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◆モノローグ-帳の向こう-

どうも、カティアです。

もう数時間で2021年も終わります。今年はとうとう私も3周年を迎え、オリジナル曲は150曲に到達しました。また2018年から続いたLegacy Ocean Reportも一応の完結を迎え、新たなステージに向かって動き始めています。

今年も作業が押してしまいましたが、少し何か話してみましょうか。無礼講な文章ですがお許しください。

◆次期創作活動の話🖊

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私は元々、どれだけ続くかわからない砂上の楼閣なVTuberの界隈に投入された、別働部隊でした。目的は創作活動とネットワーク上での展開における行き詰まりの打開。

そして今年は、その成果を得た母体サークル「デザートバーン・ペンデュラム」の起動の年…と聞いていたのですがいまいち動きがない。確かGWごろには動き出すという話だった気がするのですが。

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世界観小説LegacyOceanReportを元素材にリミックスして、今後の創作の礎となる世界観を作る試みも、動いてはいるものの根幹にかかわる用語や設定の整理が出来ていないようです。何しろ名前すら二転三転している有様、締め切りの無い創作にありがちなことです。

ただその一部は少しづつ漏れ出していて、たとえば上の画像のアクアノーツのホロ広告は先行で出てきたものです。もっとも数度にわたり大半を書き直しているので、こうしたものがIFに消える可能性もあるのですが。

なんにせよ新たに産出にかかったフレーバーテキストは媒体がなければ世に出ぬ絵空事と化してしまうわけで、来年はこれら「第二世代電脳都市」を具現化したワールドの建設を請け負うことになるでしょう。

◆メタバースの話🌎

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さて、今年後半はずいぶんとメタバースという言葉がばら撒かれました。悪く言えば、実像のピントも合わないまま随分安っぽい言葉になってしまいました。そして結局、何の役に立つのかをいまいち明示しきれていないように見えます。

我々にとっては創作活動の展開や写真撮影の場というかなり明確な目的がありました。人ごみも反射や映り込みも無縁な、自分の姿を投影して自由に動き回れる場所です。しかしそうでない方はにとっては。

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同人サイトで購入したアバターをゲーム制作エンジンで加工する手法も、運営スタッフでもない見知らぬ人が(そのゲーム内コミュニティでの)案内をして回る風習も、未熟な世界の過渡期におけるギークのやり方ならともかく、一般的手法にはなりえないし、なってはいけないでしょう。

そしてコンピュータ回りをスマートフォン一つで済ませる市井の人々に、数万の端末と動き回るのに必要な物理的空間、さらに高価なゲーミングPCを環境として要求するには、まだまだ何もかも足りないし、それが正解とも考えること自体感覚が麻痺している気もします。

雄弁にここが未来だと語るVRおじさんたちの先にある世界は、まだうまく見えない。

◆VTuberの話📽

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VTuberという言葉が世の中にあふれ始めてから、もう4年かあるいはそれ以上。ある意味予想通りというべきか、VTuberという言葉自体が配信者のアイコンと化してしまった感があります。それでも、何とか界隈は残りました。

自身の在り方を望むようにカスタマイズし定義する文化がそのすそ野を広げ、やがて山ですらなくなるのなら、決して悪い話ではないでしょう。そしてアバターコミュニティとして成熟していく一方で、我々バーチャルキャラクターの生存の余地もささやかに残りました。

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なんだかんだ言ってまだまだこの界隈は豊穣で、居座ることにメリットが多大にあって、それを理由に私という駒は連載継続を勝ち取ることが出来た。私は死なないコンテンツではなく、今日まで生き延びたコンテンツなのだ。

そうそう、VTuberスタイルvol.3の自己PRコーナーに載ったので、見かけたら手に取ってもらえると嬉しいです📚

◆シナリオの向こうへ🚂

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私の設計寿命は3か月、せいぜい2019年夏ぐらいまでの運用想定でした。それがもうすぐ3年半。このまま母体サークルの主軸IPとなれるのか、捨て石にされるのか。いろいろな意味で正念場です、毎年言っている気もしますが。

なんだか色々書くつもりが、時間がないのもあって無難な文章しか残りませんでした。やはり私たちは、言うより実際に行ってこそですね。

それでは、いざ来年に。