「売るためのコピー」の知っておきたいテクニックとは
みなさんこんにちは!
今回はコピーライティングのお話です。
例えば、チラシやWebページ(ランディングページ)のような長めの文章を書く場合には、注意が必要です。どんな注意かというと「独りよがりな文章になっていないか」、という注意です。これは、書くことにあまり慣れていない人によく起こります。
はじめはどうしてもカッコよく、キレイな文章を書こうとしてしまいます。肌触りのいい美辞麗句を並べて書いている自分に酔いしれてしまうのです。
しかし、これは作家の仕事であり、コピーライターの仕事ではありません。
なぜならコピーライティングは、文学ではなく、「売ること」を目的としているからです。
このことを理解していない人はたくさんいます。書いたコピーにそれがあらわれています。
理解していない人が書くとどうなるかというと、「私は~こう思う」「私の商品はこうだ」ばかりになってしまう傾向があります。
多くの場合、広告やDMなどのコピーライティングは、相手の立場に立って書きます。
実は、「私は~」という一人称よりも、「あなたは~ですよね」「あなたはこうでしょう」などの二人称を使う場合がほとんどです。
一人称で使う場合には、自分のエピソードや体験などのストーリーを語り、読み手との共感を作る場合です。
もし「あなたは~」という相手視点の立場でコピーを書いたなら、自分視点で書いていたよりも圧倒的に反応がよくなるでしょう。読み手は自分のことを書いてくれていると思うと、途端に親近感や信頼感、安心感などを抱くからです。
まずはキャッチコピーでひきつける、そこから本文を読んでもらい、書き出しからさらに引き込みます。興味・関心を抱いてもらい、その後あなたの商品・サービスを紹介する、それは相手にとって良いことを必ず伝えてください。(これをベネフィットと呼びます)
多くの広告物の場合にはこの前半部分までが非常に重要になってきます。
かなりのエネルギーを注ぐ部分であると言ってもいいでしょう。もちろん価格、特典、保証などを書く部分もありますが、この前半部分に比べれば、それほどエネルギーは使いません。
はじめの部分はどう見せるか、にかかっています。読み手から見て、あなたのレターはどこにでもありふれているものに見えるのかどうか?もしどこにでもあるように見えたとしたら、すぐにゴミ箱に行くでしょう。
これはよく士業の方(社会保険労務士、行政書士さんなど)に多いのですが、普段の業務がどちらかというと堅い仕事の方ほど、キャッチコピーや全体の文章が堅くなってしまう傾向があります。
士業の先生方はおそらく普段から法律や専門書などを読んでいらっしゃるということもあって、かなりお堅くなってしまうのだと思います。
しかし、キャッチコピーは特になのですがなるべく柔らかく、軽くしないといけません。
堅くて重いと、その後読む気がしなくなるからです。ある種の軽快さが必要なのです。例えば、同じ「働き方セミナー」をやるにしても、多くの先生方がキャッチコピーで
「働き方セミナー」
だけ入れて終わりです。これでは他のセミナーと差別化になりません。
「またこの手の案内か!」と思われてしまいます。
ですから、なるべくキャッチコピーは相手の悩みやニーズに沿った文言を入れ、その上でどんな「働き方セミナー」なのかを言うべきでしょう。
これも相手の立場に立って書くということです。
今回はこの辺までにしたいと思います。コピーライティングの講義みたいになってしまいましたが、参考になったと思われた方はぜひスキを押してくださいね!
ちなみに、10月1日から、新しくサークルをつくる予定です。みなさんのお役に立てるようなサークルになると思います。それまでにぜひフォローもお願いします!
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