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    ジャイアン不遇の時代

    いわゆる“ガキ大将”である。 普段は粗暴で(に見えて), いざというとき頼りになる彼である。 彼は畏れをまとっている子どもたちのリーダーだ。 だからこその“大将”だ。 子ども同士の物語では, 嫌な部分だけじゃない本当の優しさにふれられるから, やっぱりリーダーなのだ。 でも,今の時代は,ただの爪弾き者になってしまう。 なぜか。 親が「あの子」扱いするからだ。 親が子どもの友だち関係に干渉して, 我が子も“ガキ大将”も成長するチャンスを潰している。 本当の優しさに

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      • GIGAスクール DAY2

        今週から一人一台端末の環境が整い,活用を始めている。 確かに言いたいことは山ほどある。 wi-fi環境は不安定だし, (すぐ接続が切れました) (このiPadは接続されていません表示のオンパレード) 教師に端末はないし, (この2日は休んでいる子の分を活用していた) (教師用は普通のノートパソコンなのに) (じゃあ何でiOS採用のschoolTactなんだ) (しかも教師は毎回有線かよ) 昨日はその有線が一切ダメだったし, (無線でいけるんだからwi-fiつなげさせて)

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        • 原動力は言動である

          つい先日,前任校の子どもたちに会う機会があった。 と言っても担任した子どもたちは全員卒業しており, 互いに「おっ」とはなるものの「誰やったっけ…?」 ちょうど一年ぶりの再会, 休校から丸一年,本当に一年ぶりで, 離任式もなく,会わずじまいで異動した私は, 忘却の彼方だったのだろう。 旧知の間柄の先生方に挨拶しては, 子どもたちの疑いの眼差し(誰やったっけ…?) を浴びる時間だった。 もちろんそこに不満があるわけではない。 子どもはいつだって今を生きる存在で, 過去の何

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          • 卒業を控えた君へ

            卒業する貴方も。 卒業する人に関わる貴方も。 独断と偏見で選んだ卒業ソングプレイリストをどうぞ。 #1「プライマル。」THE YELLOW MONKEY 卒業おめでとう ブラブラブラブラ 手を振った君がなんか大人になってしまうんだ さようならきっと好きだった #2「セピア」jackson vibe ※動画見つかりませんでした 忘れられぬ人よ アルバムの中で このまま思い出達 褪せゆくなら 胸の中の君を 連れてゆくよ さよならさ思い出達 また会える日まで 消えないで

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            『点子ちゃんとアントン』エーリヒ・ケストナー(2000)岩波書店

            『いまこの国で大人になるということ』苅谷剛彦編(2006)紀伊國屋書店 を読了する。少し古いが,著名な学者それぞれが論じる視角が面白く,読後感が心地よい。 特にジェンダーについて論じた章は,今の東京オリンピック関連の話題に相まって,自分の見識の甘さを感じた。男女の差をふれないようにしていることが既に,ジェンダーに囚われているという視点。今の私には消化不良だが,咀嚼を続け自信をもって語れるように読書を継続し,自分の読み取りを記録に残していきたい。 さて,タイトルの書籍である。

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            ごんぎつねは理不尽なお話?【国語科・4年・ごんぎつね】

            国語の教材読解の視点の流れとして, ①作家論 ②読者論 ③テクスト論 の3つがあります。 国語だから感じ方は,人それぞれだから〜 って言っているのは②の立場をとっている人になります。 かつては,作者の意図は?などと問う発問や試験問題が多数あったように思います。 (私の国語の授業イメージもそうです,作者の気持ちなんて作者しかわかんねーよ!と思っていました) 実際,このような問題に原作者が直面すると,原作者本人もわからなかったり,そんなこと思ってねーよ!ということがあった

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            『未来の学校のつくりかた』税所篤快(2020)教育開発研究所

            本書の副題は, “僕が5つの教育現場を訪ねて考えたこと”となっています。 筆者が訪れた5つの教育現場とは, ①大阪市立大空小学校 ②杉並区 ③N高 ④侍学園 ⑤大槌町 です。 公立の学校現場から教育行政, NPO法人から話題の通信制高校まで, 未来の学校という視点で全国各地の教育現場を捉え直しています。 内容はもちろん, 我々の固定観念を揺さぶる学校現場の状況を 軽やかにえがく文体にも大変好感がもてます。 著者が1989年生まれという同世代であることも大変刺激になり

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            竹田青嗣『21世紀を読み解く 竹田教授の哲学講義21講』(2011)みやび出版②「中庸 アリストテレス」

            哲学史をざっくりと見通したい。 私の今の立ち位置に,ぴったりの書籍でした。 哲学は,先人の流れや時代背景に則してその思いを汲み取ることで, より本質にたどり着けるということがよくわかる良書です。 本書は,学生と竹田教授の対話形式で進んでいくため, 初学者にとっても読みやすく感じます。 (哲学的内容は一度読んだだけでは?の語句も多々ありますが…) もう少し入門書を読み漁ってから原典にあたりたいと思います。 印象的なフレーズを抜粋します。 まず「中庸」から始めると、これは

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            竹田青嗣『21世紀を読み解く 竹田教授の哲学講義21講』(2011)みやび出版①「イデア プラトン」

            哲学史をざっくりと見通したい。 私の今の立ち位置に,ぴったりの書籍でした。 哲学は,先人の流れや時代背景に則してその思いを汲み取ることで, より本質にたどり着けるということがよくわかる良書です。 本書は,学生と竹田教授の対話形式で進んでいくため, 初学者にとっても読みやすく感じます。 (哲学的内容は一度読んだだけでは?の語句も多々ありますが…) もう少し入門書を読み漁ってから原典にあたりたいと思います。 印象的なフレーズを抜粋します。 プラトンでは、一番偉いのが「善の

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            授業研を終えて

            「授業記録を全部とる」ことの大切さを感じました。 なぜなら,「無意識を意識化」することができるからです。 これまでの私の授業記録と言えば, 自分が印象に残った場面,発問や子どもの発言でした。 しかし,それらはあくまで自分の主観でしかありません。 「全部とる」ということは, 主観を排し,客観的に物事を捉えることになります。 (すべてをメモできるわけではないので, メモ自体にも無意識の取捨選択が含まれてしまうのですが…) そうすることで,自分がこれまで無意識下であった部分を

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            教職と哲学

            今,哲学について学び直す。 その理由は主に3つある。 1つ目は,苫野一徳の論の根拠を知りたくなったこと。 2つ目は,学び続ける教師の姿勢が,ノンバーバルで子どもに影響を与えること。 3つ目は,教師の仕事観や指導観の根底には, 哲学の思索とのつながりがあるのではないかと感じたことである。 1つ目については,この休校期間中に, 『本当の道徳』(トランスビュー) 『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書) を読破した。 これまでにも, 『「学校」をつくり直す』(河出新書)

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            Hump Back (2020)「また会う日まで」

            自分の中のHump Back熱が再燃しています。 そんな中,彼女たちが新曲を出していることが判明しました。 残念ながらyoutubeでは聴けずなのですが,個人的にはダウンロードで購入する価値のある一曲です。 (早速購入してリピートしています) 趣味の一環として,少し内容にふれてみたいと思います。 「また会う日まで」 題名分析 「また会う日まで」という言葉から,しばらく会えなくなる日々が伺える。明日とか明後日とか,目に見える先ならば「また明日」「また〇〇ね」となるはずだ

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            学校再開後,早1カ月。

            今年度はこれまでと同じが通用する年度ではない。 一つは,もちろん長い休校期間に加え, 「新しい生活様式」に代表される様々な制約の入った学校生活になること。 もう一つは,自分自身が学校を異動して新しい学校文化での挑戦になること。 特に,三校目となる今回は,より俯瞰して学校を捉えられる立場になる。 理想と現実をふまえながら,1カ月間の実践での取り組みをふり返る。 まず,子どもについて。 3年生は2年間担任によりみっちり鍛えられてきた学年である。 新しく学習する教科が増え,子ど

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            ことばに頼りすぎていること

            今日の帰り道。 家の近所にある消防署でサイレンが鳴る。 ちょうど出動要請がかかったようだ。 せかせかとランニングから戻ってくる隊員たち。 消防服に身を包んで消防車に乗り込む隊員たち。 自分が渡る交差点を2台,サイレンを鳴らしながらかけていった。 そんな様子をボーッと眺めながら, ふと今週の土曜日の午後がフラッシュバックする。 …土曜日の午後。 よく晴れてはいるものの,爽やかな風がそよぐ過ごしやすい午後。 近所のスーパーに家族で買い物に来た。 妻は店内へ。 自分は息子と

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            自分のかかわる子どもたちへ

            自分のかかわる子どもたちのことを笑顔で語る人がいい。 そこには愛が溢れている。 愛おしいという訓をあててもいいのかもしれない。 愛しむという訓をあててもいいのかもしれない。 おそらく,かかわる子どもたちにもその笑顔は向けられている。 そして,その愛を子どもたちも感じている。 言葉はなくとも,身体はいとおしまれていること,いつくしまれていることを感じているはずだ。 一方, この方法論を使えば,子どもたちは話を聞く。 脅して威して嚇していけば,子どもたちは素直に話を聞く。

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            逆上がり

            逆上がりは子どもたちにとって何なのでしょうか。 逆上がりは教員にとって何なのでしょうか。 大人になってから何人ものできない人達に出会ってきましたが, 特に社会生活で困っている様子は見受けられませんでした。 でも, 何処か寂しそうだったり, 恥ずかしそうだったり, 苦々しそうだったり… 「逆上がりができないこと」に対して, ちょっとした自己嫌悪や劣等感を覚えているようでした。 一方逆上がりができる人たちは, 「逆上がりも出来へんの?!」と一方的にマウントをとりにかかりま

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