりするSFブラックコメディです。

主人公が天才科学者なのが僕は好きな傾向にありますね。

さてこの作品は、ブラックコメディ版バック・トゥ・ザ・フューチャーと言われています。
それもそのはず、この「リック・アンド・モーティ」のクリエイターは、ここで書くのもはばかれる程のド下ネタのバック・トゥ・ザ・フューチャーのパロディを作り、それを草案にこの作品が出来た訳なのです。

しかし「リック・アンド・モーティ」は下ネタもありますが、どちらかと言うと、リックの人でなしでモラルの無い言動やモーティがリックに振り回されてトラウマを植え付けられる様子が面白いので、前項の「陰謀論のオシゴト」とも少し方向性の違うブラックジョークが楽しい部分ではあります。

またこんなめちゃくちゃな作品ではありますがみんなダイスキ伏線ものの一面もあり、随所に伏線が張り巡らされているのも人気作である理由の一つで、現在放送されているシーズン6では多くの謎が回収されているので今が一番アツイと言っても過言ではありません。

現在(2022年11月15日時点)は現地での放送、Netflixでの配信は休止されていますが、日本では11月21日からシーズン6の配信が再開されますので、ぜひご覧ください。

ミッドナイト・ゴスペル

最後に紹介するのは、こちらもNetflixオリジナルアニメ「ミッドナイト・ゴスペル」です。
日本でも人気のある「アドベンチャー・タイム」の原作者と主人公クランシー役のコメディアンが共同で制作した作品となっています。

主人公クランシーが宇宙ラジオ配信者として、シミュレータを使って様々なパラレルワールドへ趣き、その先でインタビューするというのが大筋の物語です。

この作品が画期的な点、それは

アニメ × ポッドキャスト

という点です。

ポッドキャストというのは、インターネット上で配信されている音声データなどを公開する放送の一種で、簡単に言うと"インターネットラジオ"のことを指します。

"アニメ × ポッドキャスト"というのはどういうことかと言うと、作中のキャラクターたちの会話、インタビューが実際のポッドキャストの音声を使用して作られているということです。

そして映像は、ポップでカラフルなキャラクターたちのシュールでグロテスクな発言・行動で終始進んでいくのですが、会話内容と映像の内容の関連がほぼ無く、それぞれ別の物語が同時進行しているかのようなのです。

しかし部分的に会話と映像がリンクする事もあり、ここが興味深い点の一つでもあります。

またクランシーがインタビューするキャラクターたちのいわゆる中の人が、中毒医学に詳しい医師だったり、政治活動家、心理学者や元死刑囚という人も居て、そのインタビュー内容も薬物や宗教、哲学などなかなか専門的で答えの無いような難しい問題を取り扱っています。

その上、前述したように映像では別の物語も進行しているので、情報量が毎話毎話かなり多いので観終わった後は疲れちゃう程なのですが、なぜかまたしばらくすると観たくなる作品でもあります。
このように中毒性のある作品であることから、"観る薬物"とも称されています。

僕にとっては中毒性があるという点では、"観る二郎系ラーメン"と言いたいところですがね。

さてみなさんのお眼鏡にかなう作品はありましたでしょうか?

今回はおすすめの作品というよりかはただ僕の好きな作品を紹介させていただきましたが、4つのうち半分カートゥーンネットワーク系でもう半分がNetflixオリジナルという偏りについては少し反省したいと思いますので、今からディズニー+で「フューチュラマ」観てきたいと思います。

それではここまで読んでくれて有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?