小さな創造物

作ることも発表するとこも、どんどん小さくなってきている。
技術もメディアもひたすら便利になってきて全ての難易度が下がるにつれ、回数を稼いで表面積を増やし、軌道修正を繰り返し最適化していくことが今の環境の強いムーブです。
この環境から生まれる創造物はどういったものでしょうか。


完成品は存在しない
常に改善の対象であり続け、周りが変わるごとに自身も対応し続ける様はある意味油絵のようです。

物よりも人
創造物自体ではなく、それ以上に作者の人間性や過程をコンテンツとして昇華することが効率的な故に強いです。思想さえも作者の人間性を語るツールという下位概念です。

クォリティが低い
まず断っておきますが、悪いことではないです。事実恐ろしいことに、旧来的な「クォリティ」は今やコンテンツの魅力と親友ではありません。


大きなアイデアを信じる職人には非常に厳しい環境ですね。ただこの小さな創造は太古からの最適成長ムーブだったような気もします。やはり量の中の偶然性が傑作を生むのでしょうか。

おわり!

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